ども、ずーです。
今回のお悩みは「好かれるより大好きな人な人と結婚したい」と相手を選んだのにその相手はモラハラで私は毎日緊張を強いられています。どうしたら良いでしょうか?
というお悩みです。
うっ。心臓痛い。はい。私もそんな結婚生活でした。私の場合はモラハラではなかったですが、思い描いた結婚生活ではありませんでした。けして、高すぎる理想を掲げていたわけではないのです。ただ、普通にお互い尊重し合って、穏やかに生活したかっただけなんです。私の場合一緒にいるとまともな生活ができず、息子にかわいそうな思いをさせてしまうと思ったので関係を切りました。
しかし、そうすぐに思えない、できない方も多くいると思います。お金をある程度入れてくれるなら、それが無くなったらどうするか?住むところはどうするか?実家や兄弟、親戚を頼れない環境にいる方も多いと思います。
相談者様の場合、周りからの反対を押し切って結婚したかもしれません。そうなるとなおさら人に頼れないですよね。
相手がいつか変わってくれる。私の想いに気づいてくれる。そんな日を待っているかもしれませんが、残念ながら他人は変えられません。変わる大きなきっかけがなければ変わろうとしません。変わるきっかけとなるのは大切な人がいなくなった時です。
その日を待つのか、自分が変わるかどっちを選ぶかはあなたが決めることです。
ただ、相談者様の場合「毎日緊張を強いられている」とのことでしたので、待って心が病んでしまう可能性はあります。
まずはあなたの心身の健康を一番に考えて下さい。
アドラー心理学の視点から、この状況を理解し、どのように対応していくべきかについて考えていきましょう。
結婚という関係は本来はお互いを尊重し、協力し合う「共同体」であるはずです。しかし、モラハラは相手を対等な人間として扱わず、支配しようとする行為であります。
ご相談者様が「好かれるより、自分が好きな人と結婚したい」という気持ちで相手を選ばれたことは、ご自身の主体的な意思決定であり、決して間違ったことではありません。アドラー心理学では、自分の意思で選択し、行動することの重要性を強調します。しかし、結果としてモラハラという予期せぬ問題に直面してしまった今、どのようにこの状況と向き合っていくかが重要になります。
以下の3つのステップで考えてみましょう。
1. 感情の分離と課題の分離
まず、ご自身の感情と、相手の課題を分離して考えることが大切です。
* ご自身の感情
: 現在、相手と一緒にいると緊張してしまうという感情は、モラハラによる精神的な影響であり、自然な反応です。この感情を否定したり、無理に抑えつけたりする必要はありません。「つらい」「怖い」「緊張する」といったご自身の感情をまずは受け止めてください。「あんなこと言われたら辛いよね。」「こんな事されて怖かった」「こういう時緊張するんだよな」と思い出すと辛いかもしれませんが、旦那様との生活すべてが辛いと思うのではなく何が辛いか?何をされたら怖いのか?どういう場面で緊張するのか?ご自分の気持ちを細かく分析してみてください。
* 相手の課題
: モラハラは、相手自身の性格や過去の経験、あるいは社会的な要因など、複雑な背景によって引き起こされる可能性があります。相手のモラハラ行為は、相手自身の課題であり、ご相談者様が責任を負うべきものではありません。「相手を理解しよう」「変わってほしい」と願うことは自然な気持ちですが、相手の課題に深く介入しようとすると、かえってご自身を疲弊させてしまう可能性があります。
アドラー心理学では、「誰の課題か?」という視点を持ち、自分の課題と相手の課題を明確に分けることを重視します。モラハラをやめるかどうかは、最終的には相手自身の課題です。ご相談者様ができることは、ご自身の課題に焦点を当てることです。旦那様の機嫌にこちらが付き合わなくても良いのです。
2. 自己肯定感と勇気づけ
モラハラを受けていると、自己肯定感が著しく低下してしまうことがあります。「自分が悪いのではないか」「我慢するしかない」といった考えに陥りやすいですが、決してそうではありません。モラハラは、相手の不適切な言動によるものであり、ご相談者様の価値を貶めるものではありません。アドラー心理学では、「勇気づけ」という概念を重視します。勇気づけとは、相手の可能性を信じ、困難に立ち向かう力を引き出すことです。まずはご自身を勇気づけることから始めましょう。
* ご自身の良い点や強みを再認識する
: 過去に成し遂げたこと、人から褒められたこと、自分が大切にしている価値観などを思い出してみましょう。特別大きな功績でなくて構いません。いつも自分なりに頑張っていることを見つけたり、ほんの小さな親切(エレベーターのボタンを押してあげたとか運転中に道を譲ってあげたとか)を思い出してみたり、好きなものを「好き」と言ってみたりすることです。
* 小さな成功体験を積み重ねる
: 日常生活の中で、小さな目標を設定し、それを達成していくことで、自信を取り戻していきましょう。ホントに小さくて良いのです。いつも当たり前にしていることでも良いので意識してやってみましょう。今日は食器洗いを丁寧にする。→いつもより丁寧にできた。私えらい!お味噌汁を美味しく作る。→味噌の加減がばっちり!私すごい!
* 自分の感情を大切にする
: 「嫌だ」「つらい」と感じることは、ご自身の心を守るための大切なサインです。その感情を無視せず、受け止めてあげてください。ネガティブな感情が出てきたら「そうだよね。辛いよね。こんなに頑張ってるのに認めてもらえないって辛いよね。」「嫌だよね。悪いことなんてしてないのにあんなことされたり、言われたら嫌だよね」って自分に自分で声をかけてください。
3. 今後の選択と行動
緊張してしまう相手との関係をこのまま続けるのか、それとも別の道を探るのか、最終的な決断をするのはご相談者様ご自身です。
* 現状維持という選択
: もし現状維持を選択するのであれば、モラハラに対処するための具体的な方法を検討する必要があります。例えば、第三者(友人、家族、専門機関など)に相談し、サポートを得る、モラハラの記録をつける、毅然とした態度でNOと言う練習をするなどが考えられます。
* 関係性の再構築という選択
: 相手に変わってほしいと願うのであれば、建設的な対話が必要となるでしょう。ただし、モラハラをする相手との対話は非常に困難な場合が多く、期待しすぎると失望につながる可能性もあります。専門家のカウンセリングなどを活用しながら、慎重に進める必要があるかもしれません。
* 関係性の解消という選択
: もし、これ以上この関係を続けることがご自身の心身の健康を著しく損なうと判断されるのであれば、関係を解消するという選択肢も考えるべきです。不幸な状況に耐え忍ぶことが必ずしも良いとは考えないでください。ご自身の幸福を最優先に考えることは、決して利己的なことではありません。
誰かに相談することの重要性一人で悩まず、信頼できる友人や家族、あるいは専門機関(カウンセリングセンター、弁護士など)に相談することも非常に重要です。客観的な視点からのアドバイスや、具体的なサポートを得ることで、状況を打開できる可能性が高まります。
最後に
ご相談者様は、ご自身の気持ちを大切にし、主体的に人生を選択しようとした結果、予期せぬ困難に直面されています。この経験は決して無駄ではありません。この経験を通して、ご自身にとって本当に大切なもの、望む関係性について深く考える機会になったのではないでしょうか。
アドラー心理学は、人が困難を乗り越え、より良く生きるための勇気を与えてくれる心理学です。焦らず、ご自身のペースで、より良い未来に向けて歩んでいってください。ご相談者様の幸せを心から応援しています。