面接の理解

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概要


このブログ、私が書く業界分析の記事以外に最も専門的な用語が多く出る記事になると考えられる。そのため、すこし難易度のある記事になるかと強く考えるが、理解さえきれば就活また、今後の転職にも役に立つと考えられるために必ず読んで欲しい。

また、このような面接の科学の理解の以前に、面接を貫く全体は「素直さ」、「善義」、「勉強(努力)」であることを念頭に置いて頂きたい。女性に少し気持ち悪い話ではあるが就活は女性を口説く過程と共有するところが多い。日頃から努力を続ける中で、本当に魅力的な相手を発見して相手(企業)へ本当の気持ちや自分のアピールをするというのが非常に似ている。また、拒まれることが当然なケースが多いが、絶望せず自分を磨いていけばよい相手にあう確率が自然と上がっていく。

ただ、理論的には新卒に対してはASKモデルをベースに評価されるので、自己分析が最も重要視される(もちろん、魅力的な自己分析には知識が欠かせないのが常に就活生を困らせる原因となるが)。

*ASKモデル:Attitude(態度)、Skill(スキル)、Knowledge(知識)を評価するモデル。新卒に対しては、ASKの順で重要視される。ちなみに、転職者はKSAの順で重要視される。
面接の構造理解
(≒構造化された面接理解)

ここから本論である。まず、現代の面接システムは基本的にGoogleがスタートした構造化された面接方式が主流となった。基本として、1次面接でネガティブチェック、2次面接でポジティブチェック、3次面接で相性確認をされる。
詳細なイメージはまず、書類選考(適正検査も含む)と1次面接で篩(ふるい)にかけられる。ここで、1/3~2/3が落とされる。2次面接になると、今度は人事が面接をするわけではなくて、現場の人が来て面接をする。基本として、2つの要素で評価される①私の部下になってもよいのか?②スキル・知識を持っているのか?ここで、魅力的だと判断された人がピックアップされて最後に役員もしくは人事部長レベルで相性確認(志望確認も含む)される。役員や人事部長が相性確認する理由は20年以上サラリーマンとして働いた分、せめて1万人以上の人を評価してきて自分の評価されて高い座を持った分、経験則としてよい人の判断ができるためだ。

余談:ちなみに、人事が面接官に面接に関する基本的な講義はしてくれるが、誰も気にしない。でも、不思議なことにサラリーマンとして培った本能が結局構造化された面接で見るべきポイントはっきり評価している場合は多い。

【用語集】
ネガティブチェック:欠陥要素があるかどうかを確認する。すなわち、採用要件合致しているかどうかを見るフェーズ。
ポジティブチェック:採用すべき要素があるかどうかを確認する。すなわち、採用要件の達成度を見るフェーズ。

1次面接の詳細


1次面接は人事の人が来て面接を行うケースが多い。そして、主に3つの要素を確認するネガティブチェック面接である。
① 最低限の志望度があるか?
② 記載の学歴・資格などに嘘はないか?
③ (曖昧だが)うちの会社に合うか(求める人材像に合うか)?

①から具体的に説明していくと、
究極的には2つの質問に答えられたら合格する。「なぜ、この業界か?」、その中で「なぜ、弊社か?」を答えなければいけない。

②に関しては、あんまり話す内容がない。「嘘をつかない」という基本的なルールを守ればよい話である。

③がすこし難しいが、意外と優れた人材でこれで引っかかる人が多い。皆さんが好きな総合商社の話をする。(以下の内容は私の独断と偏見だ。もちろん、OB訪問を10回以上した上での判断ではある。)三菱商事は「生徒会長」、三井はあんまりこだわりがない、住友商事は「冷静なビジネスマン」、伊藤忠商事は「鉄のハートを持つイェスマン(≒The体育系)」などなど求める人材の”フィーリング”が全く違う。2chによく居そうな冷静な予備ビジネスマンは伊藤忠商事とは合わない。この人が総合商社を志望するなら住友商事を選ぶべきだ。

さらに極端な話いくら東大文系だといえ、研究職を志望する学生が来たら人事として拒まざるを得ない。もちろん、MOT(技術経営)の領域があり、研究開発の職でも文系学生の活躍余地はいくらでもあるが採用に躊躇せざるを得ない(ちなみに、研究開発の仕事を生産管理総合職の仕事を似ていると考えて以前の実績から志望する学生もいるが、絶対的に間違いであることは分かって欲しい)。

2次面接の詳細


2次面接は現場担当者(高い確率であなたの上司となる人)が来て面接を行うケースが多い。そして、主に2つの要素を確認するポジティブチェック面接である。

① どれだけ欲しいスキル・知識があるか?
② 一緒に働けるか(可愛いか?コミュニケーションができるか?)?

①から具体的に説明していくと、
究極的には新卒を1年教育させて、一人で業務を任せられるか確認をしたく、質問をするのである。この件は事例を利用して説明する。外資金融のグローバルマーケット部門に応募するとする。1年後には、「債券のトレーディング」、「デット調達業務」を任せたいのに、金融に関する知識が全くない学生が来たら扱いに困る。なぜならば、金融に関する知識を入れるだけ1年以上の時間が必要で、利子の決定、売買タイミングなどを決める「モデリング」を教えるのにまた1年ぐらい時間が必要なわけだ。転職の周期が平均3~4年程度の外資金融企業からすれば、採用期間の半分を教育に使わないといけない学生の採用は躊躇せざるを得ない。

(なので、普通の企業の営業はこんな要素で評価されないが、皆さんが行きたい総合商社・外資コンサル・外資金融はある程度専門知識はエクセル・PPTのスキルが求められる)

②に関しては、
率直に新卒に能力の差があると期待する人は誰もない。なので、この子と話してストレスを受けるか受けないか見たいだけである。上司役も人間である分、コミュニケーションしやすい人と難しい人が分かれる。そのため可愛い人(男女関係なく)、コミュニケーションしやすい人を選ばざるを得ない。

で、ここから本当に重要なコツだが以下の2つのみ徹底的に実施すれば割と合格する確率をあげることができる。
① 質問された後に、「質問の意図を教えていただけますでしょうか。」をいう事
② 面接に返答した後で、「私がきちんと質問に回答したでしょうか。」をいう事

用語説明
債券のトレーディング:顧客である機関投資家から売買注文を取ってきたものをトレーダーが獲得した売買注文の執行をする行為である。その目標値段でタイミングや売買量をマーケット運用時間内に成功するのが大変である。

デット調達業務:金融機関を相手にお客様の要求した利子や金額を合わせる仕事である。利子の決定は非常に高度なモデルをベースにしているためハードな仕事である。

モデリング:財務モデルを作成することである。財務モデルは、事業計画や業績予想を予想財務3表に、予想財務3表を企業価値に変換するツールです。業績予想も財務モデル内で作成していくことが多いですが、どちらかというと「自分で考えた業績予想を変換するツール」という位置づけである。

3次面接の詳細


3次面接は役員か人事部長がが来て面接を行う。そして、主に2つの要素を確認するポジティブチェック面接である。

① 総合的な判断から社会人として成長が期待できるか?
② 今の組織に被害を及ぼす人間ではないか?

①と②合わせて説明する
究極論として、職種関係なく役員クラスと人事部長レベルでは社会人として2万人以上の人とビジネスをした経験がる。そのために、ある意味新卒を評価できるビックデータを誰もが持っている。
なので、会社として一番避けたい「組織の裏切り者」と「組織に被害をおよぼす人」を感で区分する事ができる。また、「成長しそう」な人も同じ意味で分かる。そのため、究極的にはこの3次面接はややこしいのは合格する人と死んでも合格しない人が分けられている。

ただ、これも乗り越える方法があり、以下の3つをお勧めする。
① プライベートな夢を志望動機と関係しておく
② 「入社したいです!」を3回言う事(自然な流れの中で)
③ 必ず質問する事

上記の行動が全部ある意味、私は「この会社で成長するので、ここを荒かすつもりが全くないです」を言っていることと同じである。簡単な三段論法で、申し訳ないないが、要は以下のものだ。
①に関してであるが、「私は個人的に叶えたい夢があり、その夢を叶えるためには貴社が一番よいと判断しました。なので、会社生活頑張るし、その上に会社に被害を及ぼすつもりはないです」。
②に関してであるが、「私は本当にこの会社がよいです。なので、会社生活頑張るし、その上に会社に被害を及ぼすつもりはないです」。
③に関してであるが、「私は貴社をここまで研究してきました。当然ですが、貴社が最も興味深いです。なので、会社生活頑張るし、その上に会社に被害を及ぼすつもりはないです」。

上記から分かるが、本当に単純な作業だが、能力があっても最終面接通れない人は大概上記の過程がなぜかずれているケースが多い。どっちらかというと、”認識”ができていない可能性が高い。

AI面接の詳細


日本の新卒採用ツールは3つほど主流製品があるが、現段階で一番有名で信頼性のある製品はアメリカのツールHireVueである。HireVueは独特の科学ベースで新卒の評価に優れているツールだ。

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因みに、ハッキリ伝えるが、表情とか部屋の綺麗さとかも考慮されるなどの意味のない言葉は書かれていない。社外秘的なものを直接言及せず、”どんな行動”をとればよいのかを伝える。

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