未来に怯えない

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命があるということはいつか死が訪れるし
形のある物はいつか壊れてしまう。

ずっとそのまま変わらないものなどなく
天気も自然も体も心も考え方も価値観も
流動的に変化します。

個人差はありますが
私たち人間は未完成の状態で生まれて
内臓など完全な状態になるまでに約15年、
20代前半に成熟し、30代前半にピークを迎えます。

完全に体の発育が終わった後も
私たちの体は日々変化しています。

胃腸の細胞は約5日周期
心臓の細胞は約22日周期
肌の細胞は約28日周期
筋肉や肝臓などの細胞は約2か月周期
血液は約4か月で入れ替わり
骨は1日に1gずつ作り替えられ
全ての骨が新しい骨に入れ替わるには
約3~5年かかるといわれています。


昨日の自分と今日の自分は違うのです。


不変的なものなどこの世にはないし
昨日と今日では何も変わっていないようで
細胞レベルでは日々変わっているのです。

それでも変わっていくことに
不安を感じてしまうのはなぜか。

それには恒常性(※ホメオスタシス)が
大きく関わっているそうです。
不安に感じることは当たり前のことなのです。

ただ、不安に感じたとしても
どんなに思い悩んでも
未来のことは分かりません。
思い描いている未来に辿り着くために
何をするべきかを考えた方が
すぐに解決しなくても
不安からは多少解放されます。


未来を不安視するその感情から離れられないのは
心が【現在】にいないということ。

先のことを何も考えないということではなく
何に対して不安なのか、
不安にかられた時どうするべきか、
大切なのはそこにフォーカスすること。

心が詰まった時は背筋を伸ばしてゆっくり深呼吸。
今自分に生まれた感情をそのまま受け容れて
【今】を生きるために必要なことを
考えることが大切です。





※ホメオスタシスとは
体の外の変化に関係なく体内の状態を一定に保つ能力。
ホメオスタシスが乱されそうになると
自立神経、内分泌、免疫が守ることで健康を維持。
(平熱を保つ、細菌がいない状態を保つなど)

心理学的なホメオスタシスは【現状維持】
新しいことをする、知らない場所に行くなど
自分が『変化しよう』とする時に働く。
良くも悪くも恒常性を維持しようとするので
今までと違うことを始めても続かなかったりする。
(ダイエットとか禁酒とか!!(笑)




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