こんにちは!暖かくなり、新生活から自分でお弁当を作ろうと考えている学生さんも多いようです。そんな中、「お弁当箱を洗っても菌が残っていそうで不安でどのように洗えばいいですか?」と質問をもらいました。
菌の世界は、知れば知るほど「発酵」の楽しさに目覚める人もいれば、逆に「制御できない怖さ」を感じてしまう人もいます。でも大丈夫。正しい知識があれば、その不安は解消できます。
実は、「洗ったつもり」でも落としきれない菌がいます。
• 熱やアルコールに強い菌: セレウス菌やウエルシュ菌などは「芽胞(がほう)」という殻を作るため、熱湯やアルコールでも死滅しません。納豆菌も非常に強く、食中毒の原因にはなりませんが食品を傷めることがあります。
• 口の中の菌: 食後のお弁当箱には、食事中に移った菌が残っています。これらが少しでも残っていると、食べかすを栄養にして一気に増殖してしまいます。
【不安をなくすための3つのポイント】
1. 汚れはすぐに落とす: 菌が増える前に、まずは物理的に洗い流すことが基本です。食べたらすぐに洗う。
2. 素材を知る: お弁当箱の素材が「熱湯」「アルコール」「次亜塩素酸ナトリウム」に耐えられるか確認しましょう。熱湯消毒やアルコール消毒 次亜塩素酸消毒ができる素材があります。傷がつきやすい素材のものはキズが菌の住みかになることもあります。ゴシゴシスポンジで洗っていたらキズを増やして菌の住みかを作っていたということもあります。
3. パーツもしっかり: 汚れやカビが溜まりやすいパッキンなどの細かいパーツも、こまめに(1週間に1度程度)外して洗浄してください。
洗浄がなぜ大事なのかは菌を「殺す」だけでなく「増やさない環境を作る」ためです。
最後に洗浄後はよく乾燥させてしまっておきましょう。乾燥することで菌を減らすこともできます。(芽胞菌は乾燥にも強いです)
乾いた環境で次のお弁当を入れるために清潔に保ちましょう。
正しいお弁当箱ケアを味方につけて、安心してお弁当ライフを楽しんでください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。