味が変わったのではなく、私が変わっていた ― 砂糖をやめて気づいた「本当の味」―
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味が変わったのではなく、私が変わっていた
― 砂糖をやめて気づいた「本当の味」―
●同じ料理なのに、なぜ毎回味が違うのか
自炊をしていると、
メイン料理はいつも似たような煮込みになります。
使う食材も、作り方も、大きくは変えていません。
それなのに、その日によって味が違う。
むしろ「昨日と同じ味だな」と感じる日の方が少なく、
「あれ?今日は違うな」と思うことの方が多いのです。
最初は不思議でしたが、
後になって「理由は料理にあるのではない」ことに気づきました。
●砂糖をやめて、味が一気に立ち上がった
砂糖をやめてから、
野菜の味がはっきり分かるようになりました。
根菜類には、もともとちゃんとした甘みがあり、
キャベツの芯も意外なほど甘い。
一方で、果物を食べたときに
「甘すぎる」と感じることも増えました。
調味料を足して“作る味”ではなく、
食材そのものの味を“感じる食事”に
いつの間にか変わっていたのです。
●味は舌で感じているのではない
これまで多くの方を見てきて、確信しています。
味覚は、舌だけの問題ではありません。
その人の
・その日の体調
・栄養状態
・内臓の疲れ
・慢性的な負担
こうした要素によって、
味の感じ方は大きく変わります。
砂糖をやめた後の変化。
化学調味料をやめた後の変化。
それらは「味覚が鋭くなった」のではなく、
感覚が“本来の状態に戻ってきただけ”なのだと思います。
●社会毒は、まず家に持ち込まない
社会毒を避けるために、
私がまずおすすめしているのは
「家庭に持ち込まないこと」です。
外食は、正直、完全には避けられません。
仕事や付き合いがあれば、なおさらです。
だからこそ、
せめて家の中だけは、
自分で選べる環境をつくる。
それだけでも、
身体は確実に変わっていきます。
●味の変化は、体からのサイン
「最近、味を感じにくい」
「何を食べても満足しない」
それは、嗜好の問題ではなく、
身体からのサインかもしれません。
毎日口にするものが変わると、
味の感じ方が変わり、
感覚が変わり、
やがて体の反応も変わっていきます。
もし今、
体調や不調に違和感があるなら、
まずは食卓から見直してみませんか?
味の変化の先に、
身体を整えるヒントが眠っています。
●さいごに
味が変わったように感じたのは、
料理や食材のせいではなく、
自分の身体や感覚が変わってきただけなのかもしれません。
「何を食べても美味しく感じない」
「甘いものをやめたいのにやめられない」
「食事に気をつけているのに体調が変わらない」
そんな方は、
知識や方法以前に、
今の身体がどういう状態なのかを一度整理する必要があります。
当院では
食事・生活・身体の状態をトータルで見ながら、
「なぜ今その感覚になっているのか」を一緒に確認していきます。