vs反抗期息子⑧

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コラム
〜中学生になった愛息子との闘いの記録〜⑧

6月に入り、夏の大会に向けて部活動の練習にも力が入る時期。
学校に行かなければという気持ちと、行けない気持ちに
葛藤していた息子。
なかなか行きたくない理由を話してくれず、
私も、もうどうしたら良いのか分からなかった。
でも、ここで投げ出すわけにはいかなかった。

「何が嫌なのかちゃんと教えてくれないと応援してあげられないし、
夜ふかしの原因になっているスマホやゲームも取り上げなきゃいけなくなるよ。だから、ちゃんと気持ちを教えてほしい」

それでもなかなか言いたがらなかったけれど、
ようやくポツリの一言発してくれたのが
「もう、あいつらとは関わりたくない」だった。

それからなんとか聞き出した情報では、どうやら、クラスの男子達(ほぼ全員)から、ニキビのことをからかわれていたらしかった。
しかも、息子が何か物を触ろうとすると「(ニキビが移るから)触らんで〜」と言われていたらしい。泣きながら話してくれた。
最初は頑張って聞き流していたらしいが、あまりにもしつこく、
もうみんなと関わるのが嫌になったとのことだった。

息子のニキビは小学校高学年から出来始め、病院に通うもなかなか治らず、
悪化する一方だった。
医者には、「年頃だから仕方ない、すぐに治るものじゃないからそのつもりで治療に向き合ったほうが良い」なんていわれていたため、
私も半ば、今は何をしても無駄なのかなと諦めていたところがあった。

でも、息子から嫌がらせをされていた話を聞いたとき、本当に腹が立った。
こちらが何をしたわけでもないのに、ましてや、こちらだってずっとニキビに悩んでいたのに。それをそんな風に傷つけるなんて!!絶対に許さん!!
そう思った。

「そんなクラスなら行かんでいい!行く必要ないし、行く価値ないね!!」
私は言い切った。

息子は、この理由を恥ずかしくて言えなかったんだろう。
そう思うと余計にクラスの子達への怒りが爆発し、私は怒り狂った。
聞かせてくれて本当に良かった。心底そう思った。

でも、息子からは意外な言葉が飛び出した。
「先生には言わないでほしい。あいつらも悪気はないやろうし」

いや、いや、いや、待て〜い!!
そんな言葉、悪気はなかったでは済まされんぞ〜!!

相手側はいじっているつもりでも、言われた側が傷ついている時点で、
それはれっきとした“いじめ”になるんだということをはっきりと伝えた。
絶対に人に言ってはいけない言葉だし、言わせていい言葉でもない。
ましてや、言われていい言葉でもない。
息子にも自分自身のことを大切にするということがどういうことなのか、
ちゃんとわかっていてほしかった。
だから先生にもちゃんと話して、みんなに注意してもらわなければ
ならないことなんだと話した。

きっと、息子は自分がいじめられているのだと認めたくなかったんだと思う。
だから、ずっと頑張って、言われても言われても軽くあしらおうと
していたんだ。だけれども、体育祭という大きな行事が終わり、
緊張の糸が切れてしまったのだろう。

私は息子にこれ以上惨めな思いを感じさせないよう、
私が代わりに怒り狂ってみせた。
親に知られて恥ずかしいという気持ちよりも、
この親、キレたらヤバい(゚∀゚)...と
思わせているほうが数百倍マシだと思った。

ただ、その代わり息子には、
もし友達が謝ってきたときにはちゃんと許してあげるように伝えた。
誰かを傷つけようとするのは、大抵、その人自身が自分に自信が無い証拠。
相手を見下して自分が上に立つことで自尊心を保とうとしているのだと。
だから、本当は相手の方が心が病んでいるのだと。
だからもし、ちゃんと心から謝ってきた時には許してあげてねと伝えた。

「この親、何言ってるんだ?ちょっと意味わからん。」
って思っていたかもしれない。
なんかそんな顔をしていた。
でも、今はそれでもいいと思った。
その代わり、私が息子の分まで怒り狂ってみせようと心から思った。
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