心の病と向き合うリアルレポート|第二話「自律神経失調症とパニック障害を患う」

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ご訪問ありがとうございます。

昨日から書きはじめた私が経験した心の病いとその経緯。


第一話は、原因不明の体調不良に悩まされるでした。


今日は第二話となります。


よろしくお願いいたします。

■まさか自分が自律神経失調症?


明らかに体の調子がわるい、けど原因は分からず。


当時の思いとしては、


「自分の体が自分のものではない感覚」

「自分の体なのにコントロールできないもどかしさ」

「怖い病気が潜んでいるかもしれない」


なんとかしなくてはという焦りと、この先いったいどうなるのかという不安な気持ちでいっぱいでした。


これは、病院(西洋医学)では治らないかもしれないと思うようになり、鍼灸・整体・カイロプラクテック・気功・ヒプノセラピーなど、東洋医学や民間療法で体の不調を治そうと思い施術を受けにいきました。


ですが、それらの施術でも私の体の不調は治りませんでした。


一体自分の体に何が起きているのか分らなくなり、受診の抵抗があった心療内科を自らの意思で訪れて、「自律神経失調症」と診断を受けました。

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「あぁ、そうだったのか…」


原因不明といわれることよりも、自律神経失調症と診断されたことによって「もう病院を探さなくてもいい」と安堵したのが正直なところです。


医師の説明によれば、ある不調がよくなれば違う不調が表れる。


これは自律神経失調症ならではの特徴のようでした。


職場には自律神経失調症であることを隠して仕事をしていたため、仕事に対する要求も経験に応じて求められてきました。


■パニック障害を患う

ある日の休日、一人で映画を見ようと思い車で映画館へ向かいました。

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ただ、面白そうだと思って鑑賞した映画が緊迫した内容で、途中で気分が悪くなり映画館を後にしました。

車で帰っている途中、大きな橋の手前で渋滞が発生していました。

いつもなら特に気にすることなく渋滞を乗りきれていたのですが、なぜかこの日は手足に汗をかきはじめ胸が苦しくなり、やがて呼吸が困難に….


しばらくすると、「これは心臓発作か!」と思ったくらい強烈な胸の痛みと恐怖心が襲いかかってきました。


なんとか渋滞を抜けたあと、路肩に車を止めて休憩しても状況は変わらず。
さすがにこのままでは危ないと命の危険を感じました。


偶然近くに消防署を見つけ、病院まで搬送してもらい点滴を受けたことで落ち着きを取り戻しました。


担当医によると臓器には問題ないとのことでした。


「では、一体何が原因なのか?」


翌日に通院している心療内科で診察を受けるとパニック障害だと診断されました。


そうなんです...


私は自律神経失調症とパニック障害を同時期に患ってしまったのです。


●第三話「ドクターショッピング人生」につづく


【このブログを書いた人】

いちかわ たけし 1974年生まれ 大阪府在住。
社会人になった頃から様々な症状で悩み、あらゆる治療を受けるも完治せず。
健康を探求する思いから整体の道を志し、中国三大医療の一つ推拿(すいな)を学ぶ。整形外科・整骨院・整体院で9年経験を積むなか、より治癒効果を上げる方法を研究する。 
体と心の関係に気づき、患者様の治癒効果が上がり自らの症状も完治に至る。
2013年、整体と心理学を組み合わせた独自の健康法を確立。生まれ育った堺市で開院する。
大手クチコミサイトにて3年連続地域NO1の評価を獲得し、地域の健康作りの拠点となる。現在、一人でも多くの方に体と心を整える素晴らしさを伝えて、元気で明るい社会創りを実現するために邁進中。

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