いい人をやめられないあなたへ

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コラム
「いい人をやめたら生きやすくなる」よく聞かれる言葉です。
話している事は分かります。
家族が大丈夫か心配して、無理して頼み事を引き受けたり
周りの同僚が動かないのを気にして、
率先して物事がうまくいくように動いたり。

一方、それが「人の言いなり」に見えて
「頼みを断れない弱い人」と捉えられてしまい
・自分をもっと大事にするべき
・人の頼み事を無理して引き受けるものではない
と言われる事もあります。

「そう言われてもどうしたらいいか分からない」
「人に嫌な顔をされるのが怖い」

そう思ってしまう事もありますね。

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「いい人でいよう」としてしまうのは、弱さではありません。

むしろそれは、人を傷つけたくない優しさであり
空気を守ろうとする力であり
長い間身につけてきた「生きる技術」です。

だから、やめられないのは当然なんです。
でもそれが積み重なっていくと、内側ではずっと疲れていませんか?

「なんで私ばっかり」
「本当は嫌だった」
「でも言えない」

とたくさん我慢してしまうあなたがいませんか?
でもその繰り返しは、静かに心をすり減らしていきます。

いい人をやめられないのは「性格」でもあったり
生まれ育った時からの「経験」でもあったりします。
それがいい方向に向かう事もありますが
心を擦り減らしてまでするものではない事も分かってもらえると思います。

でも長年の「いい人モード」から
断れる人になるにはハードルが高いと思いませんか?

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この時、するべき事は
「いい人をやめる決意」ではなく「自分を守る安全な境界線を引く」です。
人が断るのはなぜでしょうか?
これは、単に自分が物事を好き・嫌いで片付ける物ではなくて
(中にはそういう人もいますけれど)
普通は、自分を中心に考えてスケジュールや能力などを考えると
「自分には出来ない」から「断る」のです。

考え方が逆なんですね。

私のブログにはよく境界線という言葉がありますが
人それぞれには、自分を守る事が出来る心理的な境界線があります。
その境界線、意識しなくても気づく事が出来ます。
自分が譲歩してもこれ以上無理だなと思ったライン
これがあなたの境界線です。

断れない事の根本に
・断ったら嫌われる
・自己主張=攻撃
・優しくない人になる
といった気持ちがあるのではと思いますが

あなたに必要なのは、人の気持ちを考えるのではなく
自分を整理して理性的に考える事です。
自分の境界線を知ると「無理なものは無理」ですので
断ろうという意思が強くなります。

とはいえ、断る事に慣れていない人が「断る行動」を起こすには
勇気がいる場合もあると思います。
でも、意外に人の気持ちはグラデーションで曖昧なもの。
ですので、大きく断ろうと頑張るのではなく
小さな断り言葉をいくつか準備しておくのです。

「今日はできません」
「少し考えさせてください」
「今回は見送ります」

こういった言葉でもOKです。
意外に、人間関係が壊れない事に気づくはず。
今の世の中、意外に断る事に優しい時代と気づくと思います。
そしてあなたが断る姿勢を出す事で
「こういうのはダメなのね」など、周りがあなたを知る事ができます。

すると、人間関係があなたに合う様に整理されてきます。

・無理な関係が減る
・対等な関係が残る
・心が軽くなる

楽になります。これが自分を守るという事です。

あと、自分を守れた事で人にも優しくなれます。
あなたは十分人に優しいと思うけれど、我慢で作った優しさは続きません。
(どこかで爆発しませんか?)
余裕から生まれる優しさは自然だから、爆発する事はありません。

もしそれでも
「やめたいけど怖い」
「どうしても断れない」
「疲れているのに笑ってしまう」
そんな状態が続くのであれば
まず、あなたは十分頑張っている事を認めてあげてほしい。

変えるのは一気じゃなくていいので
まずは境界線を引いて「自分の味方になる練習」から始めましょう。

必要なら、ここで一緒に整理していきましょう。
あなたのペースで大丈夫です。


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