思い出せない? じゃあ、ちょっと忘れてから思い出そう

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先回の記事では、英語チャンクを覚えて、チャンクを発することができるようになれば、英語を話し始めている、という何ともうれしいお話を考えました。

じゃあ、このとっても大切な「チャンク」をどうやって、覚えて、自動化すればいいの? 今回のテーマです。

まず、問題です。学習内容の記憶定着にもっとも効果の上がる方法は次の3つのうちどれだと思いますか?

① 再読する
② 要約する
③ テストする








そうです、正解は「③テストする」です。

「繰り返しは記憶の母」というラテン語由来の格言があります。それなら、「想起は育ての親」です!想起(retrieval)とは、記憶に一度しまった情報を「取り出す」・「呼び出す」ことです。

記憶は繰り返してとにかく「保存」するよりも「取り出し」の練習で強化されることが分かっています。単に何度も脳にインプット(入力)するよりも「思い出そうとする」アウトプットによって記憶定着が促進されるのです。

これはテスト効果とも呼ばれ、テスト形式での復習が記憶定着に効果的であることが実証されています。

話はここで終わりません。思い出すタイミングがミソです。「時間を空けて思い出す」ことが記憶の定着に効果的であることが分かっています。

人間の記憶は時間とともに急速に薄れていきます。この忘却曲線と戦うには、間隔を空けて復習することで、忘れかけたタイミングで記憶を再活性化する必要があります。どういうことか?

すぐに思い出せる内容は、脳にとって「簡単すぎる」ため、記憶の強化にあまりつながりません。一方、少し忘れかけた状態で思い出そうとする(努力的想起)と、脳に適度な負荷がかかり、記憶の痕跡がもっと強固になるというのです。

「間隔を空けて」+「想起する」のが最強の組み合わせというわけです。

間隔想起(Spaced Retrieval)練習を英語レッスンに組み込むなら、脳にやさしい英語スピーキング・レッスンになるでしょう!たくさんのチャンクたちとお友達になって、英語が話せるようになるんだ!やった~!



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