ダブルバインド

ダブルバインド

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コラム
ダブルバインド
二つの矛盾した要求や情報を受け取ることで
どちらの選択肢を選んでも罪悪感や
不安感をおぼえるような心理的ストレスのある状態
米国の精神科医グレゴリー・ベイトソン氏によって提唱された理論
二重拘束

質問があったら聞いてと言われたので
質問したら自分で考えろと言われた
ミスの理由を聞かれて答えたら言い訳するなと言われた
誰ともしゃべらずに仕事をしなさいと言われ
黙っていたら周りと話しなさいと言われた
言われたとおりに動いたのに怒られ
何が正解なのか分からなくなった
怒らないから正直に話してごらんなさいと言われたから
正直に話したら激高された
不登校の子どもに対して親や先生が優しく
「無理に学校へ行かなくてもいいよ」と言われたが
「できれば一刻も早く学校に復帰してほしい」という本音が
親の態度や表情・先生の言葉の端々から垣間見られる

ダブルバインドを受けたせいで
感情を抑え込むようになる
自信が持てなくなる
自由な意思決定ができなくなる
心身に不調をきたす

ダブルバインドへの対処法は
一刻も早く現状から抜け出すこと
周囲の人と協力して自分の発するメッセージを意識しよう
当事者が自身の言動を意識する
メッセージに含まれた矛盾に気が付く
自分の発言に責任を持つ
ダブルバインドに関して周囲の人の協力を得る

ダブルバインドの影響を良い方向に変える方法は
ダブルバインドをポジティブなダブルバインドへ変換すること
メッセージの前提をポジティブなものにする
メッセージとメタメッセージをポジティブな選択肢に転換する
メッセージの受け手に選択してもらう
信頼できる人に相談する
別の選択肢がないか検討する
自分の気持ちを大切にする

ダブルバインド状態は上司や先輩など
立場が上の人からの指示によって生じやすい
上司側でダブルバインド状態にならないよう
発言に配慮を求めることが効果的
相手が感じていることや理由を把握する
反対意見の場合、反対である理由を説明する
ダブルバインドになっていないか
自分の発言を振り返って注意する
自分が弱みを見せてはいけないと思わないようにする

ダブルバインド状態にならないようにするには
上司側が等身大の自分を見つめ
できることとできないことを客観的に把握する姿勢をもち
自分がダブルバインドにするような発言をしていないか
確認することが大切
部下であっても高圧的に指示をするのではなく
敬意をもって接する姿勢が大切
ときに自分ができないことを認め
相手と相談しながら解決策を模索する姿勢も大切
上司が部下に対してできないことを認めることは
とても勇気がいる
けどそのようなステップを経験することで
上司の成長にもつながるはず

恋愛においてもダブルバインドはある
誰でも使っている
誰でも陥っている
理解しておくことが大切
そしたら今日より明日は少しだけよくなるはず


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