ご訪問ありがとうございます。
今日から何回かに分けて、私が経験した心の病いとその経緯について書かせていただきます。
つたない文章ではありますが、少しでも参考になればうれしく思います。
今日は第一話目となります。
さっそくご覧くださいませ。
■原因不明の体調不良に悩まされる
私は二十歳で自動車販売会社に自動車整備士として就職をしました。
狭いエンジンルームをのぞき込む修理や車の下にもぐって作業をする。
そんな無理な体勢が影響したのでしょう。
はじめて体の不調で悩んだのは首の痛みでした。
特に左の首に激しい痛みを感じ、首をもんだり健康グッズで押したりしながら毎日を過ごしていました。
やがて自分ではどうにもならなくなり整骨院やマッサージに通いました。しかしながらプロの方にお願いしても、首の痛みはよくなりません。
「もう首の筋肉を取って欲しい!」とさえ思ってしまうくらい、毎日つらかった記憶が残っています。
入社4年目をむかえると、整備士から修理の受付業務であるサービスアドバイザー職に異動となりました。
年々責任も増したことで、無意識にストレスがたまっていたのでしょう。
ある時期から毎日深夜の2時頃に目が覚めて、そこからしばらく眠れない日々が6ヶ月以上も続きとても困りました。
さらに追い打ちをかけるように、胃腸の不調・動悸・体がフワフワする・喉が詰まる・ふらつき・頭重感など、どんどん体の調子が悪くなっていきました。
それぞれの体の不調に対して適切だと思う医療機関を受診しても、
「特に異常はないですよ、安心してくださいね。」
「とりあえず薬でようすを見てみましょう」
このような説明を受けるばかりでした。
お恥ずかしい話し、「体の不調として出ているのに、なぜ原因が分からないんだよ。」
と病院に不信感を抱くようになったのです。
それでもまだ病気は病院で治してもらえるという認識が強く、「治してくれるお医者さんが必ずいるはずだ」と違う病院を探すことにしました。
当時は今のようにインターネットの環境は整っていません。
タウンページを見て隣街の病院や電車で1時間以上かけて確かなお医者さんを追い求め診察を受けにいきました。
それでも診察結果は、
・ 原因不明
・ 異常無し
・ とりあえずお薬をだしておきます
そういう説明だったのです。
●第二話「まさか自分が自律神経失調症?」につづく
【このブログを書いた人】
いちかわ たけし 1974年生まれ 大阪府在住。
社会人になった頃から様々な症状で悩み、あらゆる治療を受けるも完治せず。
健康を探求する思いから整体の道を志し、中国三大医療の一つ推拿(すいな)を学ぶ。整形外科・整骨院・整体院で9年経験を積むなか、より治癒効果を上げる方法を研究する。
体と心の関係に気づき、患者様の治癒効果が上がり自らの症状も完治に至る。
2013年、整体と心理学を組み合わせた独自の健康法を確立。生まれ育った堺市で開院する。
大手クチコミサイトにて3年連続地域NO1の評価を獲得し、地域の健康作りの拠点となる。現在、一人でも多くの方に体と心を整える素晴らしさを伝えて、元気で明るい社会創りを実現するために邁進中。