こんにちは、"のえあり"でし。
今頃で申し訳ないのですが…「パリピ孔明」を見ました。(面白かったよ)
「龍狼伝」と言う漫画を読んでいた事を思い出しました。(当時、異世界転生系ってあったかな?)
これらは「三国志」の知識が多少身に付きます。
三国志オタク様には、反論など、もろもろあるかもしれませんが…(その気持ちは胸にしまってください)
正直、私は「過去は振り返らないタイプ…」
歴史は苦手であります。
史実?年号?ムリムリ。
でも、キャラとして見ると宝箱でした。
のえありセンサーが拾いました。
【あざな…あだな?名前は「亮」字名は「孔明」…なんで「孔明」?気になる…】
では、始めましょう☆
三国志とは?
「三国志」ってなに?
ざっくり言うと
超濃い性格の人たちが “信頼・裏切り・策略・理想・暴走” をくり返して、国を奪い合う壮大な人間ドラマ!
三国志のざっくり舞台:
舞台は、今から約1800年前の中国(後漢末期)
世の中は大混乱。王朝は腐り、民は疲れ、野心家たちが続々と立ち上がる
中国が「魏」「呉」「蜀(しょく)」という3つの国に分かれて争う=三国時代
登場人物たちは…
・味方にしたいほど人たらし(劉備)
・頭脳チートな天才軍師(諸葛亮)
・闘うのが好きすぎる脳筋兄貴(張飛)
・信じたら裏切る最強の裏切り王(呂布)
・つねに先読みしてる戦略サイコ(曹操)
などなど、クセ強キャラだらけ!
そして、彼らの “人間臭さ” が今の私たちにも通じるっていう、不思議な魅力が三国志の真骨頂!
話を戻しまして…
「諸葛亮孔明って、かっこいい名前〜!」
…って思ったそこのあなた。
実はそれ、フルネームじゃありません。
孔明って、"あざな(字)"なんです。
(知ってる方は、知らないフリをしてください…)
"あざな(字)"って、何?
中国の昔の人たちは、
・ 生まれたときに「名(本名)」
・ 成人すると「字(あざな)」
という感じで、2つの名前を持つ文化がありました。
特に知識人や偉い人ほど、「あざな」で呼ばれるのが礼儀。
つまり “孔明” って呼ぶのは、ちょっと敬意を込めた呼び方なんです。
現代で言うなら、
「本名:田中太郎 / 字:影の参謀者」
…みたいな感覚!
(これでなくても、全然大丈夫。例えですよ、タ・ト・エ)
誰がつけるの?どうやって決めるの?
・ 親や先生、兄など“目上の人”がつけるのが理想
・ 自分でつけることもOK(割と自由)
・ 「名」と意味をそろえるのがよくあるパターン
たとえば…
「亮(あかるい)」という名前に → 「孔明(聡くて偉い)」な字→ 賢い少年だった諸葛亮にピッタリだったわけです!
実は、性格も出てる!?三国志キャラの“字”に見る心理分析
・諸葛亮 → 字:孔明
光と知性の象徴。
「お前、見えてる未来が違う」系完璧主義
→ 優しく冷静。でも本音を見せない内省型
・張飛 → 字:翼徳
義に厚くて突っ走る。
パッション系兄貴
→ 感情爆発型だけど、忠誠心MAXの不器用さん
・曹操 → 字:孟徳
「俺が正義」。
現実主義で野心ギラギラ
→ 戦略&統率タイプ。冷静だけど内面は熱い
・劉備 → 字:玄徳
徳のかたまり。
みんなのリーダー
→ 共感と自己犠牲がすごすぎて、むしろ心配
あざな= “理想の自分” ?
・ 名:本来の自分(親が決めた)
・字:見られたい自分 or なりたい自分(理想・キャラ)
→ 今で言うSNSのハンドルネームや肩書きに近い!
→ 「どう呼ばれたいか」に、その人の内面が出ちゃう
心理学的には、これは「セルフブランディング」や「自己概念形成」にあたります。
つまり、あざなを見ると「この人、こう見られたかったんだな」ってのが見えるわけです。
自己呈示理論とあざな(アーヴィング・ゴフマン)
「人は日常的に“舞台”の上で役を演じている」
社会心理学者ゴフマンは、社会生活を“演劇”にたとえて説明しました。
→ 他人の目を意識し、「外向けの自分=プレゼン用の顔」を日々演じている
→ あざなは、まさに当時の“プレゼンネーム”だった!?
今のSNSプロフィール名や名刺の肩書きと似ているかも。
ペルソナ理論と武将たちの“仮面”(カール・ユング)
「人は社会で仮面(ペルソナ)を使い分ける生き物」
心理学者ユングは、外向きの顔(ペルソナ)と内なる本音(シャドウ)を区別して考えました。
→ 諸葛亮は「軍師」という仮面、張飛は「荒ぶる兄貴」という仮面…
→ あざなは、その“役割”を象徴する名前だったのかも。
ラベリング理論と名前の呪文(ハワード・ベッカー)
「名は体を表す」=ラベリング効果、あると思います!
社会学者ハワード・ベッカーは「ラベルを貼られると、その通りの行動をとりやすくなる」と唱えました。
→ 「孔明」と呼ばれ続けたら、そりゃ天才モードに入る
→ 「翼徳」と呼ばれたら、義を重んじる行動をとってしまう
これは“ネーミング効果”や“自己成就予言”とも言われ、心理学でも超重要テーマです。
とはいえ “名前負け” って言葉もあるよね?
ここまで、
「名は体を表す!」
「名前が人を作るんや!」
みたいな熱い話をしてきたけど…
ちょっと立ち止まってみよう。
実はその逆パターンも、心理学ではちゃんと語られているんです。
「名前に追いつけないプレッシャー」問題
たとえば──
・ 「賢」って名乗ってるけど、成績がいまいちだったら?
・ 「天才肌」と呼ばれたのに、ミス続きだったら?
これが俗にいう「名前負け」状態。
心理学ではこんな風に説明されてます。
① ゴーレム効果(負のラベリング)
期待されすぎると、プレッシャーや不安が高まりすぎて、
逆に実力を発揮できなくなる現象。
→ 「孔明」って名前を背負ってたら、ちょっとキツいよね…?
② 自己不一致(理想の自分と現実のギャップ)
人は「こうありたい自分」と「今の自分」がかけ離れていると、
ストレスや劣等感を感じやすくなります。
→ 「名乗るのがしんどい」って、実はけっこうあるある!
じゃあ、名前ってどうしたらいいの?
ポイントはコレ
「名前が“理想”だとしても、そこに“寄せていく”ことで人は育つ」
つまり、「名前に引っ張られる」こと自体は悪いことじゃない。
ただし、"無理をしすぎないこと、立派すぎるラベルは要注意"ってこと。
名が人を作ることもあるし、
名が人を苦しめることもある。
でも最終的に
「名にふさわしい自分を“演じてるうちに”人はその名になっていく」
ってことも、あるのかもしれません。
ハンドルネーム文化の起源は中国だった!
現代のSNSで「◯◯@ゆるふわ系Webデザイナー」みたいに名乗るのって、
実は中国の“あざな文化”と構造がほぼ同じ!
→ 本名でなく“どう見られたいか”で名前をつける
→ 2文字が基本(慧徳・玄徳・孟徳…)
古代中国は、すでにハンドルネーム文化の先駆者だった説。
姓名判断との違い
日本の「姓名判断」は「名前=運命」として読み解く受動的なもの。
一方
あざなは「こうありたい」を自分または目上の人が“名乗る”能動的な文化。
→ 名前の持つパワーは、「名付ける人の意志」でも変わる!
→ あざなは未来を切り開く“宣言”でもあったのかも。
まとめると、名前に込められた心理の数々
自己呈示理論(ゴフマン):人は「こう見られたい自分」を演じる
ペルソナ理論(ユング):社会の中で“仮面”を使い分ける
ラベリング理論(ベッカー):名前というラベルで行動が変わる
ネーミング効果(心理学):名前の響きが人の印象と性格に影響する
ゴーレム効果・自己不一致:立派すぎる名前は“しんどい”こともある
→ 「名は体を表す」は、まさにここ!
→ あざなは、当時の ブランディング・仮面・願望”の象徴 だったんです。
三国志キャラ診断(全9タイプ)
あなたはどのタイプ?
Q:あなたの行動傾向は?
あなたが「ピンチの場面」に直面したら、最も近い行動は?
選択肢 回答内容 対応タイプ
①:冷静に状況を分析し、最善策を立てる → 諸葛亮タイプ
②: 困ってる人がいたらすぐ助ける → 劉備タイプ
③:効率と成果を第一に、自分で判断して動く → 曹操タイプ
④:まず感情が爆発!でも行動は早い → 張飛タイプ
⑤:自分の信念を貫いて周囲に振り回されない → 関羽タイプ
⑥:天才肌でときに暴走。周り?知らん → 呂布タイプ
⑦:周囲を見てバランスを取り、静かに動く → 孫権タイプ
⑧:感情と熱意で一気に突っ走る → 馬超タイプ
⑨:その場を遠くから静かに見守るタイプです → 傍観者タイプ
三国志キャラ診断:9タイプの診断結果
① 諸葛亮タイプ:冷静完璧主義者
あなたは、冷静沈着な策士タイプ。
何事も計画的に進めたい派で、頭の中は常にシミュレーション。責任感が強く、他人の期待にも応えようとしがち。
でも…完璧主義が高じて「自分ひとりで抱え込む」「誰にも頼れない」モードに陥ることも。
脳のクセ:「見通せるがゆえに、余計な不安も拾う」
アドバイス:「完璧じゃなくていい。たまには“計算外”の力も信じてみて」
② 劉備タイプ:共感お人好し型
あなたは、人の気持ちに敏感な共感リーダー。
優しくて、気づけば誰かの相談役になってるタイプ。でも、「断れない」「頼まれたら無理しちゃう」傾向が強めで、中間管理職みたいな立ち位置になりやすい…。
脳のクセ:「他人の感情を、自分の責任のように背負ってしまう」
アドバイス:「“NO”は優しさ。自分を守るのも、大事なリーダーの資質だよ」
③ 曹操タイプ:戦略リアリスト型
あなたは、現実主義の超実力派。
感情よりも合理性・成果を重視し、「無理なものは無理」とスパッと決断できるタイプ。周囲には「冷たい」と思われがちだけど、実は内心、めちゃくちゃ寂しがりで人恋しい面も…。
脳のクセ:「本音を隠して、強い自分を演出しがち」
アドバイス:「心を見せることは、弱さじゃなくて“信頼”の始まりかも」
④ 張飛タイプ:感情フルスロットル型
あなたは、思ったら即行動!感情爆発型。
怒って笑って泣いて、感情の起伏が激しめ。でも行動力はピカイチで、周囲を巻き込んで盛り上げる才能も。…が、行きすぎると「うっかりやらかし」や「後悔早すぎ現象」が発動。
脳のクセ:「感情が先、思考は後。でもそこが魅力」
アドバイス:「感情にまかせすぎないよう、3秒だけ深呼吸を」
⑤ 関羽タイプ:信念ガチガチ型
あなたは、一本筋が通った義理と信念の人。
正義感が強くて、ブレない価値観を持っているタイプ。まわりのフワッとしたノリに付き合うのは苦手。でも、頑固すぎると「こだわりの人」から「面倒な人」扱いされがち。
脳のクセ:「正しさを貫くことが、目的化してしまう」
アドバイス:「少し肩の力を抜いて、“正しくなくてもいい”空間に飛び込んでみよう」
⑥ 呂布タイプ:カリスマ気まぐれ型
あなたは、周囲を惹きつけるカリスマ型…だけど超気分屋。
直感とセンスは抜群。でも情緒が不安定で、信用を失いやすいところも。自分でも「自分って何考えてるかわかんない…」と悩むこともありそう。
脳のクセ:「刺激を求めて、自分から混乱を生み出すことも」
アドバイス:「信頼は、自由と両立できる。ペース配分を意識してみて」
⑦ 孫権タイプ:安定志向バランサー型
あなたは “空気を読む力” に長けた、賢いバランサー。
派手さはないけど、場を整えたり、人の間をうまくつなげたりするのが得意。表に出すぎず、でも芯は強い。でも“我慢しがち”なのが悩みどころ。
脳のクセ:「周囲の期待や空気を優先し、自分の声が聞こえなくなる」
アドバイス:「“空気”より“気持ち”を読もう。自分にもね」
⑧ 馬超タイプ:情熱まかせの猪突猛進型
あなたは、エネルギーに満ちた全力直進タイプ。
やるときはやる!その姿に憧れる人も多い。ただし、感情に火がつくと止まれない傾向あり。あとから「やりすぎた…」と後悔することも。
脳のクセ:「抑えるより、まず動いちゃう。そのぶん反省は深い」
アドバイス:「“やる前に3カウント”が、失敗を減らす合言葉かも」
⑨ 傍観者タイプ:静かな観察者
あなたは、物事を一歩引いて見つめる観察者タイプ。
自分からは目立たないけど、周囲の動きをよく見ている“縁の下の知性”。関わらないことで保てるバランスもある。でも時に「置いてけぼり感」や「蚊帳の外感」に苦しむことも。
脳のクセ:「関わらない=安全。でもそれってほんとに心地いい?」
アドバイス:「たまには、輪の中に“ひと足だけ”踏み込んでみてもいいかも」
どうでしたか?
私は、⑨傍観者ですなっ。わざわざ作りました。
なんでか?それは、色々なタイプはあれど、傍観者タイプは現代を象徴しているからです。
私は、イイね…しません。フォロー…しません。
私ごときが…
いやはや、それは拙者には過ぎたる役目にて…
わたくしなんぞには、分不相応にござる…
こんな人(私)がいてもいいのでは?…やる時はやるよ?(自己弁護が過ぎる…)
これは私の精神状態ですが、無関心ではないのです。関心はあるのです。見ているのです。(ストーカーではないよ)ちゃんと「この人すごいなぁ」「かっこいい」思っているのでし。
次は「イイね」をしようと指だけは構えているのです。
大繩に飛び込めない感じで…首だけ縄のリズムとってる…あれです。
暇つぶし出来ましたでしょうか?
「三国志」と聞くと、面白いとは聞くけど…難しそう…と思う人は多いと思います。でも、深い歴史でも、楽しみ方を工夫すれば、少しは楽しめるのではないかと今回のブログを仕上げました。
笑顔が増えたら、成功です!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また次回に。