転記作業が減らない業務は、流れのどこかが詰まっています
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コラム
転記作業が多い業務は、
それだけで一日が終わったように感じることがあります。
数字を拾う。
別の表へ入れる。
形式をそろえる。
必要な場所へ写す。
最後に間違いがないか見直す。
一つひとつは単純に見えても、
転記が多い仕事は思っている以上に疲れます。
しかも、転記作業は
「必要だからやっている」
という感覚になりやすいです。
たしかに、
必要な場所に情報をそろえること自体は大切です。
でも、毎月、毎回、
同じような転記が発生しているなら、
一度立ち止まって見た方がよいことがあります。
それは、
流れのどこかが詰まっている可能性です。
転記が多い業務というのは、
単に入力が多いのではなく、
元の情報と最終的に見たい形の間に距離があることが多いです。
元データはここにある。
見せたい表は別にある。
必要な条件も別にある。
その間を人がつないでいる。
こういう流れになっていると、
転記は減りにくくなります。
本来なら、
必要な情報が自然にまとまる形になっていれば、
人が何度も写し替える必要は減るはずです。
でも実際には、
途中の整理が弱いまま運用されていると、
結果を出すために人が動くしかなくなります。
この列を拾う。
この条件だけ抜き出す。
この表にまとめる。
このテンプレートに写す。
こうした作業が続いていると、
業務の本質よりも、
情報を運ぶ作業に時間を使うことになります。
これはかなりもったいないです。
しかも、転記作業が多い業務は、
確認も増えます。
写し間違いはないか。
漏れはないか。
最新の数字か。
条件の取り違いはないか。
つまり、
転記が多いということは、
その後ろに確認の負担も増えていることが多いです。
だからこそ、
転記作業を減らしたいときは、
作業者の速さを上げることよりも、
なぜその転記が必要になっているのかを見ることが大切です。
どこからどこへ動かしているのか。
なぜそこを毎回写しているのか。
元のデータの持ち方に無理はないか。
途中の整理が足りていないのではないか。
そこが見えてくると、
ただ写すための作業は減らせることがあります。
転記作業が減らない業務は、
人が足りないのではなく、
流れのどこかが詰まっているだけかもしれません。
その詰まりが分かるだけでも、
業務はかなり軽くなることがあります。
毎回同じように転記している業務は、
どこかで情報の流れが止まっていることがあります。
「この転記、本当に必要なのか整理したい」
「どこが詰まっているのか見てほしい」という場合は、
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