残業が多くて限界なのに転職に踏み切れない人が、先に整理すべきこと

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学び
夜11時。
また今日も終電だった。
駅のホームで、 
ぼんやりと電車を待つ。

スマホを開く気力もない。

「いつまで こんな生活が続くんだろう」
そう思いながら、 
電車に乗る。

座れた瞬間、 
目が閉じる。
乗り過ごさないようにと思いながら、 
意識が遠くなる。

家に着いて、
シャワーだけ浴びて、
倒れる。

翌朝、 
また同じ時間に起きる。

限界だと分かっている。 
体が、悲鳴を上げている。

でも、なぜか踏み出せない。

「転職したい」と 思い続けて、 
もう何ヶ月経ったか。

この記事では、
 元採用責任者として 
10000時間以上の転職支援を 
してきた私が、

「残業が多くて限界なのに転職に踏み切れない」 
状態を抜け出すために 
先に整理すべきことをお伝えします。

1. 限界なのに、なぜか辞められない


残業が多くて つらいのに、
踏み出せない。

この状態の方には、 
共通するパターンがあります。

「今が忙しすぎて、転職活動する 時間がない」
「こんな状態で 転職活動しても、 いい判断ができない」
「仕事が一段落したら 動こうと思っている」

どれも、 
本当のことです。

でも同時に、 
これらはすべて 
「先送りの理由」 にもなっています。

残業が多い職場は、 
一段落する日がなかなかきません。

「落ち着いたら動こう」 と思っていると、 
気づけばまた一年が過ぎています。

そして体と心は、 
確実に消耗し続けています。

踏み出せないのは、 
意志が弱いからじゃない。

整理する余裕がなくなっているからです。

2. 「忙しいから転職活動できない」の罠


「今は忙しくて 転職活動できない」
これ、 実は罠です。

転職活動には確かに時間がかかります。

書類を書いて、
 面接に行って、 
企業を調べて。

でも、 
「転職活動を始める」と 
「転職の準備をする」は別物です。

転職活動そのものは 
忙しいとできない。

でも、 
転職の準備は 
どんなに忙しくても 少しずつできます。

今の仕事の何がつらいかをメモする。
どんな環境なら働きやすいかを考える。
自分のキャリアを 振り返る。

これらは、 
まとまった時間がなくてもできます。

「忙しいから何もできない」 ではなく、 
「忙しい中でも できる準備から始める」。

この発想の転換が、 
最初の一歩になります。

3. 踏み切れない本当の理由


残業が多い職場にいるのに 
転職に踏み切れない理由は、 
「忙しさ」だけじゃありません。

転職支援の現場で 
よく聞く本音を整理するとこうなります。

「今の収入が下がるのが怖い」

残業代込みで生活が成り立っている場合、 
転職後の収入が下がる可能性を恐れている。

「転職できる自信がない」

忙しすぎてスキルアップもできず、 
「こんな状態で どこかに受かるのか」 という不安がある。

「転職して同じだったら」

次の職場でも また残業が多かったら、 
という二の足。

「辞めたら迷惑をかける」

抜けたら職場が回らなくなる、 
という罪悪感。

どれも、
リアルな感情です。

でもこれらは 
「踏み出せない感情」であって、 
「踏み出せない理由」ではありません。

整理すれば、 一つひとつ対処できます。

4. 「現状の整理→優先順位→最初の一手」転職前にやるべき3つのこと


踏み出す前に 
やるべきことを 3つお伝えします。

ステップ1:現状を整理する

今の職場の何がつらいかを書き出します。

残業の多さだけが問題なのか。
残業はきついけど、仕事内容や人間関係は悪くないのか。
残業含め、 全体的に合っていないのか。

ここを整理すると、 
「転職で何を 解決したいのか」が見えてきます。

ステップ2:優先順位を決める

転職先に求めることを 
優先順位つきで並べます。

残業を減らすことが最優先なのか。
収入は下げたくないのか。
職種や業界は こだわりがあるのか。

優先順位が決まると、 
求人を見るときの基準ができます。

闇雲に求人を眺めなくて済みます。

ステップ3:最初の一手を決める

転職活動のスタートは、
一気にやらなくていい。

まず転職サイトに登録するだけでいい。
まず職務経歴書を更新するだけでいい。

「全部やらなきゃ」 という思い込みが、
最初の一歩を重くしています。

できることから、
 一つだけ。

5. 残業が多い職場を「選び続けている」可能性


少し厳しいことを 
言います。

残業が多くて、
つらいのに辞めない人の中に、 
「残業が多い職場を自分で選んでいる」 パターンがあります。

これは 責める話ではありません。

例えば、 
こういうケースです。

「忙しい職場のほうが成長できる気がする」 
という思い込みがある。

「残業代が収入を支えている」 
という現実がある。

「仕事が忙しいことを 言い訳に、転職という決断を先送りしている」 という無意識がある。

もし思い当たるなら、 
「本当に残業を減らしたいのか」 
を正直に問い直す必要があります。

「残業が嫌」と 言いながら、 
実は「このまま現状維持したい」
 という気持ちがあるかもしれない。

自分の本音と向き合うことが、 
正しい方向への 第一歩です。

6. 毎日終電だった方が、転職に踏み切れた話


実際に支援した方の話をお伝えします。

毎日終電、休日出勤もある。 
有給は一度も取ったことがない。

そんな状態で相談に来た方でした。

「転職したいけど、 こんな状態じゃ 無理ですよね」 という言葉から始まりました。

話を聞いていくと、 
踏み出せない理由が3つ見えてきました。

残業代込みで 月収が高く、下がるのが怖い。

今の仕事が大変なぶん、 
スキルはついているという自負がある。

後任がいないので、 
辞めたら迷惑がかかる。

一緒に整理した結果、 
こんなことが分かりました。

残業代を除いた基本給ベースでは、
市場水準と大差なかった。

今のスキルは、
 転職市場で十分評価されるものだった。

後任の問題は、 
会社の責任であって相談者が抱える問題ではなかった。

整理したことで 
「踏み出せない理由」が 
「思い込みだった」と気づいた瞬間、 
表情が変わりました。

転職活動を始めて2ヶ月で、 
残業が月20時間以下の職場から内定が出ました。

「あんなに 怖かったのに、 動いたら あっさりでした」 と笑っていました。

7. 限界を超えてから動いても、選択肢は減る


一つ、 
知っておいてほしいことがあります。

体や心が本当の限界を超えてから 
転職活動をしても、
選択肢が狭まります。

判断力が落ちた状態では、 
「早く抜け出したい」 
という焦りで転職先を決めがちです。

結果、
 条件を妥協しすぎたり、 
また同じような職場を選んでしまったりする。

今、 「しんどいけど まだ動ける」状態なら、 
それは動ける状態です。

限界ギリギリより、 
まだ余力があるうちに整理を始めるほうが、 
転職の質は上がります。

「もう少し頑張れる」 という感覚は、 
美徳ではなく リスクです。

残業で消耗しながら過ごした時間は、
 取り戻せません。

動けるうちに、 
整理を始めてください。

8. まとめ|整理が先、転職活動は後でいい


ここまで読んでいただいて、 
ありがとうございます。

今日お伝えしたことを
整理するとこうなります。

残業が多くて限界なのに踏み出せないのは、 
意志が弱いからでも
忙しすぎるからでも ありません。

整理が足りていないからです。

現状の何がつらいかを言葉にして、
転職に何を求めるかを優先順位つきで決めて、 
最初の一手を一つだけ動かす。

この順番で進めれば、 
忙しい中でも転職の準備は始められます。

転職活動は一気にやらなくていい。

整理が先、 
活動は後でいい。

限界になってから動くより、 
今の余力があるうちに整理を始めることが、
一番いい選択肢です。

「もう少し頑張ったら」と思っているなら、 
今日その考えを手放してください。


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