前回は、太陽光発電のイメージをメインに可愛らしく表現した「発電所」の地図記号について述べました。
次は、ほとんどの方々が学ぶ場所である「学校」の地図記号について説明します。
従来の記号は「文」という漢字の印象がありますが、そこで私は以下のように疑問に思いました。
「学校は文系だけ学ぶ所やないし」
「何で学ぶ場所なのに「学」一文字にしなかったんやろ?」
「文学だけ学ぶ所じゃないやんな?」
こういう風に考えてはいられない私は、「学校」を未来の地図記号として次のように表しました。こちらです。
小中学校またはその他の学校
高等学校
大学
専門学校
短期大学
日本文化を強調するために筆で書いたような「学」という漢字、初めて見る人にインパクトを残すために導入したハート型が特徴的な地図記号です。
ここでちょっと分かりにくいかもしれませんが、実はある文字が隠れています。何でしょうか?
正解は「S」です。学校の英語表記である「SCHOOL」の頭文字として取り上げました。
また「学」という漢字にハートがあるのは、「勉強すること」「学ぶこと」に対する親しみやすさや形の可愛らしさだけではなく、どの分野でも問わず「何かを学習すること」に対する愛が含まれているという意味が込められているためです。
これらの地図記号を見て、学習する楽しさが分かる方が増えればいいなと願うばかりです。