「昨日と言っていることが違う」自分を許す。「移ろい」は、誠実に生きている証拠だから。

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コラム
「あの時はこう言ったのに、
今は違うことを思っている」
「自分には一貫性がないんじゃないか」
「これって、ただの『ご都合主義』
なんじゃないか?」
そんなふうに、
自分の「移ろい」やすさに戸惑い、
自分を責めてしまうことはありませんか?

実は私自身、
最近そんな経験をしました。
大切な友人には
「モヤモヤを言語化することって大事だよ!」
と熱く語ったばかりなのに、
このブログでは
「疲れた時は言語化なんてしなくていい。
休もう」と書こうとしている。

一見すると、完全に矛盾していますよね。
「どっちが本当のあなたなの?」
と聞かれたら、
答えに詰まってしまいそうです。
でも、ふと気づいたんです。
この「矛盾」こそが、
私たちが機械ではなく、
生身の人間である証なのだと。

■ 眠っている間、痛みはどこへ行く?
例えば、身体の痛み。
あんなに痛くて眠れなかったのに、
深い眠りに落ちている間だけは、
嘘のように痛みを忘れている
ことがあります。
そして目が覚めると、
また痛みが戻ってくる。
「寝ている間だけ痛くないなんて、
都合がいい体だな」
なんて思う人はいないはずです。

これは身体が勝手気まぐれ
なのではなく、
「今は休息が必要だから、
痛みを感じるスイッチを切っておこう」
という、生命を守るための
柔軟な変化(防御反応)です。
心も同じではないでしょうか。

■ 「矛盾」ではなく「処方箋」の違い
「言語化」は、
心に光を当てたい時には
最高の「薬」になります。
でも、心が疲れ切って
炎症を起こしている時に
それを飲むと、
強すぎて「毒」になることもある。

友人に伝えた
「言語化しよう」も、
読者に伝えたかった
「言語化しなくていい」も、
どちらもその瞬間の相手と状況を想って出た、
偽りのない「正解」なのです。

お医者さんが、
風邪の人には
「寝ていなさい」と言い、
リハビリの人には
「動きなさい」と言うのと同じ。
言うことが変わるのは、
相手や自分の状態が変わったから。
それは不誠実なことではなく、
むしろ「今の状態」に誠実に向き合っている
からこそ出せる「処方箋」の違いです。

■ 「一貫性」よりも大切なこと
私たちは「ブレない人」や
「一貫性のある人」を
素晴らしいと思いがちです。
けれど、状況は刻一刻と変わります。
川の水が常に流れているように、
私たちの細胞も、感情も、
1秒たりとも
同じ場所には留まっていません。

「昨日の自分と言っていることが違う」
もしそう感じて怖くなったら、
こう思ってみてください。
「私は過去の言葉に縛られず、
今、
目の前の現実にチューニング(調整)
できているんだ」と。

矛盾してもいい。
朝と夜で気分が変わってもいい。
揺らぐことは、
弱いことではありません。
それは、環境に合わせて自分を守り、
変化し続けているということ。

この「柔軟性」こそが、
人間が持つ、
しなやかな強さなのです。
固定された自分を演じるのをやめて、
その時々の「移ろい」を、
ただ静かに眺めてみませんか。
今日の私は、
どんな「処方箋」を求めているでしょうか。

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