「時給を上げたのに応募が来ません」と言われて、一緒に見た求人票

「時給を上げたのに応募が来ません」と言われて、一緒に見た求人票

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ビジネス・マーケティング
先日、製造業の総務担当の方から「時給を50円上げたのに、応募数が全く変わらないんです」というご相談をいただきました。人件費を工面してまで条件を上げたのに反応がない、というのはかなり辛い状況だと思います。求人票を一緒に確認すると、原因は時給ではないところにありました。

なぜ「金額」より先に見られている項目があるのか

求職者は求人票を上から順番に読んでいるわけではありません。まず「自分がここで働く姿を想像できるか」を無意識にチェックしています。具体的には、

- 1日の流れがイメージできるか
- 一緒に働く人はどんな人か
- 職場の雰囲気や社風が伝わるか

この3つが曖昧なまま給与額だけ目立たせても、「条件はいいけど、実際どんな職場かわからないから応募は保留」という判断をされてしまいます。給与は最後の後押しであって、最初の入口ではないんです。

今日から見直せる4つのポイント

- 仕事内容に「1日のスケジュール例」を入れる(朝礼→検品→梱包、など時系列で)
- 一緒に働くスタッフの年齢層・人数・雰囲気を一文でいいので添える
- 「なぜこの募集をしているのか」(増員か欠員か)を書く
- 給与のすぐ下ではなく、仕事内容の後半に「応募のきっかけになりやすい情報」を配置する

給与額を消す必要はありません。ただ、給与だけで押すのではなく、その前後に「働くイメージ」を添えることが大事です。

時給アップより先に直したら応募が増えたケース

先ほどの製造業の例では、時給を上げる前の求人票には「未経験歓迎」「時給1200円」といった条件面のアピールばかりが並んでいて、実際の作業風景やチームの様子は一切書かれていませんでした。そこで1日の流れとスタッフの年齢層(20代〜50代まで幅広く在籍、といった一文)を追加しただけで、翌週から応募が入り始めました。時給を戻しても応募は途切れなかったそうです。求職者が知りたかったのは金額ではなく「自分に合う職場かどうか」だったわけです。

条件面を強くする前に、まず「働く姿が想像できるか」を見直してみてください。それだけで反応が変わることは珍しくありません。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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