わんちゃんにはいくつか与えてはいけない食べ物がありますが、そのうちの一つにブドウがあります。
今日はなぜ犬にブドウを与えてはいけないのか、その理由をお伝えしたいと思います𓌉◯𓇋
ブドウは中毒症状を引き起こす
ブドウが犬にとって有害な食べ物だという認識がされ始めたのは、2001年からと割と最近です。
アメリカの研究者らによって急性腎不全を発症した犬10例が紹介され、2005年の同グループによる43頭の発症犬をまとめた報告以降、世界的に認識されるようになりました。
しかし、ブドウの農薬やカビ毒、ぶどうの成分のいずれか、そもそもの犬の体質などが原因として考えられてはいますが、ぶどう中毒の原因や発症の仕組みは未だに不明です。
ですが、間違いなく犬に与えてはいけない食べ物であることは間違いないでしょう。
ブドウの皮や、干しブドウであるレーズンを食べた場合にも中毒を引き起こす場合があるため、ブドウやレーズンを使用したパンやお菓子、ジュース、ワインなども与えないようにしましょう。
ブドウを食べた時の症状
犬がブドウを誤って食べてしまった場合、初期症状として6~12時間以内に以下の症状が現れます。
✦ 嘔吐
✦ 下痢
✦ 食欲不振
✦ 腹痛
重度の場合は、ブドウを食べてから24~72時間以内に急性腎障害を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。
こちらのデータによると、ブドウであれば犬の体重1kgあたり4g、レーズンであれば体重1kgあたり2.8gで中毒症状を起こしたという報告があります。
しかし、犬に中毒症状が現れるかどうかには個体差によるところが多く、これ以上の量を食べたら危険で、これくらいの量なら安心とは断言できません。
ちなみに、ブドウとレーズンの1粒あたりの重さは、おおよそ下記のようになります。
✦ デラウェア:約1~2g
✦ 巨峰:約10~20g
✦ マスカット:約10~15g
✦ レーズン:約0.5g
そのため、体重3kgの小型犬の場合、巨峰やマスカットなら1粒、レーズンなら17粒くらいで中毒症状が起こる可能性があるということになります。
ブドウを食べてしまった後の対処
まず、自宅でできる応急処置はありません。
無理に吐かせることはさせず、すぐにかかりつけの動物病院へ連絡をしましょう。
休診日や深夜は救急対応している病院へ連絡をしましょう。
ブドウやレーズンは少量であっても犬に中毒を引き起こす可能性があるため、まずは次のような点をメモを取ります。
✦ いつ食べたのか
✦ 何を食べたのか(生のブドウか、レーズンなどの加工食品か)
✦ どのくらいの量を食べたのか
✦ 今、犬の体調はどうか
犬の体調についても「特に症状は出ていない」「下痢をしている」「嘔吐を5回している」「排尿がみられない」など、できるだけ詳しく伝えると良いでしょう。
もちろん、必ずしも中毒が起こる訳ではないですし、症状も個体差があります。
けれど、「これぐらいなら大丈夫」という怠慢は命取りになり、後々、後悔するのは飼い主です。
自己判断だけは絶対にやめましょう。
それでは、今回のお話は以上になります。
最後まで、目を通していただきありがとうございました♪