新たに踊り子を描きました。
アラベスク(片足で立ち、もう片方の足を後ろへ蹴り上げるポーズ)を決める、マリーゴールド色の髪の子です。
丈が長めのスカートをふんわりさせて描くのが楽しかった一枚。
これまでの子たちはハイネックの服でスカートはほとんど膝上丈でしたが、
アラベスクは体を伸びやかに大きく動かす技なので、この子にはより動きが見えるようにVネックの膝下丈を着せました。
踊りをより華やかにみせてくれる「チュチュ」
バレエ衣装のスカートは「チュチュ」という名称で、腰から水平に広がった、シャンプーハットのような硬いスカートは「クラシック・チュチュ」というそうです。
バレリーナと聞いてイメージする衣装はこちらの方がポピュラーかもしれません。
そして、丈が膝下まである釣り鐘型のやわらかいスカートは「ロマンティック・チュチュ」。
今回描いたマリーゴールドの子のスカート部分のように、踊りに合わせてひらひら翻る様子が美しい衣装です。
ロマンティック・チュチュでピルエット(片足立ちで回る技)をすると、ふわぁ~っと広がってうっとりするほど綺麗なんです。
このスカーレットの子は膝上丈のスカートですが、そんな様子をイメージして描いていました。
踊り子たちの服はどの子もシンプルに描いているので、いつか舞台衣装を着た姿も描いてみたいですね。