受験に向けて親子で少しずつ生活を整えていく中で、私が大切にしたいと思った「対話」と「寄り添い方」について書きました。
親も子も受験に向けて少しずつシフトチェンジしたい
受験する通信制高校は、基本的に自宅学習が中心です。
各科目のレポートを期日までに提出し、週2回の登校日にはわからないところを教えてもらう。
年に数回の外活動があり、テストを受けて単位を取得する――ざっくり言うとそんな流れです。
学校へ登校するスクーリングがある日は、朝9時20分までに登校。
息子にとっての最初の課題は、時間に間に合うように起きることです。
起立性調節障害の症状が特に重く出てしまうのが、朝起きた時。
・頭痛
・めまい
・吐き気
・ふらつき
・腹痛
・下痢
前日の夜は元気でも、朝になるとこのような症状が一気に押し寄せてきます。
緊張やプレッシャーに弱く、体調に影響が出やすい面があります。
受験に向けて意識のシフトチェンジをしていくためには、不安や心配事に自分から向き合っていかなきゃいけないと思ったんです。
どうすればいいか自分で考えていかないと。
自分で悩みの解決策を探し・考え・もがく。
しんどい作業だけれど、きっと避けて通れない大切なプロセス。
そして親である私は、どう寄り添えばいいのかを同じように悩んでいました。
親も子も、自分の思いを言葉にする
私が思ったのは、本人がもがいているその過程で、親子で自分の思いを話すことが大切だということでした。
・自分の気持ちを話す
・お互いの話を聴く
自分の気持ちを話すとき、思っているより伝わっていなかったり、意外な伝わり方をしていたりすることもありますよね。
相手に気持ちが伝わらないと
・相手にわかってもらうことを、つい面倒に感じてしまう
・気持ちを伝えることを、あきらめてしまう
そんなことはありませんか?
私はあるんです。
でも、一方で自分の気持ちが整理されたり、抱えていた悩みは意外と取り越し苦労だったかと肩の力が抜けることもある。
対話をすることで、自分では思いつかなかった解決法があっさりと見つかるといったことは私も随分経験してきました。
ひとりで自分と向き合うことは大切だけど、誰にも話さないぞ!とは思わないでほしいと思っています。
「私はいつでも話を聴くよ」
という気持ちが伝わるように接していくことが、私なりの寄り添い方になりました。
不登校になりほとんど家から出ずに過ごしている息子が、高校生になったからといって急にその生活に心身ともに馴染むのは難しいはず。
とはいえ、まだ半年以上期間があるし合格できるかもわからないこの時期に、高校生活をイメージして同じような習慣をつけられるかといえば、本人もイメージできない分動けないと思うし、私も自信がない。
うちの場合、どうするといい?
息子にどう伝えたらいい?
これはもう話をしていくしかないような気がしました。
正解かどうかわからないけど、不安などを和らげながら、少しずつ自分で意識のシフトチェンジができるよう対話していこうと思いました。
息子との対話はゆっくりと、焦らず
・高校は、長く休んでしまうと単位取得や卒業へのリスクがある
・自分がどんな時に体調が悪くなるのか、自分なりの回復方法を知る
・朝起きるのが遅くなって学校に遅刻しそうになった時は、私が協力する
・入学後、もしどうしてもその学校が合わなければ辞めてもいい。親に悪いからなんて思わなくて大丈夫だから、その時にまた一緒に考えよう。
そのような話をしていたと記憶しています。
息子も自分なりに向き合い、ゲームの時間を調整するなど少しずつ環境を変えていこうと頑張っていた時期でした。
気分転換にと、掃除も兼ねて部屋の模様替えを頻繁にしていたのも印象的でした。
私にも「お母さん、最近仕事楽しそうにやってるね」なんて声をかけてくれることもあって、「やっぱり親のやることは見られてるんだな(汗)」と以前不登校支援している方から言われた「子どもは親のことをよくみてるんだよ」という言葉を思い出したり。
言い合いになってお互い無視することもあったけど、過ぎてみればそれもまたよしと思えます。
いいことばかりじゃないですよね、親子関係は。
私は親に自分のしんどい気持ちを話せなかったから思うこと
私は、小・中・高校といじめられていた時期がありました。
親には絶対に知られたくなかったとの思いがあったので話せなかったし、学校も休めなかった経験があります。
親に自分の辛さを話せないって結構しんどかったんです。
わかって欲しいのに話せない。
自分が親になってみて思うのは、子どもがしんどい思いをしているなら、少しでもその気持ちを和らげてあげたい。
一緒になんとか解決できるよう、力になりたい。
私の親も、きっと同じように思っていたのかもしれないな…と今なら思えます。
なので、息子たちにとって『話しやすい人』で在ることが、今の私の理想です。
子どもは「親と話がしたい」と思っているはずです。
あきらめずに、ゆっくり進んでいきましょう。