外資金融の面接

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目次

0.概要
1.面接
2.インターン
3.ジョブ
4.本番面接
5.スーパーデイ
6.最終面接

概要

まず、テストセンターの話はしない。背景としては、テストセンターが通過できない人がこの記事を読んで変わるとは想定しずらい。綿密な勉強のみが生きる唯一な道となります。

因みにこの記事の内容は個人の経験と自分が教えていた他の学生経験の話であることをまず前提としておく。

外資金融のハードルは高い。うまくいった場合、年収1億行く職場なので、新卒からこの業界に行こうとする人はマジで難関の選考プロセスをくぐり抜ける意思を持って挑戦することを理解して欲しい。なので、私もこのブログを作成しながらも、このブログのターゲットには合わない記事だと考えている。しかし、ある意味、こんな準備や能力を持つ人が自分と一緒に過ごしていると分かって欲しいので書く。ちなみに、筆者はインターン参加後、選ばれず落ちた。しかし、社会人になってから教えている学生の中で外資金融に内定した学生を作ることには成功した。

また、今回の記事はそもそも読むために圧倒的な知識量が問われるので、他の記事を読んだ上で読んで欲しい。

早速本論であるが、外資金融の面接はとにかく長い。ある意味、11次面接を通過しないといけない。この長い選考プロセスは総合商社に匹敵する。また、知識が総合商社・外資コンサルよりも圧倒的な”専門性”が問われる。その専門性とは”知識”か”数理能力”に帰結される。ある意味、トレーダー志望の学生だったら”数理能力”はサーバント症候群レベルの数理能力を必要するかもしれないとも考えられる。M&Aバンカーを狙う学生だったら、誰よりも経済に興味関心があるべきである。

面接

前提:IBD前提の記事です。グローバルマーケット部門の人は外資に行く理由は日系に比べてステータスとセールスする対象に過ぎないので、あんまりここでは扱わない。

1次面接です。外資金融ははっきり言って、問われる知識が半端ではない。もちろん、聞く質問は簡単で「なぜ、外資金融なのか?」、「なぜ、弊社なのか?」という単純な質問である。しかし、その質問で面接官を納得させるために相当な知識が問われる。

一応、金融がしたい理由が述べない人はこの記事を読むことを終えて、私が書く他の記事をまずは読んで欲しい。本論に戻るが、外資金融で働きたい人はクロスボーダー案件がしたい人であるべきだ。「何故クロスボーダー案件がしたいか」は人それぞれであるが、意義が大きいクロスボーダー案件をしたい学生のみ外資金融を目指すべきである。

また、何故弊社かは最も簡単な質問である。
まず最初は自分が応募する会社が銀行系が独立系なのか確認を行う。ちなみに、銀行系であれば、非常に楽である。独立系に比べて圧倒的に、資金調達の相談がしやすい。M&Aの際には必ず、資金調達の話が出ってきますがその資金調達においてもともと、直接金融しか提案できないなかで融資という選択ができるケースが多く、直接金融に比べて低利である為お客様に提案しやすい。
その次にリーグテーブルを見てきて、その会社の特徴を洗いだして回答すればよい。例えば、GSだったら満遍なく強いし、MSだったらFIG(金融系)が強いイメージがある。なので、私がすべてに興味があるならがGSに、金融のM&Aに興味が強いのであれば、MSに応募するべきである。

インターン(ジョブ)

これだけは本当に訓練がめちゃくちゃ必要である。一応、インターンの流れは以下である。ここで、以下で自分としてバリューを出すためには企業評価が必須となる。なので、申し訳ないが、勉強してとしか言えない。

もし、どうしても訓練を体験したいというのであれば、SHARE PROJECTに応募して欲しい。

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1.社員から企業価値の算出方法や過去に事例についての講義を受講 
2.インターン対象企業の発表
3.対象企業について、強みや弱み、課題を調査
4.対象企業の買収先企業の選定
5.買収先企業の企業価値評価(バリュエーション)
6.買収に必要な資金調達手段の選定
7.発表資料の作成
8.発表
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一つだけTIPがあって、ダメでも発表者をやれ。どうせ、2人しか受からない。

本番面接(ジョブ面接+座談会)

ジョブ面接はインターン上司から自分の評価をいただく場なので、申し訳ないができるものがない。

座談会は本当に雑談だ。4人と30分ずつ面談を受ける場である。外資金融が本当に少数精鋭の集団で、一人一人が全部バリューを出さないと行けなくて、チームワークが必要とされる。一人でも既存の構成人員と合わないと判断される場合はチームを壊す恐れがあるので、落とされてしまう。
ただ、本来の自分を見せた上にここで落とされたら自分と会社がマッチしないという事なので、本当の意味で「縁」が無かった事になるので、対策は特になにもしなくてもよい。

どうしても話のネタが欲しい学生はリーグテーブルを見て、それに関して質問すればよい。私だったらシャイヤー買収の件、日産のヨーロッパショールームの件を必死に勉強してディスカッションすると考える。

スーパーデイ

ここが実質的な最終関門だ。「他の会社の3次面接」と書いたが、実態は全く異なる。これは「1日で部門の主要メンバーと立て続けに面接させられ続ける」拷問、いや、最終テストだ。
朝から夕方まで、アソシエイト、VP(ヴァイスプレジデント)、MD(マネージングディレクター)クラスまで、役職もバックグラウンドもバラバラなバンカー4〜6人と、各30分〜1時間程度の面接をぶっ通しで行う。
この段階で、基本的なスキル(バリュエーションの知識や論理性)はインターン(ジョブ)で見られている。スーパーデイの目的は、ほぼ100%「カルチャーフィット」の確認だ。 要は、「こいつと一緒に働きたいか?」「こいつはウチのチームの人間として、クライアントの前に出せるか?」を、多角的に判断される場である。

対策は以下の通りだ。

一貫性の鬼になれ これまでの面接やインターンで話してきた「なぜ外金か」「なぜウチか」「何がしたいか」という軸を、絶対にブラしてはならない。面接官たちは裏で全員、「あいつ、どうだった?」と答え合わせをしている。Aさんには「金融がやりたい」と言い、Bさんには「クロスボーダーがやりたい」と軸がブレると、「こいつは何も考えていない」と即判断される。

体力と精神力 スーパーデイは地獄の長丁場だ。後半になれば確実に疲れる。だが、疲れた顔を見せた瞬間に「この程度で音を上げるのか」「ディールが佳境に入ったら使い物にならないな」と評価される。最後の一人まで、初対面と同じテンションと集中力を維持しろ。

「TPO」をわきまえろ 「酒を多く飲まないこと」と書いたのは、ランチやディナー、あるいは懇親会が組み込まれるケースがあるからだ。ここは「雑談」ではない。「食事中のマナー」や「目上の人間との会話の仕方」も含めて評価されている。リラックスした雰囲気の中でも、最低限のビジネスマナーと緊張感を保て。酒で失敗するのは論外だ。

逆質問の質を上げろ 「以前の記事を参考に」と書いたが、スーパーデイでは相手の役職が上がる。MDクラスに「アソシエイトの仕事内容」を聞いても意味がない。「御社が今、最も注力しているセクターの戦略は何か」「〇〇様(MD)がこれまでで最も困難だったディールは何か、そしてそれをどう乗り越えたか」など、相手の目線に合わせた、本質的で示唆に富む質問を用意しろ。

最終面接

本当に来るか聞く場なので、何も対策はいらない。ここで、落ちた学生を2人だけ見たことがある(私含め)。ちなみに、私は緊張感で泣いてしまった(笑)。そのために、プレッシャーのある場面で働けないと判断され終わった。
*「本当に来るか聞く場なので、何も対策はいらない」と書いたが、これは「小手先のテクニックはもう不要」という意味だ。ここで問われるのは、スキルでも知識でもない。

「覚悟」だ。

面接官が知りたいのは、「内定を出したら、本当に入社(コミット)するか?」という一点のみ。外資金融は採用コストも育成コストも莫大だ。内定辞退は、会社にとって大きな損失となる。

ここで落ちる学生は、ほぼ以下のパターンだ。

①コミットメントが見えない 「まだ他社と迷っておりまして…」などと口が裂けても言うな。その瞬間に終わる。「御社が第一志望です」という言葉だけでなく、「なぜ、そうなのか」を自分の言葉で、トップを納得させられるだけの熱量と論理で示せ。
②プレッシャーに負ける ちなみに、私はこれで落ちた。ラスボスを前にした極度の緊張感で、泣いてしまった(笑)。 今なら分かる。トップからすれば、「この程度のプレッシャーで泣く人間が、何百億、何千億というディールのプレッシャーに耐えられるわけがない」と判断されて当然だ。最終面接官のオーラに萎縮するな。緊張はしてもいいが、堂々と対峙しろ。

ここで必要な対策は、「もし内定を頂けたら、その場で(他社の選考を全て辞退して)即決します」と言い切れるだけの「覚悟」を固めておくことだ。スキルと知識でインターンを突破し、カルチャーフィットでスーパーデイを通過し、最後の最後は「覚悟」で内定を掴み取る。それが外資金融の選考プロセスだ。
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