【「だった。」「だった。」ってなんやねん】

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まずな、今回の記事はテキトーや。信用性ゼロやと思って読んでくれてええ。

情報弱者のワイが、コーヒー飲みながら独り言しゃべっとるだけやからな。「ふーん」ぐらいで流してくれたら、それで十分や。

でな、そろそろやろ。個人事業主は確定申告、会社やってる人は決算の時期や。まあ、期ズラしとる会社も多いから一概には言えへんけど、この時期になると、数字の話が一気に増える。

個人事業主は社長ちゃうけどな、規模が小さかろうが大きかろうが、自分の城を持っとる以上、立派な一国一城の主や。経営者やな。

で……ほんまにたまに、やで?ごくたまーに聞く。

「今年、年収〇〇やったわ」

……ん?今なんて言うた?

年収〇〇だった?

いや、ちょっと待て。ワイ、ここで一瞬、思考止まんねん。

「だった」って、なんで過去形なん?

会社員なら分かるで。ボーナス出て、源泉票見て、「あー、結果的にこれぐらいやったな」それは自然や。

個人事業主でも分かる。売上から経費引いて、「あ、残ったんこれか」それも結果論や。

でもな、法人の経営者やろ?役員報酬って、結果ちゃうやろ。

期首や。年度始まってから、だいたい3ヶ月以内に、「今期は自分にいくら払うか」決めるやん。

つまりやで、経営者の感覚としては本来、

「今期の自分の取り分は〇〇にした」

やないんか?

なんで「〇〇やった」になるんやろ。

これな、別に揚げ足取りちゃうで。言葉の話や。でも言葉って、思考のクセそのまま出るやろ。

役員報酬って、法人税法のルール上、基本は一年間、同額や。途中でホイホイ変えられへん。

まともに経営しとったらな、年度の途中でも「今年の自分の報酬、いくら設定したか」普通に把握しとるはずや。

それをやで、決算終わってから「結果、〇〇やったわ」みたいな言い方になるん、なんか変やないか?

もちろんや。疑っとるわけやない。単なる言葉の綾かもしれん。

でもな、この「だった」って一言に、ワイは妙な引っかかりを感じてまうんよ。

経営者って、利益をどう配分するか決める立場やろ。自分の報酬も、意思を持って決めた数字のはずや。

それがまるで、「気づいたらそうなってました」みたいな言い方になる。

なんやろな。恋愛で言うたら、「付き合った結果、恋人でした」って言われてる感じに近い。

いやいや、付き合うって決めたから恋人やろ、って話や。

……まあ、気のせいかもしれん。どうでもええ話かもしれん。

でもな、この違和感、ワイだけやろか?

この「だった?」の話な。あれ、別に税務の知識マウントしたいわけでも、「こいつ怪しいぞ」って炙り出したいわけでもない。

ワイが引っかかっとるのは、仕組みの話やなくて、感覚の話や。

まず整理しとこか。

会社員の給料って、完全に結果論やろ。毎月決まった額もらって、ボーナスが出るかどうかは会社次第。年末になって「今年はこれぐらいやったな」って振り返る。

個人事業主も似たようなもんや。売上あって、経費引いて、残ったもんが自分の取り分。これも結果や。

でも法人の経営者は、この二つと立場がちゃう。

法人の社長はな、「自分の給料をもらう人」やなくて、「自分の給料を決める人」や。

ここ、めっちゃ大事なとこや。

役員報酬って、会社の業績見ながら「今月はちょっと多めで」とかできへん。

年度が始まって、この一年、会社にいくら残すか、税金どれぐらい払うか、社会保険どうするか、そのへん全部考えた上で、

「よし、今期の自分はこれでいこ」

って決める。

つまりな、役員報酬って給料というより、経営判断の一部なんよ。

せやから本来、経営者の口から出てくる言葉は、

「年収〇〇に設定してる」「今期は〇〇でいくことにした」

こうなるはずや。

それがやで、「年収〇〇だった」

……なんか、自分の人生を他人に運転させとる人の言い方に聞こえへん?

バス乗ってて、「気づいたらこの駅やった」みたいな。

いや、社長やろ?ハンドル握っとる側やろ?って思ってまう。

もちろんやで。これはあくまで言葉の話や。実際はちゃんと考えてる人もおるやろ。

でもな、言葉ってな、無意識のクセが一番出るねん。

「結果的にそうなった」「気づいたらそうやった」この感覚がにじんどると、経営そのものも結果追いかけるスタイルなんちゃうか、って想像してまう。

これな、経営に限らん。

ダイエットでもそうや。「気づいたら太ってた」言う人と、「この体重まで落とすって決めてた」言う人。同じ現象でも、立ち位置が全然ちゃうやろ。

前者は流されとる。後者は設計しとる。

経営者の言葉も、それと一緒や。

ワイな、「年収〇〇だった」って聞くと、この人、数字を“見させられてる側”なんちゃうか、って一瞬思ってまうんよ。

まあ、思うだけやけどな。断定はせえへん。

ただな、この違和感が出てくる時点で、言葉ってやっぱり侮れんな、そう思うわけや。

じゃあこの「だった」って言葉が出る人、どんなパターンが考えられるんか。そのへんを、ちょっとだけ分解してみよか。

「年収〇〇だった」って言葉が出る人な。これ、別に一種類やない。ワイの中では、だいたい三つのパターンに分かれる。

一つ目。実務はできるけど、設計を他人に預けとるタイプ。

税理士さんとか、顧問とか、「まあ、いい感じにやっといてください」って丸投げしとる人や。

もちろん、任せるのは悪くない。プロに任せた方がええ部分も山ほどある。でもな、“判断”まで丸投げしてしもた瞬間、社長はただの出演者になる。

映画で言うたら、主演やけど脚本も演出も他人。台詞もそのまま読むだけ。

その結果、「今年はこうなりました」って報告を受けて、「へえ、そうなんですね」になる。

これが続くと、数字は自分の意志やなくて、“通知”になる。

二つ目。スケール途中で、頭が現場に張り付いてるタイプ。

これはな、正直、めちゃくちゃ多い。

売上伸ばすのに必死で、案件回して、人雇って、トラブル潰して、気づいたら一年終わってる。

で、年末に「で、俺いくらやったんやろ?」ってなる。

この段階の人は、まだ経営者というより“現場のラスボス”や。

判断はしてる。努力もしてる。でも設計する余白がない。

せやから言葉も、「だった」になる。

これは責められへん。むしろ健全や。成長期の会社って、だいたいこのフェーズ通る。

三つ目。あえて曖昧に言うタイプ。

これはちょっと高度や。

場の空気見て、相手見て、「設定してる」なんて言うと変に突っ込まれるのが分かってるから、わざと結果っぽく話す。

「まあ、去年はそれぐらいでしたね」って、距離を取る。

これはな、言語戦略や。

この人らは、内側ではちゃんと決めてる。でも外には出さん。

ただな、このタイプは話してると必ずどこかで“設計者の匂い”が漏れる。

数字の話の切り口とか、時間軸の置き方とか、「あ、この人、決めとるな」って分かる瞬間が来る。

ワイが引っかかるのはな、一つ目と二つ目が混ざってる人や。

任せきりなのに、忙しさを言い訳にして、「まあ、そんなもんですわ」で済ませる。

これ、ハンドル放してるのにアクセル踏んでる状態や。

危ないで。

経営ってな、数字を増やすゲームやなくて、どこまでを自分の意思で決めてるかのゲームやと思うんよ。

年収はその一部にすぎへん。でも分かりやすい指標や。

「設計してる経営者」はな、年収の話になると、まず時間軸がズレる。

「今いくらですか?」って聞かれても、即答せえへん人、多いで。

ちょっと間があって、「今年はこのラインで置いてます」とか「来年はここまで許容してます」みたいな返しになる。

ここがポイントや。

“結果”やなくて、置いてる場所の話をする。

これ、数字を「事後報告」やなく「パラメータ」として扱ってる証拠や。

ゲームで言うたら、HPが減ったあとに眺めてる人と、最初から難易度設定いじってる人の差やな。

設計してる人間は、年収を「評価」やと思ってへん。制御値や。

・どこまで取るか
・どこで止めるか
・あえて下げるか
・別の数値に変換するか

これを全部、同じレイヤーで考えとる。

せやから、「もっと稼げますよね?」って言われても、あんまり響かん。

「いや、今はそこ増やすと別のとこ歪むんで」って返ってくる。

これな、めちゃくちゃ健全や。

逆に、年収を“モチベーション燃料”にしとる人ほど、設計から遠い。

「いくら稼げたら勝ち」「これ以下は負け」って軸が立つと、判断が短期に寄る。

するとどうなるか。

・無理な案件受ける
・切らんでええ信用切る
・仕組みより気合い優先

結果、数字は一瞬伸びても、制御不能になる。

ワイがよく言うんはな、数字は犬やって話や。

躾けて、距離感決めて、「待て」が効く状態にせなあかん。

放し飼いにして「増えた!減った!」言うてるうちは、まだ主従が逆や。

でな、ここでAIの話とつながる。

AIは基本、“安全な中央値”を出す。

つまりな、犬にとって一番楽な散歩コースや。

舗装されてて、危なくなくて、誰も文句言わへん。

でも、山登りしたいなら、人間がリード引かなあかん。

「ここ行くで」「転んでもええから進むで」って決めるのは、AIやない。

設計者の役割は、どの崖を選ぶか決めることや。

ていうてしまうと「じゃあ、その設計力ってどうやって身につくん?」って質問来るわな。

これ、よう聞かれる。

正直に言うで。才能やない。習慣や。

しかもな、めっちゃ地味で、めっちゃ退屈な習慣や。

設計できる人間って、特別な発想しとるわけやない。

むしろ逆で、

・すぐ答え出さへん
・気持ちよく分かった気にならへん
・「で、それは何を制御してる?」って一回止まる

これを、毎回やっとるだけや。

AI触ってると分かるやろ。一発目の出力、だいたい「まあ悪くない」やん。

ここで止まる人は、一生“平均側”や。

設計する人はな、そこでこう考える。

「これ、何を守ろうとして何を犠牲にしてる?」

「評価軸、どれが暗黙で選ばれてる?」

「もし逆を選ばせたら、どんな事故が起きる?」

この“問い直し”を、癖みたいに挟む。

別に深い言葉やなくてええ。「なんでこうなった?」「ほんまにそれ要る?」これで十分や。

REVとか、ワイが組んでる構造も、魔法やない。

問いを逃げずに積み重ねた結果や。

楽したい人ほど、「正解ください」「テンプレください」って言う。

でもな、設計って「正解を作る側」に回ることやから、その姿勢のままやと永遠に届かん。

せやから最初に、わざと喧嘩売る。

「平均で満足するな」「問いを放棄するな」ってな。

優しい言い方もできるで?でもそれやと、分かった気になって終わる人が増える。

それが一番あかん。

AIは、定石までは連れて行ってくれる。そこから先は、人間が“決める”。

失敗してもええ。歪んでもええ。一回、自分でハンドル切れ。

その経験がないままAI使い倒そうとしても、結局「いい感じの平均」が永遠に返ってくるだけや。

ほな最後にな。

問いを立て続ける人間は、AIに使われへん。AIを“環境”として使える。

そこまで行けたら、もう十分や。

今日はここまでやな。

追伸。

まあ最後は、前回の続きでAIの話に寄せて、ちょっと煙に巻いた感はあるけどな。でもな、言いたかった本筋は、実はここや。

まともな経営者やったら、期首、つまり年度始まって最初の2〜3ヶ月で、「今年、自分はいくらもらうか」もう決めてるはずや。

法人税法のルールで、役員報酬は基本、一年間同額やろ。途中でコロコロ変えられへん。

事前確定届出給与やったかな、細かい条文は置いといても、かなりシビアな設計になっとる。

せやからな、「今月儲かったから100万上乗せ!」みたいなことを自由にやったら、税務署からしたら「はい、利益調整ですね」「はい、アウトです」って話になる。

役員報酬って、一回決めたら一年間は固定。途中でいじったら、原則、損金算入できへん。下手したら追徴課税コースや。

もちろんやで、経営者なりたてで知識が追いついてなくて、「来期の設定を高くしただけなんです」ってケースもあるやろう。

でもな、仮に税務調査で突っ込まれたら、「期中で変更してますよね?」「それ、利益調整ですよね?」って聞かれて、返ってくる答え、だいたい想像つくやろ。


追追伸。

今日な、スタバでパソコン触っとったら、たまたま横で、いわゆるパパ活っぽい感じの会話が聞こえてきてな。

40代くらいの男性が、若いおなごと話しとったわけや。別に聞き耳立ててたわけやないで?ほんまに。

最初「経営者やねん」って言うとってな、年収の話になった瞬間、「え?去年?ああ、1000万やったで」ってサラッと言いよった。

……あら?ってなるやろ。

話聞く限り、社員15人おる言うてたし、それ自体は立派や。ほんまに。

ただな、ワイの知人・友人含めて、「年収〇〇万だった」って言い方する経営者、ほぼおらんのよ。

裏技でも知っとるんやろか、って一瞬思ったわ。今度会ったら聞いたろかな、って冗談半分でな(笑)

考えられるパターンはいくつかはあるんよ。

一つは、税理士丸投げ型。「社長、今期これくらいにしときました」「あ、そう。それでええわ」数字に興味なくて、通帳に残った金だけ見てるタイプ。

もう一つは、個人事業主の感覚を引きずったままの法人成り。社員15人おっても、頭の中は「売上 − 経費 = 自分の取り分」役員報酬を“給料”やなく、“余った利益”の延長で捉えてるケースやな。

で、一番ありそうなんが、見栄とハッタリ(虚飾型)。スタバでの会話やしな。「年収いくら?」って聞かれて、ちゃんと計算した数字やなく、とりあえずそれっぽい「1000万」を置いただけ。

設計された数字やないから、言葉が過去形になる。「だった」になる。

まあ、余計な詮索はあかんな。今の時代、煽りもハッタリも簡単や。情報弱者を釣るのも容易い。気ぃつけなあかん。

ワイもな、場面によったら普通に情弱側や。自戒も込めて、やな(笑)

ほな最後に。

もし、あの「1000万だった」人にまた会う機会があったら、心の中でこう聞くシミュレーションでもしとこか。

「それ、源泉徴収票の話ですか?」「それとも、役員報酬の設定額の話ですか?」

……まあ、言わんけどな。今日はこのへんで。ほな、またな。








…もしやで、従業員15人を抱えた個人事業主やったとしたら、実務的には、正直かなりの無理ゲーや。

ほんまにその15人を「直接雇用」しとるんやったら、税務も労務も、もうカオス通り越しとるやろ。

社会保険、源泉、年末調整、労基、労災、各種届出……いやいや、ちょっと待て、って話や。

普通な、そこまで行ったら、税理士から「もうええから法人にしましょ」「今のままやと税金、めちゃ損してますよ」って、少なく見積もっても100万回は言われとるはずや。

それでもなお個人事業主のまま突き進んどるとしたらやで?

それはもう、よほどの稀有な天才タイプか、もしくは「野生の勘」だけで生き延びてきた人種や。

設計も理屈も知らんけど、なぜか倒れへん。なぜか回っとる。

……いや、尊敬はするで?するけどな、再現性は一切ないやつや。

普通の人が真似したら、ほぼ確実に詰む。

ワイ、無理。何者なんやろ……。

ああ、なるほどな。

もしかしてオチは「外注(いわゆる一人親方)」の集まりってやつか?「雇用」やなくて、「外注」として15人使こてるパターンやな。

これやったら、社会保険の加入義務は基本ないし、消費税の仕入税額控除も取れる。

……いやまあ、理屈の上では、やけどな。ただな。

実態が雇用やのに、外注扱いしとったらアウトやで。税務調査入った瞬間、

「これ、どう見ても給与ですよね?」

って突っ込まれて、源泉徴収漏れ → 追徴 → 一撃死コースやな。

それかやな親の代からの商売をそのまま継いだか、もしくは現場にクッソ強い右腕おって、自分はハンコ押すだけ。現場は全部丸投げの

「名ばかりオーナー(七光り)」とか…?
いやもう、何者なんや……。

名探偵コナンの主題歌。小松未歩の『謎』?
井上陽水『リバーサイド ホテル』?
Official髭男dism『Pretender』?

どれを脳内でながせばええねん。

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