むかしむかしのお話しです。
絵描きでは食べていけない?
絵描きは食べていけない!そう思っている方います?
はい!私は思っていました。
絵描きだけでは食べていけないと、
絵が描ける仕事に付くため
グラフィックデザイナーとして就職活動をしていたころの出来事です。
あなたの特技は何ですか?
趣味は?
面接で聞かれる質問はこんな感じですよね。
当時、就職の面接で、こんなことを聞かれました。
『あなたはどんなキャラですか?』
「?・・・きゃら?」
趣味や特技は、聞かれることはあっても、
どんなキャラと言われると良く分からず、
つい、
飼っていた犬を思い出して、
「あああ」
「犬 犬です、ビーグル
いつも何かをクンクン!匂いを嗅いで探している
見つけた お気に入りを掘った穴に埋めてしまうと
どこに埋めたか分からなくて探している。」
「そんな感じです。」
『犬ですか~』
「はい!」
と口から出てしまい面接官の表情をチラ!
あまり反応はよくありませんでした。
「え~っと~~~~~!」
「面白ネタとか探して、写真撮ってためておくことが趣味です、
でも、ためたネタをどこに埋めたか分からず何かの拍子にポンと出てきた時、特したな~ってよろこんでいるそんな感じです。」
「色々なアイデアを考えてストックしておく収集オタクです。
使えるかどうかは、分かりませんが・・・」
と身振り手振り、収集癖の事まで話してしまいました。
そして、
晴れてデザイン会社へ就職できました。
なんで???
就職したのはいいのですがグラフィックがメインで
絵を描く機会はほとんどありませんでした。
就職してから1年が過ぎたころ面接官だった先輩にあの時
「貴方は、どんなキャラと聞かれて焦りましたよ、
どんな意味があったんのですか?」と尋ねました。
『ああ、あれは、
ありふれた用意してきたペーパーを答えられるより想像していなかったことにとっさに答えられるか試しただけだよ。』
『どんな問いにも即答できるかはコミュニケーション能力や判断力、
対応力があるかということが分かるでしょ!』
『あの時、あなたはどんなキャラと聞いた時、犬って答えたのはでまかせかな~とも思ったけど、その後の話が面白かったから。』
他の人にない個性がないとこの世界では勝てないからね。
と同時に、
キャラ(個性・人格)は仕事をしていく上でアイキャッチ!
広告塔になれるからね。
この人はこんなキャラで面白い、一度見たら忘れられない、
お客様が気になる存在になれば、仕事+個性=顔が浮かび
ビジネスにつながるでしょ。
善でも悪でも目立ったもん勝ちの世界だから。』
「キャラって何かに例えるという事ではなかったんですか~!」
『今だからこんなこと話せるけど、必死で身振り手振りジェスチャーで伝えようとした焦り方や話し方は人を楽しませ、引き付けるキャラそのものだよ!』
チャンチャン!
当時の面接の内容を思い出して、
イベント用に制作したマスコットキャラクター[RIO]
キャラクタ誕生
■ブログ管理者のマスコットキャラクターです。
モデルとなったのは、小さな頃から庭をかけ回ったり 穴を掘ったりおてんばなビーグルです。
■ タイトル[ RIO ]
■ イラスト / PC・Adobe Photoshop & Painter 制作
■ サイズ / 500pixel×1200pixel 72dpi pixel/inch