「精神科の本や記事は難しくてわけがわからない」
ほとんどの方はこのように思うのではないでしょうか。
ココカラブログでの記事では、細かい例外的事項には触れずに、基本的なことを非常に簡潔にわかりやすく書くことを心がけています。
専門用語の羅列や長すぎる専門書のような記載は正直読み切れる気がしないという方は是非お読み下さい!
今回は【支配観念】についてお話したいと思います。
支配観念は不安症でよくみられる思考の障害の一つとされていますが、正常な人にもみられることが多いです。強い疑いや不安のことで、周りの人からの指摘である程度抑制することも可能です。
症状
支配観念という名前からは何かを支配しようとするような考えに思われるかもしれませんが、簡単に言えば強い疑いや不安のことです。
例
1.彼氏がいる女性が、「今日、飲み会みたいなんだよね。浮気してるかもしれない。」と疑っていても、周りの人に「男子校時代の友だちとって言ってなかった?心配ないよ。」と言われると、納得してある程度疑念感は抑えられるでしょう。
2.先輩に怒られた同期が、「もう一緒に続けていけない。気まずいし嫌われたし、もう辞めるしかない。」と不安が強かったとしても、周りの人に「先輩はあなた(同期)のことが大事だから、アドバイスしたくて怒っちゃったんじゃないかな。やめたら先輩も悲しむよ。」と言われると、納得してある程度不安感は抑えられるでしょう。
ただし、支配観念は非常に強い感情なので、どちらの例でも完全に抱いている疑いや不安感が消えることは難しいでしょう。
治療法
医師や心理カウンセラーとのカウンセリングや心理療法が非常に有効とされています。支配的な思考や行動のルーツを一緒に探していき、その背後にある感情や信念を理解していきましょう。また、認知行動療法(CBT)も有効です。認知行動療法とは、思考と行動のパターンを変えることを重視した治療法です。医師や心理カウンセラーと相談の上、最適な治療法を行っていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
支配観念について正しくご理解できましたか?
次回は同じ思考の障害である強迫観念について詳しく説明していきますね。
ありがとうございました。