老いては子に従え
という言葉はありますが、
そんな名言ができるくらい
子に従うのが苦手な親が多いです。
そこで子どもが良かれと思って
「こうしたら?」「ああしたら?」と提案したら反抗されてしまう。
では親はどんな子どもを頼りにするのでしょうか?
それは
自分のことを理解してくれている人
自分のことを認めてくれる人
です
そうなんです!
信頼は自分を認めてくれているという安心感が前提なんです。
反抗される場合は、親にとって何か否定された感じがあったのかもしれません。
そこで今回は、日ごろの会話の中で親との距離を縮める返事について考えていきたいと思います。
自分のことを理解してくれていると感じる会話
「毎日散歩してるけど、膝が痛くてね。」
「庭の草むしり頑張ったけど、腰が痛くなっちゃった。」
このような言葉には、「頑張っていること(A)」と「大変なこと(B)」の両方が含まれています。
こういう会話の場合、うしろに使われた言葉が印象に残ります。
上の話の場合
「痛くてね」
「腰がもうダメ」という言葉です。
特に親の気持ちを表しているので、
「膝が痛くなっちゃったんだ」
「腰が痛くなったんだね。」と返すことで
両親は気持ちを理解してくれたと感じるでしょう。
自分のことを認めてくれると感じる会話
私たち相談の専門職の人たちは、「頑張っていること(A)」と「大変なこと(B)」を意図的に言い換えることがあります。
これをすることで親の言葉の印象が大きく変わります。
コツはポジティブな言葉を後ろに持っていくことです。
それでは見てましょう。たとえば
「(A)毎日散歩してるけど、(B)膝が痛くてね。」と言ってきたら
「(B)膝が痛いのに(A)毎日散歩しているんだね。」と返事します。
ほかにも
親: 「(A)庭の草むしり頑張ったけど、腰がもうダメだわ。」
返答:「(B)腰が痛くなるくらい(A)草むしり頑張ったんだね。」
親: 「(A)衰えないように体操は続けてるけど、疲れるよ。」
返答:「(B)疲れるけど(A)衰えないように体操を続けてるんだね。」
このように言葉を入れ替えることで親の頑張っている部分にスポットが当たります。
※もちろん痛みに関しては病院に行く提案も大切です(笑)
言葉の順番を変えるだけでポジティブに
「AだけどB」や「BなのにA」と言葉を入れ替えるだけで、
親にとって当たり前にやっていることが「頑張っていること」と認識し、自信につながります。
”これからも頑張ろう”と前向きになるきっかけになるかもしれません。
そして、子どもが親を認めているというメッセージになります。
親と信頼関係を作り、言葉の力で元気を引き出そう
高齢の親がネガティブな言葉を口にしたとき、それを受け止めることで親との距離感が縮まります。
そして、「AだけどB」という言葉を入れ替えることで親を認め、親が前向きになれるきっかけになります。
ちょっとした言葉の工夫で、親子関係が変わる可能性があるので
ぜひ、日常の会話で試してみてください!