人の何気ない一言や、沈黙、
時に悪意のない言葉にさえ、深く心を揺さぶられてしまい
「私が何かしたのかな」
「嫌われちゃったかな」とぐるぐると考え込んでしまう。
中には
「なんでこんな些細なことで傷ついてしまうんだろう」と
自分が嫌になり、自責のループに陥る人は少なくありません。
でもその傷つきやすさはただの弱さではなく、
これまでの経験から作られた”考え方のクセ"が
あなたの魅力や能力を閉じ込めてしまっているんです。
”考え方のクセ”というのは
物事の受け取り方や解釈に心理的な偏りが生じることを指し
心理学では"認知の歪み"と言います。
傷つきやすい人は
「嫌われたらどうしよう」
「嫌われないようにしなきゃ」と
いつも周りにアンテナを張っていて
たくさんの刺激を敏感に受け取ってしまう性質があります。
その分、傷つく場面も多く
「私は愛されない」という深層心理の信念のフィルターを通して
あらゆる出来事を解釈するので
いつもと違うことが起きると
「私のせいだ」となんでも自分が原因だと考えたり
根拠もなく「嫌われた」と極端な判断をしたりして傷ついてしまうのです。
傷つきやすい人は
傷つきが長引いたり
まだ何も起きていないのに不安の先取りをしてしまうため
日々の生活に影を落とすことが多く
200年以降の研究では
心理的なダメージは脳にとって
現実のケガと同じ領域で反応することが分かってきており
いつも体のどこかに傷を負っているのと同じくらい
気づかないうちに身も心もボロボロになっています。
そんな重く鬱々とした人生に、光を照らすためには
メタ認知力を上げることをお勧めします。
メタ認知とは
自分の思考や感情、行動を客観的に把握し、
適切に調整する力のことをいいます。
私たちは落ち込んだり、苦しくなったり、辛いとき
極端な解釈をしていることがとても多いです。
LINEの返信がないと
「嫌われた」「冷められた」と考えて苦しくなるのは
相手の状況を考えずに極端な判断をしている時ですし
友人の返答が素っ気ない気がしただけでも
「私のせいで怒っているのかも」と落ち込むのは
自分には無関係なことかもしれないのに、
根拠なく「自分のせいだ」と思い込んでいたりして
人というのは、この世界を見たいように見ています。
このように感情が辛いときにメタ認知できると
「私は傷ついたと思っているけど
相手は傷つけようとしたのかな?」と再検討でき
事実を知ることで無用に傷つくことがなくなるのです。
そして何より
心身の”安全基地”を作ることが大切です。
あなたの話を聞いてくれ、
「こういう場合もあるんじゃない?」と会話する中で
思い込みから傷ついてしまっていることが分かり
誰かと安心な場所にいられることで心も満たされていきます。
もし、そういった人がいない方は
カウンセラーに頼り、自分を傷つきから守ってくださいね。
世界を正しく見れるようになると
どれだけ自分が愛されているのかを思い知ることができます。
一緒に傷つきやすさから抜け出しましょう。