こんにちは!
freee専門の開業・経理サポーターの春崎なるみです。
企業などと業務委託の契約をしていたりすると、請求書の発行を求められることも多いのではないでしょうか?
freeeではインボイスにも対応している規定のフォーマットがすでにあり、入力科目を埋めていくだけで簡単に作成が可能です◎
さらには請求書の作成と同時に売上の登録もできるので、売上の登録漏れや登録ミスを防げてより正確な記帳ができる上、入金管理もできるのでとってもおすすめです♪
ということで今回は請求書の作成と同時に売上を登録する方法をご説明していきます!
・請求書ってどうやって作ったらいいの?
・請求書から売上はどうやって登録するの?
・会計や簿記の知識はないけど大丈夫かな?
そんなあなたはぜひ最後まで読んでいってくださいね〜
はじめに
請求書とは、商品やサービスを提供した対価(提供側からすると売上)を取引先に伝えて、正確に受け取るための書類です。
また請求書は売上が発生したことを証明するものであり、もし取引先からの入金がなかった場合には請求している分の回収ができていないことを証明する書類にもなるので、とても重要な書類です。
またここからは請求書を作成するにあたって知っておくべきことである必ず記載しなければいけない5つの項目(法律で記載することが定められている項目)と、必ず入金してもらうために記載をおすすめする3つの項目をご紹介します。
【必ず記載しなければいけない5つの項目】
❶請求書を作成した人の氏名または名称(会社名や屋号)
❷請求書の宛先(取引先の氏名または名称)
❸請求日(取引日)
❹請求内容(取引内容)
❺税込の合計金額(税率ごとに区分)
【必ず入金してもらうために記載をおすすめする3つの項目】
①請求書番号
②振込先
③支払期限
freeeの請求書はこの8つの項目は全て含まれており、入力項目を埋めるだけでインボイスにも対応した請求書が簡単に作成できるようになってます!
さらにfreeeでは請求書の作成と同時に売上を登録することも可能です◎
請求書の作成と同時に売上を登録する方法
ということでここからは実際にfreeeのスクリーンショットを使用して登録手順をご説明していきます。
1.ホーム画面から「請求・入金」の中の
「請求書」をクリック
2.「新規作成」をクリック
3.「編集」をクリック
4.「テンプレートの編集」を選択
5.「振込先」を入力
※「銀行名」「支店名」
「口座番号」「口座名義」
を入力します
6.「自社名」を確認もしくは入力
※基本的にはfreeeに事業者名を登録していると自動で反映されますが、もし事業所名を登録していない場合には「屋号」もしくは「氏名」を入力します
7.「自社情報」を入力
※「郵便番号」「住所」
を入力します
8.「保存」をクリック
9.「取引先」を入力して、選択
10.「登録」をクリック
11.「敬称」を選択
※企業名→「御中」、個人名→「様」と相手先によって選択します
12.「請求日」を入力
※基本的には締日で入力します
13.「入金期日」を入力
※「入金予定日」もしくは「入金希望期限」を入力します
(任意項目となるため入力を省略しても大丈夫です)
14.「件名」を入力
15.「摘要」を入力
※請求内容を簡潔に入力します
16.「数量」を入力
17.「単位」を入力
18.「単価」を入力
19.「税率」の確認もしくは変更
※基本的には10%が表示されており、食料品などの消費税8%のものを販売して請求する場合は「8%(軽減税率)」に変更します
20.源泉徴収の確認もしくはクリックして✔︎を入れる
※基本的には✔︎は入ってませんが、源泉徴収が発生する(原稿料、講演料、出演料
など)を請求する場合は✔︎を入れます
21.合計金額の確認
※基本的には青丸部分のように「外税」といって入力した金額に消費税がかかる計算になってるため、税込金額で単価を入力している場合は青丸部分を「内税」に変更します
22.備考欄の入力
※振込手数料が差し引かれた金額での入金を避けたい場合には請求書の備考欄にこのように記載しておくのがおすすめです(任意項目となるため入力を省略しても大丈夫です)
23.「プレビュー」をクリック
※請求書の全体をみながら最終確認※
24.「保存して取引を登録」をクリック
これで請求書の作成と同時に売上の登録も完了!!
ここからは
freeeがなんで簿記の知識がなくても簡単にできると言われているのか?
ここをご紹介していきます!
(私はfreeeからお金をもらっているとかではないので、ただfreeeが簿記の知識がない方にも優しくて私が便利で好きなので勝手に語っています。笑)
簿記の知識がなくて不安なあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね〜
(会計の専門用語の解説とかも盛り込んでお話していくので、読み終わった頃には「簿記の知識なんてないし、専門用語の意味も読み方もわからない」というあなたの不安も減っているかもしれませんよ!笑)
freeeに売上や経費を登録しようと思うと【勘定科目】(これは「かんじょうかもく」と読みます)を入力する場面が出てきます。勘定科目は家計簿で言うならばカテゴリーのようなものです。
例えば売上をfreeeに登録しようと思った場合には、勘定科目は「売上」でいいのか?というとそうではありません。会計では売上の勘定科目は【売上高】となります。
この勘定科目の入力にも工夫がされており、勘定科目の欄をクリックすれば、下の画像のように一覧から選択できるようになっています。またどんな時に使う勘定科目なのかの説明も一緒に確認できるようになっています。
なので簿記の知識がない方でも、どの勘定科目で登録すればいいの?といちいち調べなくてもその場で一覧から説明をみながら選択することが可能となっているんです。
今回は請求書の作成と同時に売上を登録する方法をご紹介しましたが、もしAirペイやSquare、BASE、Storeなどといった決済サービスやネットショップを利用している場合にはfreeeと連携することが可能で、連携すると自動で売上が登録されます◎
連携さえしてしまえば、それ以降は自動で取り込まれて取引が登録されていくのでミスなく正確にできる上に、1から手入力するといった手間も省けるので経理に費やす時間も大幅に減らすことが可能です!
ですが、請求書を発行して売上が発生するといったような場合には、1からあなた自身で売上を手入力をしなければいけなくなってしまいます...
発行した請求書を確認しながらひとつずつ売上を登録するといった作業が必要になるため手間も時間もかかるし、どれだけ正確にやろうと思っても入力する項目が何個もあることでどれだけ注意深く入力していても1つや2つ人間誰しも間違えてしまったりします。
そんな時は今回のようにfreeeの請求書を活用していただくことで、請求書の作成と同時に売上が登録されていくので、入力漏れや入力ミスを軽減し、手入力にかかる作業時間も減らすことが可能となります◎
このようにfreeeには簿記の知識がない方にもわかりやすく、簡単に、さらには経理を効率化することで自由(freee)になって欲しいという熱い想いが詰まっていると私は感じています。
freeeに込められた熱い想いと同様に、
私はあなたに
・確定申告で悩んで調べて大切な時間を無駄にしてほしくない!
・経理が苦手で事業を辞めて欲しくない!
・悩んで調べる時間を自由時間に!もしくは事業発展の時間に使って欲しい!
・毎年訪れる確定申告という不安や恐怖、焦りから解放されて自由に幸せに生きていって欲しい!
そう心の底から強く本気で思っています。
どうすればあなたから確定申告の不安を取り除けるのか?
その答えはやはり、
①私の持っている知識をインストールしてもらう
②わからない時や行き詰った時はいつでも気軽に聞ける環境を用意する
この2つだと考えました。
私はあなたにあなた自身で確定申告ができるようになって頂くためにも、このブログのように操作手順や設定方法だけでなく、会計・簿記の知識をサポート内でも惜しみなくお話しています。
あなたに寄り添いたった1人のサポーターとして、誠心誠意サポート致します。
▼いつでも気軽に聞ける環境をあなたに!▼
ちょっとでも気になる方はぜひご覧くださいね~
▼確定申告の提出までを7STEPでまとめた手順書▼
おわりに
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
「freee活用講座」ではあなたの「この場合はどうしたらいいの?」「私にあてはまるケースが見当たらなくて…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、freeeに関するお役立ち情報を発信していきます!
もし何か知りたいことや聞いてみたいことなどありましたら、お気軽にDMよりリクエストをお送り頂けると嬉しいです。出来る限り頂いたリクエストにお応えして記事にしていきます。
ではまた!春崎なるみでした~