「精神科の本や記事は難しくてわけがわからない」
ほとんどの方はこのように思うのではないでしょうか。
ココカラブログでの記事では、細かい例外的事項には触れずに、基本的なことを非常に簡潔にわかりやすく書くことを心がけています。
専門用語の羅列や長すぎる専門書のような記載は正直読み切れる気がしないという方は是非お読み下さい!
今回は【保続と滞続言語】についてお話したいと思います。
保続は認知症のような脳の器質性疾患(脳自体にダメージが起きる疾患)でよくみられる思考の障害の一つで、ひたすら同じテーマの話をしてしまう症状です。一方、似た症状に、前頭側頭型認知症でよくみられる滞続言語というものもあります。
症状
保続とはひたすら「水泳です。」のように、同じテーマの話を繰り返してしまう症状のことを言います。思考が1つのことに集中し、別のテーマに移ることができないことが特徴です。
一方、滞続言語はオルゴールのような症状だとよく言われ、同じ話を繰り返す点は保続と共通しています。大きな違いとしては、保続は最初の話に引っ張られるために他のテーマに移れない症状ですが、滞続言語はどんな場面でも同じ話をします。
会話例をみるとわかりやすいと思います。
会話例
保続の場合
(好きなスポーツは何ですか?)
「水泳です。」
(オススメしないスポーツは何ですか?)
「水泳です。」
(最近あなたがしたスポーツは何ですか?)
「水泳です。」
滞続言語の場合
(好きなスポーツは何ですか?)
「好きなスポーツは水泳です。水泳です。水泳です。」
のような感じです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
保続と滞続言語について正しくご理解できましたか?
次回以降はこの分類にしたがって、支配観念についてさらに詳しく説明していきますね。
ありがとうございました。