面接で「いい人だった」で終わらせていませんか

面接で「いい人だった」で終わらせていませんか

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ビジネス・マーケティング
面接を終えて「いい人だったね」「感じが良かった」で採用を決めていませんか。これ、実はかなり危険な判断基準です。年間何百件も面接記録を見てきましたが、「印象が良かった」という理由だけで採用した方の早期離職率は、他の採用理由に比べて明らかに高い傾向があります。

なぜ「印象」だけで判断すると失敗するのか

面接官が人手不足の会社ほど、「早く決めたい」という焦りから、応募者の雰囲気の良さに引っ張られやすくなります。でも、面接の場での愛想の良さと、入社後に実際に働けるかどうかは、まったく別の話です。

面接は応募者にとって「一番がんばる30分」です。その30分だけを見て評価すると、本来確認すべき点を見落としてしまいます。

面接で本当に見るべき3つのポイント

- 具体的なエピソードを聞く:「前職で大変だったことは?」に対して、具体的な場面・自分の行動・結果まで話せるかを見る。抽象的な回答しか返ってこない場合は要注意です
- 質問内容を見る:応募者からの質問が「給与・休み」だけに偏っていないか。仕事内容や職場の雰囲気についての質問があるかで、入社意欲の本気度が見えます
- 沈黙への反応:あえて少し間を置いてみる。焦って取り繕う人か、落ち着いて考えられる人かが分かります
- 過去の継続年数と理由:転職回数より「なぜそのタイミングで辞めたのか」を具体的に聞く。理由が曖昧な場合は、貴社でも同じパターンになる可能性があります

「真面目そうだったのに3ヶ月で辞めた」というケース

これまで担当した企業で多かったのが、「面接ではハキハキしていて好印象だったのに、入社後に全く違った」というパターンです。

ある企業では、面接官が「礼儀正しくて熱意もある」と評価した応募者を採用しましたが、入社1ヶ月で「思っていた仕事と違う」と退職されたことがありました。後から面接記録を見返すと、応募者は終始「御社の雰囲気が良さそうで」としか話しておらず、仕事内容について具体的な質問を一切していませんでした。

逆に、別の企業では「愛想はそこまで良くないが、前職の業務内容を淡々と具体的に説明できた」応募者を採用したところ、入社後の定着率が高かったという事例もあります。印象の良し悪しより、話の具体性の方がよほど当てになるのです。

面接は「好きか嫌いか」を判断する場ではなく、「一緒に働けるか」を見極める場です。チェックする視点を変えるだけで、採用後のミスマッチはぐっと減らせます。

面接で何を聞けばいいか分からない、今の質問項目で合っているか不安という場合は、お気軽にメッセージください。


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