みなさんこんにちは。こやのぶです。よくうちの会社はトップダウンからボトムアップに変えたとか、この横文字を聞くことがあります。どちらのタイプでも成功する会社は成功するし、落ちていく会社もあります。大きくした会社ほど、トップダウン型の方が、私の周りでは多いです。このブログを書くにあたり、ネットで調べたら、参考になるような資料、データがたくさん出ていました。今回は、私の実体験をもとに、トップダウンとボトムアップのそれぞれの長短所を書いてみたいと思います。
・先ずは、私が家業に戻った時は、完全なトップダウンでした。社長も現場に入り、指揮していました。現場の効率もよく分かっているし、社長が動いていれば、誰もがその指示通り動くという感じでした。しかし、あの規模で、その形は間違っていると思います。当時は、従業員数が120名程度、会社創業以来、一番多い時期だったと思います。また、全員が同じ場所で見渡せる形であれば、現場にいても良いかもしれませんが、何か所が倉庫があり、それぞれ課題もありました。今日は何が入ってきて、何が出荷する、それに社長自身が振り回されていれば、他のところで起きている問題など、後回しになります。一つの部署だけは、きちっと回るけども、他がダメという形になっていました。
・私は、社長を継いだ時は、ボトムアップにせざるを得ませんでした。そもそも古参社員も多く、私も入社して4年で社長になったので、分かっていない部分も多かったためです。その結果、良い面としては、各部門が自分たちで動くようになったこと、悪い面はリーダーの個性が出過ぎるところ、リーダーとして適格者ではないところは、部署としてガタガタになってしまうというところでした。
給料でリーダーと一般社員で差をつけて、責任とモチベーションを上げようと動いたりもしましたが、その給料にあぐらをかき、追及心を失うリーダーもいました。
トップダウンでもボトムアップでも、会社をどういう方向に持っていきたい、こういうことをやってほしい、ということにどこまで応えようとするか、それを教育できるのが、社長の力量だと思います。
私は社長として100名の従業員を率いていた時は、信条として、『社長が一番きつい仕事をやる』ということを掲げていました。社員を動かすために。例えば、重い荷物を運ぶ、深夜残業などの応援、細かい作業、何でも従業員が一番『げっ』って思うことを率先してやってました。社長がやるなら仕方ないか、と思ってもらうこと。あとは、用事を作って外出し、どこまでリーダーがやっておけるかを観察する。任せられなければ、指導する。見込みがなければ、早々にやらせないという決断をするべきです。
社長と社員の関係、社員同士の関係、力関係、全ての会社に当てはまる方程式はないです。それぞれ人とやっていることは違うので、それぞれに合った形の型で、組織を作っていくべきだと思います。