「仕事内容」を3行から12行に増やしただけで、応募が2倍になった話

「仕事内容」を3行から12行に増やしただけで、応募が2倍になった話

記事
ビジネス・マーケティング
「求人、ずっと出してるのに応募が来ないんです」

そう相談された求人票を見せてもらうと、仕事内容の欄には「軽作業全般」「接客業務」といった一言だけ。文字数にして20〜30文字ほどでした。求職者からすると、これだけでは1日の流れも、必要なスキルも、どんな人と働くのかもまったく想像できません。

なぜ「仕事内容が短い」だけで応募が減るのか

求職者は求人票を見るとき、無意識に「自分がここで働く姿」を想像しています。仕事内容がざっくりしすぎていると、その想像ができず、不安の方が勝ってしまいます。

特に多いのがこのパターンです。

- 「軽作業」「一般事務」など職種名の繰り返しで終わっている
- 1日の流れが書かれておらず、忙しさや大変さが想像できない
- 未経験者が読んだときに「自分にできるか」判断できない
- 会社側は「当たり前」と思って省略しているが、外の人には伝わらない

求人票を書く側は毎日その仕事を見ているので、説明しなくても分かる気になってしまうんです。でも読む人はまったくの他人。そこにギャップがあります。

今日から変えられる仕事内容の書き方

- 1日の流れを時系列で書く(例:9時出社→朝礼→◯◯→昼休憩→◯◯)
- 「誰と」「どんな作業を」「どのくらいの頻度で」行うか具体的に書く
- 未経験者が読んでイメージできる言葉を使う(専門用語は補足を添える)
- 大変な部分も正直に書く(隠すと早期離職につながります)
- 文字数の目安は最低でも8〜10行

これだけで、求人票の情報量がぐっと変わります。

3行だった仕事内容を12行に書き直した工場の求人

これまで担当した企業で印象的だったのが、製造業の求人でした。仕事内容は「製造ラインでの軽作業」の一文のみ。応募は1ヶ月でゼロでした。

そこで一緒に、朝の準備から梱包までの流れ、扱う部品の大きさ、必要な体力の目安、休憩のタイミングまで書き出してもらい、12行程度に増やしました。専門用語には「◯◯とは〜のことです」と一言添えただけです。

結果、掲載を変えてから2週間で応募が2件、その後1ヶ月で応募数は前月の約2倍になりました。給与も職種名も変えていません。変えたのは仕事内容の詳しさだけでした。

求人票は「短くまとめる」ことが正解ではありません。求職者が働く自分を想像できるかどうかが、応募につながる分かれ目になります。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票の「仕事内容」にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す