段々と日中の気温が高くなってきました。
みなさん、体調にお変わりはありませんか?
朝晩は寒いですが日中の気温がぐんと高くなり、日内気温差は20度近くになり、それにより体の調整が追い付かず、体調を崩す方も出ておられています。
朝は寒いのでヒートテックなど厚い服を着て、日中の炎天下の中で過ごすと体に熱がこもり熱が体の外に逃げにくくなります。それにより、熱中症が発症しやすくなります。
外出時は衣服の調整がしやすい通気性の良い恰好を選びましょう。
また以下のような研究結果があるようです。
『熱中症になりにくい服の色は、太陽光をよく反射して熱を吸収しにくい「白」や「黄色」が最も効果的です。実験では、気温30℃の屋外で5分間日光に当てた場合、白いシャツの表面温度は気温と同じ約30℃でしたが、黒や深緑のシャツは50℃を超え、20℃以上の差が生じました。これにより、白や黄色の服は熱がこもりにくく熱中症リスクを減らせるとされています。
次に熱を持ちにくい色としては、反射率が比較的高い「グレー」や「赤」もおすすめです。一方、「紫」「青」はやや熱がこもりやすく、「緑」「深緑」「黒」は最も熱を吸収しやすいため、暑い日には避けるべきです。
まとめると、熱中症予防には以下の色が効果的です:
・白、黄色(最も熱を反射しやすい)
・グレー、赤(比較的熱を反射しやすい)
・紫、青(やや熱がこもりやすい)
・緑、深緑、黒(熱がこもりやすいので避ける)
また、紫外線対策では黒が有利ですが、熱中症予防を優先する場合は白や黄色の服を選ぶことが推奨されます。』
AI情報より
お写真は、一ノ瀬俊明(2020):最小スケール気候変動適応策としての被服色彩選択効果について. 日本地理学会学術大会, 東京, 令和2年3月; (同発表要旨集, 97)
一ノ瀬俊明(2012):衣服の色彩がもたらす表面温度の違いに関する屋外実験. 第40回環境システム研究論文発表会講演集(2012年10月)よりお借りしました。
これから暑くなる野外で活動することが増えるときに気を付けていただきたい点があります。
普段から出来ることとして
・運動を習慣にして体力をつけておく
・初夏前から朝方や夕方にウォーキング等の有酸素運動を取り入れて汗をかく習慣をつけておく、暑さに耐えられる体に慣らしておく。
・食生活や生活習慣を整えて自身の免疫力をつけておく。
熱中症予防
・なるべく、白っぽい、黄色っぽい色の服を着る
・通気性の良い服を着る
・下着も通気性の良いエアリズムや綿の素材を着る。
・温度を調整しやすい着脱しやすい衣服にする。
・日傘を使用したり、帽子も通気性の良いものをかぶる
・喉が渇く前に水分補給を出来るだけ少しずつ摂るようにする。(少し塩分が入っているもの) 喉が渇いてから飲むのは遅い。
調子が悪くなったら
・調子が悪くなったら早めにクーラーが効いているなど風通しの良い涼しいところで休む(出来るならば横になる)
・体を締め付けるものをゆるめる(ベルトなど腰回り、首回り)
・首のつけ根、脇下、脚の付け根、脚首回りを冷やす
・飲めそうだったらポカリスエットなど少しずつ水分補給をする。
もしも周りの人でこれ以上に吐き気や頭痛、意識障害などの体調の悪化を見られた場合、すぐに救急車を呼び、病院に行くことをお勧めします。
体調不良、熱中症といえども馬鹿には出来ません。命取りになる場合もありますので症状が重たい場合は即座に救急車を呼ぶことをためらわないようにしましょう。
これから気温が上昇して、室内にいても脱水症になることもあります。適切に冷房をつかい、体を涼しく保ち、むやみに炎天下に居続けない、出歩かないなどの自己防衛も大切です。そして夏は白っぽい衣服を着て、体温の調整がスムーズにしやすい通気性の良い衣服を着用し、自分自身がなるべく快適な状態でいるようにして過ごすことをお勧めします。
熱中症や脱水を防いで元気に夏を乗り越えましょう!