freee活用講座vol.8【ココナラの売上金からサービスを購入した場合はどうやって登録したらいいの?】

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法律・税務・士業全般
こんにちは!
freee専門の開業・経理サポーターの春崎なるみです。

ココナラ出品者の中にはココナラでサービスを購入することってよくあるかと思います。(私もよくココナラでサービスを購入してます!)

なので出品者の方は「売上金からサービスを購入してその購入分を経費にしたいけど、どうやったらいいの?」

そんな疑問を持つ方も多いかなと思うので、今回はココナラの売上金からサービスを購入した場合の登録方法をお話していきます!

・ココナラの売上金からサービスを購入しても経費にできる?
・ココナラの売上金と入金額が一致しなくなるけど大丈夫なのかな?
・以前の記事を参考に入金時の登録しようと思ったら、登録ボタンが押せない…
・簿記の知識ないけど、そんな私でも大丈夫かな?

そんな方はぜひ最後まで読んでいってくださいね~



はじめに

まずココナラの売上金についてですが、ココナラではマイページに売上が反映されてから入金されるまで日数がかかるため、月をまたいで入金されることもよくあります。

そういった場合には次の2つ登録をする必要があります。
❶売上時の登録
❷入金時の登録

通常時の登録方法については過去の記事でもお話しているので、今回は省略しますね!

❶売上時の登録方法はこちら▼

❷入金時の登録方法(通常)はこちら▼



入金時の登録をしようと思ったら、登録ボタンが押せない...

通常であれば売上金と入金される金額は一致するので、上の記事の入金時の登録方法で問題なく登録できるのですが、今回のように売上金からサービスを購入した場合だと購入分が差し引かれた金額で入金されることになります。


なので通常通りの入金時の登録をしようとすると、下記画像のようになので登録した売上金額と入金される金額が一致しないため、登録ボタンが薄くなっていて押せなくなってしまいます。
freee活用講座vol.8 参考画像.png


そのため売上金からサービスを購入した場合は❷入金時の登録方法が通常とは異なってきます。

どんな登録になるかというと、上の画像のように入金時に発生する差額はココナラの売上金からサービス購入とした分の金額なので、この差額分を入金時の登録と同時に経費として登録すること方法を活用することで、一気に「売上分の入金登録」と「サービス購入分の経費登録」をすることが可能です◎



まとめると、
【売上金からサービスを購入した場合の登録の流れ】
①売上時の登録を通常通り行う
  ↓
②入金時に「売上分の入金登録」と「購入分の経費登録」を同時に行う


②入金時に「売上分の入金登録」と「購入分の経費登録」をするには、まず①売上時の登録が必要となるので、まだココナラの売上が登録できていない方はこの記事を参考に登録してみてくださいね▼




売上金からサービスを購入しても経費にできる?

結論からいうと、
ココナラの売上金からサービスを購入した場合であっても、「事業に直接関係があるサービス」であれば経費にすることが可能ですよ!


例えば、freeeで確定申告を自分でしようと思っているけど、freeeがうまく使えなくて教えて欲しいと私のサービスを購入した場合であれば、確定申告は事業に直接関係があることなのでもちろん経費になります!

また集客のためにSNSを始めるにあたって、アイコンイラストが必要になり、ココナラでオーダーイラストを依頼した場合なども事業に関係のなる支払いなので経費になります!


経費になるのはわかったけど、勘定科目はなにになるの?

サポートをしているとそんな質問もよくいただくので、その場合に使用する一般的な勘定科目についても簡単にお話しておきますね!

ココナラでのサービスの購入は基本的には外部の人に依頼しているので、そのためにかかった支払いは【外注費】という勘定科目で登録します。



どうやって登録したらいいの?

ではさっそくここからは実際のfreee画面のスクリーンショットを使って入金時の登録と同時に経費の登録をする方法をご説明していきます。


1.ホーム画面から「取引」の中の「自動で経理」をクリック

1.png

2.「詳細」をクリック

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3.「未決済取引の消込」をクリック

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4.入金に対しての売上をクリックして✓を入れる

4.png

5.「差額を調整」をクリック

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6.「勘定科目」をクリック

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7.「勘定科目」を選択

【売上金から事業に関係のあるサービスを購入した場合】
アイコンイラストを購入した場合→【外注費】
ロゴデザインを購入した場合→【外注費】
私のサポートを購入した場合→【外注費】
※このようにビジネスで利用するココナラのサービスは基本的に外部の人に依頼するケースがほとんどなので一般的にその場合は【外注費】を使います。

【売上金から購入したサービスが事業に関係ない場合】
プライベートでの支払いの際などに使う【事業主貸】

【売上金からココナラ広告にチャージした場合】
広告やPRのためにかかったお金などに使う【広告宣伝費】

7.png

8.金額が一致していることを確認

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9.「登録」をクリック

9.png

これで登録完了です!


ここからは

freeeがなんで簿記の知識がなくても簡単にできると言われているのか?


ここをご紹介していきます!
(私はfreeeからお金をもらっているとかではないので、ただfreeeが簿記の知識がない方にも優しくて私が便利で好きなので勝手に語っています。笑)

簿記の知識がなくて不安なあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね〜
(会計の専門用語の解説とかも盛り込んでお話していくので、読み終わった頃には「簿記の知識なんてないし、専門用語の意味も読み方もわからない」というあなたの不安も減っているかもしれませんよ!笑)

今回のお話の中で何度も登場した【勘定科目】←これは「かんじょうかもく」と読みます。

勘定科目というのは家計簿でいうカテゴリーのようなものです。

例えば売上をfreeeに登録しようと思ったときに、勘定科目は「売上」でいいのか?というとそうではありません。会計では売上の勘定科目は「売上高」となります。

freeeでは勘定科目の欄をクリックすれば下の画像のように一覧から選択できるように工夫がされており、どんな時に使う勘定科目なのかの説明も一緒に確認できるようになっています。

スクリーンショット (1341).png

なので簿記の知識がない方でも、どの勘定科目で登録すればいいの?といちいち調べなくてもその場で一覧から説明をみながら選択することが可能となっているんです。

それだけではなく、口座を連携をしている場合にはこの勘定科目を基本的にはfreeeが自動推測してくれます!

これが連携していないとなると、1からあなた自身で手入力をしなければいけなくなってしまいます。

なので手間も時間もかかるし、正確にやろうと思っても入力する項目が何個もあって、いくら注意深く入力していたとしても1つや2つ人間誰しも間違えてしまったりします。

ですが、口座を連携していれば日付や金額は自動で取り込まれるためミスなく正確に登録できる上に、1から手入力するよりも手間も省け、経理に費やす時間も大幅に減らすことが可能です。

まだ口座を連携していない方はこちらを参考にやってみてくださいね▼


このようにfreeeには簿記の知識がない方にもわかりやすく、簡単に、さらには経理を効率化することで自由(freee)になって欲しいという熱い想いが詰まっていると私は感じています。


freeeに込められた熱い想いと同様に、
私はあなたに
・確定申告で悩んで調べて大切な時間を無駄にしてほしくない!
・経理が苦手で事業を辞めて欲しくない!
・悩んで調べる時間を自由時間に!もしくは事業発展の時間に使って欲しい!
・毎年訪れる確定申告という不安や恐怖、焦りから解放されて自由に幸せに生きていって欲しい!
そう心の底から強く本気で思っています。


どうすればあなたから確定申告の不安を取り除けるのか?

その答えはやはり、
①私の持っている知識をインストールしてもらう
②わからない時や行き詰った時はいつでも気軽に聞ける環境を用意する
この2つだと考えました。


私はあなたにあなた自身で確定申告ができるようになって頂くためにも、このブログのように操作手順や設定方法だけでなく、会計・簿記の知識をサポート内でも惜しみなくお話しています。


あなたに寄り添いたった1人のサポーターとして、誠心誠意サポート致します。

▼いつでも気軽に聞ける環境をあなたに!▼
ちょっとでも気になる方はぜひご覧くださいね~

▼確定申告の提出までを7STEPでまとめた手順書▼
ココナラ(マニュアル).png



おわりに

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

「freee活用講座」ではあなたの「この場合はどうしたらいいの?」「私にあてはまるケースが見当たらなくて…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、freeeに関するお役立ち情報を発信していきます!

もし何か知りたいことや聞いてみたいことなどありましたら、お気軽にDMよりリクエストをお送り頂けると嬉しいです。出来る限り頂いたリクエストにお応えして記事にしていきます。

ではまた!春崎なるみでした~
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