自分の気持ちが揺らぐ瞬間
こんにちは、占い師のみおりです。
今日は、甲子園関連のニュースを見て、”心の揺らぎ”の問題について触れていきます。
人って、心の奥で「これでいい」と思っていても、ふとした出来事や言葉で揺らいでしまうことがあります。
「こうしたい」という思いがあっても、日々の中で少しずつ『自信』が削られていく。
1ヶ月もすると、最初に持っていた『確信』や『勇気』が薄れて、「やっぱり無理なんじゃないかな…」というところに辿りついてしまう。
「希望や方向性が見えていたのに、時間が経って自信がなくなってしまいました…。」
鑑定に来る人の多くは、そうやって気持ちが揺れてしまったタイミングで相談に来るんです。
原因はいろいろ。
誰かの一言、SNSの何気ない投稿、他人との比較…。
そういう外からの刺激に、心を持っていかれてしまうんですよね。
外の声に振り回される危うさ
最近、甲子園野球である問題が取り沙汰されてしまっています。
とある高校が、SNSでの誹謗中傷や拡散をきっかけに、夏の大会を辞退したんです。
試合や選手に関する一部の書き込みが一気に広まり、多くの人が「自分の意見」を語り始めました。
「辞退は当然」「いや、それだけじゃ足りない」「被害者は誰だ」…と、いろんな声が飛び交う。
私は、どちら側にもつくことはできません。
だって真実を知り得るのは、当事者たちだからです。
言葉は”刃”にもなるのですから、発言は慎重にするべきだと思います。
でも実際に、SNSで多くの方が、一部の情報や短い文章、切り取られた映像だけを見て判断しています。
これを見て改めて思ったのは、
「私たちって、たった数行の“外の声”に、あまりにも影響されやすい」ということ。
深く調べたわけじゃなくても、「そうなのかも」と信じてしまうんですよね。
人間関係でも仕事でも、これが原因で自分の判断が揺れてしまうこと、けっこうあります。
職場で同僚の何気ない一言に落ち込んだり、上司の顔色ひとつで「自分はダメなんだ」と思ったり。
友人のSNS投稿を見て、「私、遅れてるな」と焦ってしまったり…。
こうして、少しずつ”自分の心=軸”がブレていくのです。
自分の軸を持つために必要なこと
じゃあ、どうすれば外の声に振り回されないでいられるのか。
答えは「自分の中の地図」を持つことです。
地図がないと、人は目の前の案内板や、人の指差す方向ばかり頼りに歩きます。
でも地図があれば、「いや、こっちが正しい」と自分で判断できる。
人生における地図は、自分の価値観や信念、そして「何のためにそれをやっているのか」という目的なんです。
つまり、『自分で考える力であり行動する力』なのです。
その地図を作るには、自分の強みや個性を知ることが欠かせません。
得意なこと、苦手なこと、何を大切にしたいのか。
どういうときに心が動くのか…。
こうした自分の輪郭が見えていれば、外の声に左右されにくくなります。
軸を持っている人と持っていない人の違い
少し例を挙げます。
軸を持っている人は、意見を言われても「それはあなたの考え方」と切り分けられます。
軸がない人は、「そうかもしれない、確かにそうだ!」と簡単に受け取ってしまうのです。
軸がある人は、失敗しても「この方法は合わなかった」と考えます。
軸がない人は、「自分はダメだ」に直結してしまう。
いかがでしょうか?
この差は大きいですよね。
今こそ自分の軸を整えるとき
「なんだかブレやすいな」と思うなら、それは軸を整えるタイミングです。
外の声を全部遮断する必要はありません。
でも、何を受け取って何を手放すかは、自分で選べるようになってほしい。
そのためには、自分の強み・価値観・目的を言葉にしておくこと。
これは本当に大きな助けになります。
仕事の方向性で迷っている人も、人間関係で振り回されがちな人も、まずは自分の強みや個性を知るところから始めてみませんか。
それが、地に足をつけた生き方の第一歩になるはずです。
私のメニューでは、あなたの強みや個性を引き出し、それを軸として活かせる仕事や人間関係の方向性を見つけるお手伝いをしています。
外の声に振り回されない、自分らしい人生を歩むために。
まずは一歩を踏み出してみませんか。