リーディングセラピー11 月夜の花

リーディングセラピー11 月夜の花

記事
小説
まずは深呼吸
リラックスして読み進めてください


夜が深まり、静寂が訪れると、庭の一角に咲く月下美人がその美しい花びらを広げ始める。
月下美人の花は、一年に一度、静かな夜にだけ咲く。
その神秘的な姿は、見る者の心を捉え、深い感動を呼び起こす。
月明りがその白い花を柔らかく照らすと、庭全体が幻想的な雰囲気に包まれる。

私は庭に足を踏み入れた。
愛する人を失った悲しみが胸に深く刻まれ、心の中に孤独と悲しみが広がっていた。
月の光が穏やかに降り注ぎ、周囲の景色を淡く照らしている。
ベンチに腰を下ろし、静かに涙が頬を伝うのを感じた。

ふと目を上げると、月下美人の花が満開に咲いているのが目に入った。
その白く輝く花びらが月光に照らされ、まるで夜の闇の中で一筋の光となっているようだった。
その美しさに心を奪われ、しばしその花に見入った。

月下美人の花は、短い時間しか咲かない。
しかし、その短い間に見せる美しさは、永遠に心に刻まれる。
その姿は、過去の悲しみを抱えながらも、今という瞬間を大切に生きることの意味を教えてくれるようだった。

月の光に包まれた庭は、静寂の中で特別な空間を創り出す。
夜の静けさと共に、心の中にも静寂が訪れ、すべての悩みが一時的に薄らいでいく。
その光景を目にすることで、心の中に新たな力が生まれるのを感じることができる。

月下美人の花が咲く夜、月の光はその美しさを一層引き立てる。
庭全体が月明りに包まれ、静かな夜の中で花びらが静かに揺れている。
その光景は、心に穏やかな癒しと新たな希望をもたらす。
月の光は、過去の思い出を静かに照らし出し、それが心に深く浸透していく。

花が開く瞬間、その美しさに見惚れるうちに、心の中に小さな変化が生まれた。
愛する人との思い出は消えることはない。
しかし、その思い出に縛られるのではなく、今を生きることの大切さを、月下美人の花は静かに教えてくれているようだった。

月下美人の花は、夜が明けるとともに静かに閉じるが、その美しさは心の中に残り続ける。
月の光もまた、夜ごとに変わらず照らし続ける。
過去や未来に囚われることなく、ただ「今」を静かに照らしているその光は、心に希望と癒しをもたらしてくれる。

庭の中で月下美人の花が咲き、月の光がそれを照らす光景は、私の心に特別な意味を持つ。
その光景を通して、過去の悲しみを受け入れ、前へ進む力を見つけることができた。

月の光と月下美人の花が織り成す美しさは、心に深く刻まれる。
その光景が続く限り、その美しさに触れることで、愛する人との思い出を胸に抱きながらも、新たな希望を見出し、前へと進んでいく。
その光と花は、永遠に心の中で輝き続ける。
今回は、愛する人との死別を受け入れる手助けになるように「癒し」にフォーカスして催眠スクリプトを組み込みました。
基本的に、リーディングセラピーは僕自身の経験をベースに書いています。
この物語は、催眠術を独学してから一番最初に僕自身に向けて書いた物語がベースになっています。

別れは避けては通れないものですが、理解していても胸が張り裂けそうだし
自分の中の何かがすっぽりと無くなったような感覚・・・
僕自身も婚約者とそのお腹いた子供を亡くした経験があり、絶望と無力感で前に向かって歩くことができずに塞ぎこんでいた時期がありました。

誰に責められるわけでも許されるわけでもなく
「自分がもっと早く気づけていたら」
「自分が2人を殺したようなものなんじゃないか」
自分を責めないとメンタルが保てないくらい荒れました。

ぼんやり時間を過ごす中で、空や海を眺めることが多く
ある日、月を見ながらふと「このままじゃだめだ」「あの子が悲しまないようにしないと」「助けられなかった分、誰かの助けになろう」そう思い、学んでいた心理学を再び学び直し心理カウンセラーとしての活動を再開しました。

また、催眠や心理療法で自分自身を癒すにあたり
痛みや傷を感じなくしたり,忘れたりするのではなく、共に歩む道を選びました。
今年中に、その時に使ったものも紹介しようと思っています。
長々と自分語り失礼いたしました。

最後までご覧いただきありがとうございます。
この投稿が少しでもあなたの役に立ちますように。



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