【問いの量を増やす】

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 こんにちは、効率オタクです。

 問いの量を増やし方について書いてみたいと思います。

 熟練の方が辿り着く答えというのは、ほとんどの場合、最終的には似通ったものになります。その違いは何かというと、「考えた量だけだよ」とよく言われます。深く考え続けた分だけ、本質に辿り着くということでしょうか。

 丁寧に教えてくれる方もいれば、「それは自分で考えないと」と、ある意味で突き放すような方もいます。でも、ほとんどの方が親切に教えてくれるものです。ただ、ここでひとつ大事なことがあります。いくら教えてもらっても、それがそのまま自分の経験になるわけではないということです。

 経験に変えるには、自分の中で再考することが必要になってきます。なぜそうなるのか、自分なりに考えて、読み解くことが大切なのです。つまり、問いの量をいかに増やせるかが、経験の質にも直結してくると考えています。

 問いを増やす方法はたくさんありますが、今回はその中でも見落とされがちなもの、盲点になっているものを紹介したいと思います。それが、「なぜ上手くいったのか?」という問いです。これはベクトルとしては正の方向への問いです。

 逆に「なぜ上手くいかなかったのか?」という問いは、多くの人が自然と考えます。失敗したときは振り返る機会が多いものです。ところが、成功したとき、特に思ったより簡単に上手くいったときほど、意外と深く考えないまま通り過ぎてしまうことが多いのです。

 例えば営業の方なら、売れなかったときには当然のように原因を考えると思います。でも、逆にスムーズに売れてしまった時、その「なぜ売れたのか?」を深掘りして考える人は、実は少ないのではないでしょうか。

 営業は人と人との関係なので、確かな答えが見えにくい分、定義づけが難しい側面があります。では、「モノ」の場合はどうでしょう。

 例えば設備。何もしていないのに良くなったように見える、という変化は非常に稀ですが、ゼロではありません。この時に「なぜそうなったのか?」を考えられるかどうかが分かれ道です。設備の世界では変化が非常に重要です。自分の意図したとおりに変化したのか、それとも想定外の良化が起きたのか、正の方向であれ負の方向であれ想定外の事が起きている事自体が重要なのです。

 悪化した場合は、大抵の人が原因を探ります。しかし良化したときには「良くなったからまあいいか」で終わってしまうことも多い。それはもったいないことでもあり、良化の中にも本質的な変化が隠れている可能性があるのです。

 また、「モノ」の現場では、正と負は表裏のようなものであり、本質は同じである場合も多くあります。つまり、「なぜうまくいったのか」を深掘りすることが、「なぜうまくいかなかったのか」にも通じる問いとなり、思わぬ発見に繋がることもあります。

 ただし注意が必要なのは、本質が同じに見えても、結果に対して必要条件と十分条件と異なるケースがあるという点です。ここを見誤ると判断を誤ることになりますので、きちんと整理して考えることが重要です。

 正があれば負があり、負があれば正がある。この関係性を知っておくだけでも、問いの量は一気に増やせます。問いの量が増えれば、それだけ本質を見出しやすくなり、理解が深まることにも繋がっていくのではないでしょうか。



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