製造業の求人、「給与」より先に見られている項目をご存じですか

製造業の求人、「給与」より先に見られている項目をご存じですか

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ビジネス・マーケティング
製造業の採用担当の方から、よくこんな相談を受けます。「給与もちゃんと書いているし、他社と比べても悪くないはずなのに応募が来ない」と。求人票を見せてもらうと、たしかに給与欄はしっかり書かれています。でも、応募が来ない理由は別のところにあることがほとんどです。

なぜ製造業の求人は見落としが起きやすいのか

製造業の求人は「現場を知っている人が作る」ケースが多く、それが逆に落とし穴になります。現場では当たり前すぎて、あえて書かなくても伝わると思っている情報が、実は求職者が一番知りたい情報だったりするからです。

- 「立ち仕事かどうか」が書かれていない
- 「重いものを持つ作業があるか」が書かれていない
- 「工場内の温度・空調環境」が書かれていない
- 「未経験でもどんな研修があるか」が書かれていない
- 「夜勤・交代制の有無」が曖昧

求職者は製造業の経験がない人も多く応募してきます。だからこそ「現場でなにをするのか」が具体的にイメージできないと、そもそも応募ボタンを押す前に離脱してしまうのです。

今日から見直せる5つのポイント

1. 作業内容を時系列で書く:「朝は〇〇、午後は△△」のように一日の流れで説明する
2. 身体的な負荷を正直に書く:「重いものはありません」でも「10kg程度の運搬があります」でも、正直に書いた方が入社後のミスマッチが減ります
3. 研修期間を数字で示す:「未経験歓迎」だけでなく「2週間は先輩がマンツーマンで指導」など具体的に
4. 職場の写真を入れる:工場内の明るさ・整理整頓された様子が伝わるだけで印象が変わります
5. 繁忙期・閑散期の違いを書く:残業の有無に直結するため、求職者が一番気にする部分です

現場で実際にあった事例

これまで担当した製造業の求人票では、ある工場で「立ち仕事・重量物の運搬あり」と正直に書いたところ、一時的に応募数は減りましたが、入社後の早期離職がほぼゼロになったケースがありました。経営者の方は最初「応募が減ったらどうしよう」と不安がっていましたが、結果的に面接から入社までの歩留まりが上がり、採用コストはむしろ下がりました。

もう一つよくあるのが、職種名に「製造スタッフ」とだけ書かれているケースです。これだと具体的に何を作っているのか、求職者には伝わりません。「食品パッケージの梱包作業」「金属部品の検査・仕上げ」など、具体的な職種名にするだけで、検索から見つけてもらいやすくなった例もあります。

製造業の採用は「良く見せる」より「正確に伝える」ほうが、結果的に長く働いてくれる人に出会える近道だと感じています。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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