元居た飲食店で
ほとんどかかわりを持たなかったG。
体格の小さな男の子だった。
スノーボードが好きで
冬になると山に籠ってしまうので
私が働きだした頃は会わず
辞める直前に戻ってきた。
その飲食店に夏だけ働くみたいな
習慣があったようだった。
「あら、来てくれたの?」と言うと
「うん!二人が働いているところが見たかったんだー」
結構なイケメンで顔をクシャクシャにして笑った。
こんな弟がいたらなんでも買ってあげるのに~
って、思うくらい
ただただ可愛いと思える男の子。
時間に都合がつくとお店に寄ってくれるようになった。
逆に私たちも
時間に都合がつくと以前いた店に顔を出すようになった。
そこにCがいても
なんの問題もなくなっていた頃だったから
私たちは変なシガラミのない
楽しい時間を共有していった。
Eは違った。
「また行くの?」
「また来てるね」
Gを勝手に意識しだすようになった。
まぁGは結構なイケメンなんでねww
私にとってGは
可愛い弟でありながら
この復讐にも加担(本人の同意なしw)してくれる
なんの関係もない子。
優越感。
ざまーみろ!
若さでも顔でも勝てないE。
ありがとう君達❤
私は彼らを何度抱きしめただろう。
でも
Eは図太い。
普通に「まだ不正出血は治らないの?」
「いい病院調べたから連れて行こうか?」
お前の頭を診てもらえと
心の中でつぶやきながら
「ありがとう、ごめんね」と笑う私。
クソ女。
まだ足りない。
そんな矢先のことだった。
Gから突如、デートを申し込まれたのだ。