こんばんは!なまこです。
今回は最近観た映画『遺書、公開。』の感想レビューをしていきます♪
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今回観た『遺書、公開。』は漫画原作の作品で、
私は原作未読でしたがとても楽しめた内容でした^^
この作品を観ようと思ったキッカケは、
いつもと同じく映画館の予告で面白そうだなと思ったことと、
髙石あかりさんという推しの若手女優さんが出演されていたので公開前からチェックしておりました。
髙石あかりさんは当時グループ活動をされていて、その時代にたまたま生でお見かけして「可愛い子がいるなあ〜、絶対売れるだろうな」と思って少しだけ追っていました。
そのグループは解散してしまいましたが、今こうやって色々なドラマに引っ張りだこで朝ドラも決まっているので個人的にはとても嬉しい&私の目に狂いはなかったと思っております←
今は陰ながら応援させていただいている所存です( ´ ▽ ` )
その他にも役者さんがネクストブレイク必至の方達ばかりで、演技の表現力もとても高かったです。
そして今作はスクールカーストが題材になっているのですが、
スクールカーストもので代表的な映画作品として『桐島、部活やめるってよ』があります。
『桐島、部活やめるってよ』とは関係のない作品ではありますがこのブログをご覧になる人がスクールカースト作品を一括りにしないように対比として後述させていただきます。
それでは今作のあらすじをざっくり紹介します。
〜あらすじ〜(ムービーウォーカープレス引用)
新学期の春、私立灰嶺学園2年D組の生徒24人と担任教師の明確な順位を示した序列がSNSで送られてくる。タチの悪いイタズラだとしたら、誰が何のために決めたものなのか? 犯人が分からないまま時は過ぎ、ある日、誰もが羨む序列1位の姫山椿が学内で自殺した。そして、葬儀の翌日、クラス全員に姫山椿からの遺書が届く。死んだ姫山の遺書がなぜ教室に? 1位の彼女はそもそもなぜ自殺したのか? 遺書は本当に姫山が書いたのか? 姫山の自殺の真相に迫るべく、全員が自分の遺書をクラスメイトの前で公開することに。だが、その異例の遺書公開は、クラスメイトたちの本当の顔を次々に炙り出していく。
暗い予告編に加えて、PG-12指定になっていたのでホラー描写が多いのか?
と思っていたのですがそんなこともなかったのでホラー苦手な人も観られると思います。
とはいえ、人間が一番怖い生き物ですからね。
人間模様という点ではある意味でホラーかもしれません…
※※※ここから先は、私の独自の感想になります。
映像作品の現場にいた経験があるからこそ、基本的に悪評は書きません。
ネタバレにならない程度に書いていますが、気になる方は読み飛ばしてください。
まずは映画全体についてお話ししていきます。
若手俳優さんがたくさん出てきますが、演技に見応えある方達ばかりだったと思います。
一周回って顔芸大会のようになって迫力がありつつも笑ってしまいそうになるシーンもあったのですが。。笑
鬼気迫るシーンや本心とは真逆なことを言っているという描写としては完璧。
生徒たちの本心が浮き彫りになるたびに鳥肌が立つ構成でした。
脚本が鈴木おさむさんだからというのもあったのでしょうか?
ト書きか監督の演出かはわかりませんが・・・
私、鈴木おさむさんは昨年引退されたとばかり思っていたのですが、引退前の作品だったのですかね?
コメディのイメージが強かったので、そういったのも入れつつだったのかな?(狙ってかはわかりませんが)
でも、こういったテイストの作品も良いなと思いました^^
そして前述した『桐島、部活やめるってよ』との対比ですが…
『桐島、〜(略)」に関してはリアルな描写が多く、よくある日常をカメラ回して客観的に観ている感じ。
なのでゆっくり時が流れる、良い意味での邦画感があります。
しかし今作は一人一人遺書を読むシーンがあるのでコロコロ場面転換されて飽きない工夫になっていました。
その代わり盛り上がるところと落ちるところの乱高下があるので途中でついていけなくなる場面もあったのですが、『桐島、〜』のようなぼかして見せるような内容ではなかったり、スクールカーストについて自分達で考えるような難しいシーンが少なかったので比較的観やすいのかなと思いました。
悪く言えば、全部セリフとして感情や本心が出てくるので自分で考えてストーリーを考察したいと思う人には物足りないかもしれません。笑
『桐島、〜』の場合はスクールカースト上位の桐島が部活をやめたことにより動く物語で、一見関係ない下位層(と位置付けられている)生徒たちも巻き込まれていく話でしたが…
今作に関しては序列1位の姫山さんと全員関わりがあって全員自殺に関与した疑いが出てきます。
その点の比較でいえば、全員にちゃんとスポットライトが当たっていて無駄な配役がない登場人物たちだったかと思います。
(桐島でも無駄な登場人物はいませんでしたが、いなくても成立するかな?みたいな子達はいました)
個人的には今作の方が序列という順位が目に見えて出てしまっているのでスクールカーストの構図がわかりやすく好みでした。
私自身はスクールカースト中ぐらいだったのでどちらの気持ちもわかる、、
といった思いで見ていたのですが、人によっては登場人物への感情移入が強くなるかもしれないですね。。
大きないじめ描写はないですが、繊細な方や学校生活にトラウマがある方は注意してみてください。
最後に物語についてお話ししていきます。
序列1位の姫山さんという女の子が自殺してしまうことにより物語が展開していくのですが、
このキッカケがなければきっとみんな自分の本心に蓋をして生きていったのではないかなと思いました。
クラス全員が本心を出さず生きていたり、隠しているように見えてダダ漏れな人がいたり、
本心に気付かぬふりをして生きる人ばかり。
私たちが現実世界で生きている中でも誰かの不意な発言で「あれ、この人本心はこう思っているの…?」と思うこともありますが全員が全員そういうわけではないですよね。
本心を隠すために真逆の言葉を言って嘘をついたり、話すことを避けて逃げる人もいます。
この作品では、口から出たことや表情・仕草だけが本心だとは思ってはいけないと言われているような気がしました。
じゃあ本心はどこにあるのか?という話になってくるのですが、
それはもちろん自分の心の中ですよね。
自分の心の内を見せられないのは理由があるのです。
嫌われたくない
自分が悪いやつに見える
恥ずかしい
キャラじゃない
などなど…
信用できない人には心の内を見せられないですし、全員に見せる必要はありません。
ですが誰か一人でも心の内を話せる人がいたのなら、姫山さんが自殺することはなかったのではないかなと思います。
そう考えると話せる誰かがいるって本当に大事だし、当たり前じゃないですよね。
私自身相談業をやる身として、
「信頼されるような人間にならないと」と思ってしまうことがありますが…
それこそが自分のエゴで相手にとっては余計なお世話なのではないかなと思うことがあります。
なのでなるべくフラットに、いつでも受け入れる体制をとれるように日々発信活動をしていきたいと思いました。
以上感想レビューでした!
映画『遺書、公開。』は1月31日に公開したばかりなので気になる人は観に行ってみてください^^
最後までご覧いただきありがとうございました^^
苦しい胸の内を少しでも話したいと思った時にいつでも頼ってくださいね。