勉強方法を考える-39模擬試験(模試)の活用-

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皆さんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。
今回は、模擬試験の受験について考えてみたいと思います。
皆さんは、模擬試験(以下、「模試」という。)を受験したことはありますか?
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模試はほとんどの場合、これまで習得した内容が範囲とされます。例えば中学2年生の11月に模試を受験するならその範囲は、(小学校から)中学2年生の10月までに習った全範囲となります。
学校の定期テストと大きく異なるのは、この範囲。定期テストでは、前回のテスト以降が範囲になることが多く、学年末テストでも範囲はその学年で習ったことのみです。

模試の受験は、ハードルが高いものだと思います。
 ①費用がかかる
 ②自分で探して受験申し込みをしなければならない
 ③試験範囲が広すぎて勉強方法がわからない
 ④現状の自分の成績に直面するのが怖い
 ⑤部活の練習日と重なる
などなど、いろいろな理由から受験を避けがちです。

①費用がかかる
通常、3千円~5千円ほど一回の受験にお金がかかります。
最近では、無料の模試(例えば、東進の全国統一中学生テスト、東進の全国統一高校生テスト、河合塾の大学入学共通テストトライアル)があったりするので、腕試しに活用してみる方法もあります。

②自分で探して受験申し込みをしなければならない
インターネットで検索すると、情報を得ることができます。
家の近くに試験会場がないなど不便なこともありますが、自宅受験が可能な模試もあります(例えば、河合塾の大学入学共通テストトライアル)。

③試験範囲が広すぎて勉強方法がわからない
腕試しだと思って模試に向けて特別な勉強をせずに受験することも可能です。
もちろん、自分で苦手意識のある単元(例:理科の月の動き、数学の2次方程式など)をあらかじめ勉強して受験することもおすすめです。

④現状の自分の成績に直面するのが怖い
これは、ほんとうに怖いことだと思います。現状の自分が無機質な数字で示される。志望校判定に至っては、シビアにA~E判定が出される。
しかし、現状を知らなければ、夢や希望を実現する具体的な勉強方法がわかりません。実際の入試が近くなれば近くなるほど、入試当日までに強化できることに手が回りにくくなってしまいます。
できれば、2年生までに一度模試受験することをおすすめします。

⑤部活の練習日と重なる
模試はほとんどが土曜もしくは日曜に受験する必要があります。
そのため、部活の練習日と重なってしまうこと、場合によっては試合日と重なってしまうこともあります。
1日だけのことですから、できれば模試を優先して受験しましょう。

いろいろな難点を考慮しても、模試の受験は
自分の弱点を克服して、今後どのように勉強していくべきか方針がたつ
絶好のチャンスです。
 ・もともと苦手意識があって、点数がとれない分野 
 ・苦手意識がないけれど、点数がとれない分野
 ・知識不足がある分野
などの自分の弱点がわかります。
また、点数分析によって今後の勉強方針を示してくれる模試結果は貴重です。

模試受験に慣れてきたら、受けている最中には
いかに得点を最大化するか
の練習をすることも、入試本番に向けて大切なことです。
この練習は、定期テストでもすることができます。
皆さんは試験開始の合図とともに、初めにすることは何ですか?
もちろん、解答用紙に名前を書くのが一番初めですが・・・
その次には、是非、問題全体をざっと見渡してみることをしてください。
これには、2つの目的があります。
(1)時間配分を考える
(2)難易度(得意不得意)を判断する

(1)時間配分を考える
大問が5問、解答時間が60分であれば、ざっと1問10分、見直し10分の予定を立てるなど、時間配分を考えます。

(2)難易度(得意不得意)を判断する
例えば、数学の大問5問中、1問目は計算問題、2問目は確率、3問目は2次関数、4問目は空間図形、5問目は方程式。
このうち、自分は空間図形が苦手で、確率の問題は時間がかかりそう。難易度は計算問題、方程式が易しそう(皆が正解しそう)なので、1問目と5問目からはじめよう。というように、解く順番を考えます。
どの教科でも(英語のリスニングは除きますが)、自分の好きな順番で回答することができます。できるだけ、難易度が低いもの、得意なものから先に解いていくと精神的にも安定しますし、確実に得点することが期待できます。

本番の入試でも、
 時間配分に注意して、見直しの時間を確保する
 難易度が低そうで、得点しやすいものは確実に得点を得る
ことが大切になってきます。
模試はその予行演習としてうってつけの場です。

そしてできれば、試験を受けるときは、問題用紙の問題番号に
〇:自信あり
△:自信なし
×:わからない
など、自分で決めた符号を付すようにしておくと、テストの見直しの時に役に立ちます。また、実際の入試の時にも、得点予想をする目安となります。

模試を受けたその日に必ず復習をしましょう。模範解答が配られれば、実際に点数をつけてみます。
 自信があって正答>>模範解答にさらっと目をとおす
 自信がない、適当に埋めたけれども正答>>模範解答をしっかり読み込む
 わからなかった、適当に埋めて不正解>>模範解答をしっかり読み込む

・なぜ間違えたのか
・正答のポイントは何か
・知識不足は何か
を受験直後に自分の解答を覚えている状態でよく考えて、模範解答から必要なことを学びましょう。

模試の結果が返ってきた際にも、再度復習しましょう。
この時は、間違えたところにさらっと目を通すだけでOK。マークミスや自分が正答だと思ったのに間違えたところがあれば、確認します。
そして、模試の分析結果から、自分が弱い分野の勉強の方向性を明確にしましょう。

模試、受験するのは怖いかもしれませんが、得られる情報がたくさんあります。食欲と勉強の秋、是非、受験を念頭に模試受験してみてください。


(参考)
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

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