「いい人」でい続けるの、少し疲れていませんか

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コラム
もし、明日
“いつものあなた”でいられなくなったら。

周りは、どんな顔をするでしょう。

「どうしたの?」

この言葉は、不思議です。

心配にも聞こえるし、
がっかりにも聞こえる。

いつもきちんとしている人が、
たまに崩れると——

「え?どうしたの?」

いつも遅れてくる人が、
今日は少しだけの遅刻だと——

「どうした?今日はえらいじゃん!」

同じ言葉なのに、
そこに含まれる温度は、まるで違います。

私たちは、その人の「いつも」を見て、
知らないうちにイメージをつくっています。

そして、そのイメージを
その人そのものだと思い込んでしまう。

私は長い間、
「ちゃんとしている人」
でいようとしてきました。

弱音を吐かない。

迷惑をかけない。

きちんとやる。

そうしていれば、
ちゃんと居場所がある気がしていたからです。

でも、ある日どうしても動けなくなって、
約束を断ったことがありました。

そのとき言われた一言。

「え?どうしたの?
 そんな人じゃないでしょ?」

悪気はなかったと思います。

でも私は、
少しだけ苦しくなりました。

“そんな人”って、どんな人?

私はずっと、
その役を演じていただけだったのかもしれない。

人は、安心したい生きものです。

「この人はこういう人」と決めておくと、
世界が少しわかりやすくなる。

だから無意識に、
相手に役割を置いてしまう。

でも、その役割を
守り続けているのは、本人だったりします。

崩れたら嫌われるかもしれない。

期待を裏切るかもしれない。

特に、小さい頃から
「いい子」でいようと頑張ってきた人ほど、
その鎧はなかなか脱げません。

でも、
本当はみんな、揺れています。

強い日もあれば、
弱い日もある。

きちんとできる日もあれば、
どうしても無理な日もある。

崩れたのは、あなたではなくて、
周りの“思い込み”なのかもしれません。

だから私は、
「どうしたの?」
という言葉を、

評価ではなく、ただ、その人の“今”に
そっと触れる言葉として使いたいと思うんです。

そして、自分にも。

「どうしたの?」

そう聞けるようになったとき、
少しだけ、鎧が軽くなる気がします。

役割の外にいるあなたも、
ちゃんと、大切なあなたです。


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