「歳だから」は、本当に正しいのでしょうか? ― 高齢者が“社会のお荷物”にされる前に考えてほしいこと ―
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「歳だから」は、本当に正しいのでしょうか?
― 高齢者が“社会のお荷物”にされる前に考えてほしいこと ―
「歳だから、動かない方がいい」
「歳だから、荷物を持たない方がいい」
「歳だから、運転はやめた方がいい」
この仕事をしていると、こうした言葉を本当によく耳にします。
まるで“歳を取ること”そのものが、
社会にとってのマイナスであるかのような空気を
私たちは当たり前に受け入れてしまってはいないでしょうか。
「老害」という言葉が平然と使われる今、
高齢者であるという理由だけで、
行動が制限され、存在価値まで下げられていく。
私は、この状況に強い違和感を覚えます。
実際に高齢者の方から、こんな声を聞くことがあります。
「子どもから運転するなと言われました」
「周りに迷惑をかけるな、と言われて…」
体の状態や本人の気持ちとは関係なく、
“年齢”という枠だけで線を引かれてしまう現実。
こんな社会で本当にいいのでしょうか?
高齢者とは、
お荷物になるだけの存在でしょうか。
ただ老いて、衰えていく存在なのでしょうか。
私にとって高齢者とは、
先祖から受け継いだ文化や知恵を、
次の世代へ繋いでいく存在です。
人は誰でも老います。
しかし、老いを必要以上に早めている要因があります。
それは、
・栄養不足を招く近代食
・さまざまな社会毒
・そして
「あなたは高齢者なんだから」
「あと何年しか生きないんだから」
という言葉による“レッテル貼り”。
慢性的な栄養不足や糖化・酸化は、
身体だけでなく、心と生命力まで奪っていきます。
そこに「もう歳だから仕方ない」という言葉が重なることで、
本来もっと元気でいられる人まで、
自ら枯れていってしまうのです。
私は高齢者の方と関わるとき、
自信を取り戻してもらうことを目的にしています。
「自分は高齢者だから」という意識を、
少しずつ手放してもらう。
そして、元気な高齢者が増えることを、
私は心から嬉しく思っています。
仕事や子育てを終えたこれからの時間を、
自分らしく生きるために使ってほしい。
高齢者は、社会のお荷物ではありません。
次の世代へ、体験と知恵を受け渡す存在です。
多くの高齢者が笑って生きている社会こそ、
次の世代へ残すべき“本当の財産”ではないでしょうか。
そのとき、
「老害」という言葉は、
きっと必要なくなっているはずです。
◆ もし
・年齢を理由に諦めさせられている
・親や家族の変化が気になっている
・「歳だから仕方ない」と言われて違和感がある
そんな思いが少しでもある方は、
一度ご相談ください。