相手への伝え方
明確な指示やお願いをしているのに、相手が動いてくれないときに考えなければならないことは、「やらされた」と受け取られていないかということです。
たとえ簡単にできる仕事だとしても、こちらから一方的に指示してしまうと、「無理強い(むりじい)」や「高圧的」と受け取られる可能性があります。
指示を出すときには、「無理強い感」や「やらされ感」を持たれないように、相手の状況やペースを考える必要があります。
自分目線で伝えない
「掃除しといて」と頼んでもなかなか動いてくれないので、結局自分でやってしまう。
「お風呂に入って」と注意しているのに、ずっとユーチューブを見ている。
「おもちゃを片付けなさい」と注意しているのに全然片づけない。
などなど
このようなことで、日々イライラしている方も多くいらっしゃると思います。
お願いや注意する側は、
「自分のことぐらい自分でやって」
「こんな簡単こともやってくれないの」
という感情でイライラするわけです。
一方で言われた側からすると
「今やろうとしてたのに」
「細かいことでガミガミいうからむかつく」
「こっちの都合も考えないで一方的だよ」
という感情でイライラしているかもしれません。
たとえかんたんな事でも、一方的にお願いをすると「高圧的」「無理強い」と受け取られて反発を生んでしまうケースがあります。
また、いつも一方的にお願いばかりしていると、お互いの信頼関係も崩れてしまうことがあります。
とはいえ、「すべてを自分で行動する」「相手が行動するまでひたすら待つ」ことを続ければ、自分だけが我慢しているとう不満がたまり、相手と良好な人間関係を築くことはできません。
期限を提案して伝える
自分がやってほしいことを一方的にお願いしても、頼まれた側は自分のペースを乱されたことでイライラやモヤモヤが募るため「はい!いますぐやります!」とはならない場合がほとんどです。
ただし、「いつだったらできそうかな?」と頼まれた側の状況やペースを考えるだけで「やらされてる」という感情を軽減することができます。
家庭、職場など様々なシーンでもそうですが、期限を提案して相手に伝えることは重要なのです。
「おもちゃを片付けてほしいけどいつだったらできそうかな?」
「汚れているトイレいつだったら掃除できそうかな?」
「会議の準備いつだったらできそうかな?」
というような感じで「いつだったらできそうかな?」と伝えてください。
「家の掃除を手伝って」
「企画書の立案よろしくね」
などなど明確に指示やお願いをしているのに相手が動いてくれない・・・
そんな時は、「自分でやろう」という気持ちをグッと抑えて「いつだったらできそうかな?」と期限を提案して伝えてみてください。
主語を相手から自分に変える
主語を自分にして、相手の行動による「自分への影響や変化、感情や状態」を伝えることも相手に動いてもらうための手法です。
傷つくような言葉を投げかけられたとき
×「そんないい方しなくてもいいじゃない」
〇「そういわれたら私は傷つくよ」
提出書類の誤字や脱字やミスを確認してほしい時
×「誤字脱字やケアレスミスは事前に確認してください」
〇「提出前にもう一度自分で確認してもらえると、校正ミスが減るので助かります。」
このように、
「うるさいから静かにして」ではなく、「静かにしてくれると仕事に集中できて助かる」というように伝えることで、「あなたがうるさいから・・・」という「あなたが」という主語を、「私が集中できて助かる」という「私の影響や感情」を主語に変えることで、相手が動きやすくなるという効果があります。
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