vs反抗期息子⑨

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コラム
〜中学生になった愛息子との闘いの記録〜⑨

翌日、もちろん学校へは連絡した。
クラスの男子達からニキビのことで嫌がらせを受けていたこと、
友達と気まずくなりたくないという理由から
具体的に名前をあげようとしないこと、
先生には本当は言わないでほしいと言われていたこと、
話を聞いた時には私の方から
「そんなクラスには行く価値ないね、行かなくていいよ」と話したこと、
息子の居場所を奪われてしまったことが本当に腹が立つと、
担任の先生に全部正直に話した。

それから、相手はいじっているつもりでもこちらはかなり傷ついているし
これはれっきとした“いじめ”にあたり、絶対に人に言ってはいけない言葉
なんだという話をしたことも。
だから、ちゃんとみんなには注意してほしいと私も泣きながら先生に伝えた。

担任の先生には申し訳なかったが、言わずにはいられなかった。
なりふり構っていられなかった。

「わかりました。私の方でも生徒たちにはそれとなく聞き取りしてみます。」
先生からの言葉はそれだけだった。正直、頼りなく感じた。

一週間以上経過した頃、担任の先生から連絡があった。

先生は生徒達にそれとなく聞き取り調査をしてくれていたようだった。
しかし、こちらも名前を出していなかったこともあり、息子が嫌がらせを
受けているのを見聞きした生徒はいなかったという回答だった。
クラスの大半の男子が言っていたのであれば、一体だれが正直に言うだろうか...ちゃんと確認してくれたんだろうか...正直、そう思った。
誰だって密告者にはなりたくない。
ましてや、自分も言っていた人ならばなおさらだろう。
でも、「一旦はこの事実を受け止めよう、
隠れた犯行だったなら、わかるわけもなかろうし」そう思った。
また、息子の名前を言いたくないという気持ちは、
またいつかみんなと仲良くなれるかもという期待もあるのかもと思った。
だから一旦、モヤモヤする気持ちを飲み込んで先生と息子を信じることにした。

それから、部活だけの参加でもいいから学校へ来てほしいとの話だった。
クラスには行けないけれど、部活は楽しいからと部活のみ参加する子も
いるからとのことだった。
学校側も、完全な不登校となってしまわないように許可してくれているらしい。
少しずつ登校することに慣れてきたら、6時間目からの登校⇒5時間目からの登校へとシフトしていければ良いとのことだった。
その言葉に甘え、息子もなんとか部活にのみ参加するようになった。
みんなが帰りの会をする頃の登校...。
大丈夫かなぁ...かえって気まずくならないかなぁ...
楽しいことにだけ参加するなんて、友達たちに何か
言われるんじゃないのかなぁ...。
かなり心配だったけれども、意外にも本人は全く気にしていない様子だった。
後々わかったことだが、息子が不登校になる以前から、
友達や同じ部活内にも不登校の子、部活のみに参加している子、
毎日早退する子、毎日午後から登校する子など周りに沢山いたらしい。
だから、息子にとっては何も特別なことという感覚が無かったのだろう。
「自分もそうしただけ。」
これが理由の一つであったのかもしれない。

今どきの学校事情を聞き、むしろ、よく今まで頑張って学校に行ってくれていたなぁ〜と、そんな気さえした。

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