毎日泣きながら仕事に向かっていた頃の話|「仕事に行きたくない」が続いた理由

毎日泣きながら仕事に向かっていた頃の話|「仕事に行きたくない」が続いた理由

記事
コラム
教員をしていた頃、
毎日仕事に行くのが本当に嫌だった。

朝起きた瞬間から、
もう気持ちが重くて、

「今日も行かなきゃいけないんだ」

って、そう思うだけで、
苦しくなる。

布団から出たくないけど、
出ないといけない。

仕事だし、
責任があるしね。

そして、何より子どもたちがいるから。

そう思って、
無理やり体を動かしていました。

車に乗って、学校に向かいながら
何度泣いたか…

でも、理由はうまく説明できなくて

「行きたくない」
っていう感じ。

でも行かないわけにはいかない。
休んだら迷惑がかかる。

担任だしね。

自分がいないとクラスが回らない。
だから行くしかない。

そうやって
自分に言い聞かせながら、
毎日学校に向かっていた。

そして正直に言うと、

子どもが熱を出したときは
「今日は仕事休める」
って思ってました。

もちろん
子どもが体調を崩すのは心配。

でも同時に
「仕事から離れられる」
って思ってしまう自分がいて、

そして、
「仕事を休むダメな自分」

そして、
そんな自分を見て
「私ってダメな母親だな」

っていくつもの感情が
一気に湧いてきてました。

でもそれくらい
仕事に行くのが苦しかったんです。

教員という仕事自体が
嫌いだったわけじゃなくて、

むしろ
子どもと関わることは好きでした。

子どもの話を聞いたり、
少し元気がない子に声をかけたり、
授業をしたり。

でも実際の仕事は、
そういう時間よりも

別のことに
多くの時間を使ってて

授業の準備
書類作成
保護者対応
会議
学校の運営
学年の仕事
行事の準備

とにかくやることが多い。

子どもと向き合う時間より
「やらなきゃいけない仕事」の方が
圧倒的に多い。

もっと子どもの話を聞きたい。
もっと親の話を聞きたい。
もっと寄り添いたい。

そう思っても時間がないし、
余裕もない。

そのギャップがすごく苦しかったんです。

だから私は毎日
「ここじゃない」
って思いながら働いていました。

仕事はしているけど、
でもなんか違う。

そんな感覚でした。

教員の資格を持っているから
教員をしている。

ただそれだけ。

「この仕事がしたい」
っていう
強い気持ちはなかった感じ。

ただ
辞める勇気もなかったんです。

だから毎日、
行きたくないと思いながら
仕事に行ってました。

でもあるとき

これ、教員の仕事だけじゃないな。
って思ったんです。

実は私は
どの仕事をしても
同じことを感じていたんですよね。

販売の仕事をしていたときも、
毎朝、

「なんで行かないといけないんだろう」
「どうやったら休めるんだろう」

そんなことばかり考えてました。

そのとき初めて思ったんです。

あれ?これって
仕事の問題じゃなくて
私の問題じゃない?

って。

結局私は
自分が本当にやりたいことを
分かっていなかったんですよね。

ただ
「働かないといけない」
「ちゃんとしないといけない」

そう思って仕事を選んでいたんです。

だから
どの仕事をしても苦しさを感じてた。

でも自分と向き合うようになって
少しずつ分かってきたのが、

私は、自分の言葉で発信したい。
人と関わる仕事がしたい。
誰かの心に関わる仕事がしたい。

そういう思いが自分の中にあること。

それが見えてきたとき、
初めて「働くこと」が苦しくなくなったんです。

むしろ今は仕事が好き。

仕事をしている時間が楽しくて、
昔の自分からすると信じられないくらい。

毎日「行きたくない」
って思いながら働くのって
本当につらいですよね。

でもそれって
ただの「甘え」じゃなくて、

もしかしたら自分の本音が
「ここじゃない」っていう
サインかもしれないんです。

その違和感を
見ないふりし続けると、

人はどんどん苦しくなります。
でもそこに気づけたとき、

人生の選び方、選ぶ基準が
今までと変わっているかもしれません。


私は毎日泣きながら仕事に向かっていた頃、

自分がこんな働き方を
するとは思ってもいませんでした。

人の心を扱う仕事をして、
カウンセラーを育成する仕事をして、
学校現場で研修を開催。

私が1番驚いてる。

でも今はあの時間も自分を知る
大事なきっかけだったんですよね。

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