夫婦関係が壊れ始めたのは「家賃は俺が払ってる」の一言だった

記事
コラム
私と夫の関係が崩れ始めたのは、
私がうつ病になって
働けなくなってからだったかな。

まぁー収入は一気に減りました。
当たり前だけど。

それまでは共働きで、
生活費もなんとなく半々。

特別きっちり分けていたわけじゃないけど、
「どちらかが支えている」という感覚はなくて、

でも、私が働けなくなってから
家計はほぼ夫が支えてくれていました。

もちろん、それは感謝しているし
働けなくなったとき、
正直、申し訳ない気持ちが1番大きかった。

「ごめんね」っていう気持ちは、
ずっとどこかにあって

だから私は
それを当たり前だなんて思ったことはありませんでした。

でも、
少しずつ
夫の言葉は変わって、

例えば、コンビニで何か買うとき。
夫が財布を出して支払う。

それだけのことなのに
「俺が買ったんだよ。ありがとうは?」
って言われる。

最初は冗談っぽく聞こえたけど、
「ありがとう」
って私も当たり前にお礼を言っていました。

でも、同じようなことが
何度も続いて、
別の日には、

子どもに向かって
「今度はママに買ってもらいな」
って言う夫。

その言葉を聞いたとき、
なんとも言えない気持ちになってしまって

子どもはただ
お菓子を選んでいるだけ。

そこに
そんな言葉いちいち言わなくていいのに
って思ったけど、

私はその時
何も言えませんでした。

だって、
実際にお金を出しているのは
夫だったから。

さらに、何かあると
「あれも俺が出したよね」
って言う。

多分、本人は
そこまで深い意味はないのも私は分かってて
本当にただ
事実を言っているだけなのかもしれないけど、

でも
その小さい言葉が
少しずつ、少しずつ

私の中に残っていきました。

最初は小さな違和感で
でもそれは
確実に増えてって…

そしてある時、
夫が
「家賃は俺が払ってるんだから」
って言った。

その瞬間、

頭の中が一瞬止まった感覚になりました。

『ああ、ここって
私の家じゃないんだな』

そう感じました。

もちろん、現実としては
家族で住んでいる家なんだけど

でもその瞬間、

自分の家なのに
自分の家じゃないような感覚になってしまって

どこか
居候みたいな感覚。

自分が
誰かの家に
住まわせてもらっているような感覚。

そこから更に
罪悪感が
どんどん大きくなっていったのを今でも覚えています。

私は働けてない。
収入もない。

だから
文句を言える立場じゃない。

私が悪いんだ。
私がダメなんだ。

そうやって
自分を納得させていました。

だから、
何も言えなかった。

でも本当はすっごく悲しかったし、
すっごく寂しかった。

でもその感情を
そのまま出すことは自分が許せなかったし
できませんでした。

だって、
働いていないのは私で、
申し訳ない立場なのは私。

だから私は
夫に対して何も言えませんでした。

本当は
「その言い方はつらい」
って言いたかったけど

言えなかった。

言ったら
「じゃあ働けば?」
って言われる気がしたし、

そう言われたら
何も返せないし、
また傷つくのが分かるし、
喧嘩もしたくない。

だから
言えませんでした。

そして気づいたら
夫と話すこと自体が
怖くなってて、
目を見ることさえも出来なくなっていました。

会話をするたびに
また何か言われるんじゃないか。

また自分が
小さくなるんじゃないか。

そんな気持ちがずっとあって、
誰もいない家にいても、
私はいちゃいけない気がして、
日中は誰もいない実家にいました。


今思うとあの頃の私は
夫の言葉よりも

自分で自分を
責め続けていました。

働けてない私が悪い。
迷惑をかけている私が悪い。
だから我慢しないといけない。

だから文句は言えない。
だから小さくしていないといけない。

そうやって
自分の気持ちを
どんどん後回しで置き去りにしていたんですよね。

今なら分かるけど
あのとき苦しかったのは
お金の問題というよりも

「ここにいていい」
っていう感覚がなくなっていたことで

安心がなかったこと。
それが一番つらかった。

人って、
居場所がなくなると小さくなる。

発言も行動も考え方も

どんどん
遠慮が増えて、我慢が増える。

「これ言っていいのかな」
「迷惑じゃないかな」
「私が我慢すればいいよね」

そんなふうに
自分の感情を後回しにする事が増える。

でもその状態って

本当に
自分らしい人生なのか。。。

私はそこから
少しずつ自分の人生の事を
考えるようになりました。

私はこのまま
「申し訳ない人」
として生きるのか、

それとも、

自分の人生を
自分で選んでしっかり生きたいのか。

そんな問いを
初めて自分にしたと思います。

その問いをしたとたん、
今の人生が続くことにものすごい恐怖を感じました。


夫の言い方ももちろん悪い。
でも、私がそう言わせていたところもあるのは事実。

だから、
夫が悪いとか、私が悪いとか、
そんな話ではなくて、
結局は自分の在り方。

そこから私の人生は変わっていきました。


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