依存と未病の関係⑥ ― 「ご褒美」がやめられない理由 ―

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これまで、甘いものやカフェインがやめられない理由について書いてきたのだ。

甘いものが欲しくなるのは、単なる欲ではなく、体や心が疲れているサインでもあるのだ。

今回はそれをもう少し広げて、

「ご褒美」

という考え方について見ていくのだ。

■ ご褒美は悪いものではない

最初に言っておきたいのは、
ご褒美そのものが悪いわけではないということなのだ。

仕事を頑張ったあとに、

・甘いものを食べる
・カフェに行く
・好きなものを買う
・外食する
・旅行に行く

こうした楽しみがあることで、気持ちが軽くなることはあるのだ。

人はずっと緊張したままでは生きられないのだ。

だから、楽しみや息抜きは必要なのだ。

■ 問題は「ご褒美がないと頑張れない状態」

問題になるのは、

ご褒美がないと日常を乗り切れない状態

なのだ。

たとえば、

仕事で我慢する
疲れがたまる
甘いものや買い物で発散する
一時的に楽になる
また仕事で我慢する

この流れが続くと、
ご褒美はただの楽しみではなくなるのだ。

それはだんだん、

自分を保つための支え

になっていくのだ。

■ 「頑張ったから食べる」が習慣になる

よくあるのが、

「今日は頑張ったから甘いものを食べよう」
「疲れたからコンビニで何か買おう」
「ストレスがたまったから外食しよう」

という流れなのだ。

もちろん、たまになら問題はないのだ。

しかしこれが毎日のように続くと、
体は覚えてしまうのだ。

疲れた
甘いもの
少し楽になる

この回路ができると、
疲れるたびに甘いものが欲しくなるのだ。

これが、ご褒美に依存性がくっついた状態なのだ。

■ ご褒美は「回復」ではなく「一時停止」になりやすい

ここが大事なのだ。

甘いものを食べたり、買い物をしたり、旅行に行ったりすると、
一時的に気分は上がるのだ。

でもそれは必ずしも、
本当に回復しているわけではないのだ。

実際には、

疲れを感じにくくしている
不満を一時的に忘れている
ストレスを上書きしている

だけの場合もあるのだ。

つまり、ご褒美は回復ではなく、

一時停止ボタン

になっていることがあるのだ。

■ 本当の問題が残ったままになる

ご褒美依存の怖いところは、
本当の問題が見えにくくなることなのだ。

本当は、

・仕事で無理をしすぎている
・人間関係で消耗している
・睡眠が足りていない
・食事が乱れている
・休む時間がない

こうした問題があるのに、
ご褒美でなんとか乗り切ってしまうのだ。

すると、根本は変わらないまま、
また同じ疲れがたまっていくのだ。

■ 命縁弁証学で見ると

命縁弁証学では、
今の状態や環境を「縁」として見るのだ。

ご褒美依存は、縁の乱れを一時的な快でごまかしている状態なのだ。

流れとしてはこうなのだ。

日常の消耗
気力・体力の低下
ご褒美で一時回復
根本は変わらない
また消耗する

これは未病のループなのだ。

病気とまでは言えない。
でも、すでに状態は崩れ始めているのだ。

■ ご褒美をなくす必要はない

ここで大切なのは、
ご褒美を全部やめることではないのだ。

むしろ、楽しみは必要なのだ。

問題は、

ご褒美がないと自分を保てないこと

なのだ。

本来は、

日常がある程度整っている
余裕がある
楽しみとしてご褒美を味わう

という順番が自然なのだ。

でも状態が崩れると、

日常で消耗する
限界になる
ご褒美で無理やり戻す

という順番になるのだ。

この違いが大きいのだ。

■ ご褒美が増えてきたら見るべきこと

ご褒美が増えてきたときに見るべきなのは、
意志の弱さではないのだ。

見るべきなのは、

なぜ、そんなにご褒美が必要になっているのか

なのだ。

・疲れすぎていないか
・我慢しすぎていないか
・ちゃんと食べているか
・眠れているか
・ひとりの時間はあるか
・本当は嫌なことを続けていないか

ここを見る必要があるのだ。

■ まとめ

ご褒美は悪いものではないのだ。

でも、ご褒美がないと頑張れない状態は、
未病のサインかもしれないのだ。

甘いもの、カフェ、買い物、外食、旅行。

それらは人生を豊かにしてくれるものでもあるのだ。

ただし、疲れや不満をごまかすためだけに使っていると、
日常そのものがどんどん苦しくなっていくのだ。

大切なのは、ご褒美を我慢することではないのだ。

ご褒美に頼らなくても大丈夫な状態に整えることなのだ。

■ 次回予告

次は、現代のご褒美依存をさらに強めているものについて書くのだ。

それが、

SNS

なのだ。

SNSは、他人の楽しみや旅行や買い物を毎日のように見せてくるのだ。

次回は、

SNSはなぜ欲を刺激し続けるのか

について考えていくのだ。
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