サンプルテキスト「音楽と言う名の深い森がある」

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コラム
以前、音楽系のSNSに在籍していた頃の話。
当時はVOCALOIDブーム真っ盛りで…それを良く思わない会員さんも多く、叩きや誹謗中傷・喧嘩などなど何かともめ事が多かったのです。
VOCALOIDから音楽という趣味に手を出した人達の中には、前々音楽の知識がない人も多かった(私もですがorz)ので、それを論いバカにすると。
あるいは「自分はこんなに凄い」を過剰に誇り、主義主張を誰かに押し付ける人も多かったようです。
そんな中で、さすがに酷いと思いそこにある日記機能を使って、そっと書いたものを私の文章力の判断に使えるかなと載せてみます。
※良く考えたら、これは「音楽」のみならず、色々な趣味や職種などにも置き換えられるかも知れませんね(^^;;

少々遠回しかつファンタジーちっくな例えにて、思うところをこっそり書いたものです。
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『音楽と言う名の深い森がある』

音楽が好きで自分でも作りたくて始めた人って多いと思う。
うっかり(違)趣味が高じてプロになっちゃう人だって、沢山いる筈。

森だ。
「音楽」と大雑把に名付けられた、魔法の森。

広大で…恐ろしく広大で、多くの人が様々な所に「道」を作り、多くの人達が自分が思う「先人が残した」それらの道を辿ったり、あるいはそれをお手本にして自分なりの道を作り上げていく森。
出口は無くて、「進むことを諦めた」者の前に現れるだけ。
森から逃れた人達は、そこから楽で平坦な道が続く。それが良いか悪いかはともかく…。

その森の中にあると言われる理想郷への憧れが、そこを進む人達にはある。
でも、それがどういう場所なのかどこにあるのかは、誰も知らない。

森は、立ち入る者によって変化するんだろう。
人によって暗く恐ろしく感じたり、明るくて楽しく思える場に感じたりと様々なのだろう。

そこは広すぎる森だから、そりゃぁもう色々な人が居る。居すぎる位、いる。
辿っている道も様々なもんだから、そこから色々な事も起きてしまう。
進むのを妨害されたり、助けられたり教えられたり…喧嘩したり泣いたり笑ったりする出会いや別れも、人生そのものみたいに…そこにはきっと、あるんだ。

複雑だけど、でも一旦魅了されると中へと進まざるをえなくなる…魔法のかかった不思議な森。

立ち入るための資格なんて必要ない。
無駄に大きな声で「そも、この森に立ち居るには!」なんて説教たれる人も居なくはないけど、興味さえ有れば知識や経験なんて必要なくても入れてしまう。
無論、「行き慣れた人」と「初心者」では苦労の多さには格差が出てしまう事も多いけど…。

入り来る誰をも受け入れてしまう「森」。
だからこそ難しくて、難しいからこそ進み甲斐があると思う。
プロとかアマチュアとか関係なく、「森」はそこに拡がる…だからこそ。

そして、誰もが前へ進みたいんだ。
その歩みを阻む権利は…誰にもない筈、だ。

この「音楽」と言う森には、ルールはあるかも知れないけど「絶対間違っている」は本当はないのかも知れない、と思う。
かつて、認められなかった物が時代によっては主流になっていたり、誰もが知っていた物が少しずつ風化し薄れていく事実を思えば。

否定されたからと言って、間違いだったんだとは思わず「何故、否定されたのか」を分析出来る冷静さが必要かもしれない。
駄目だと感じたら、「どうして駄目なのか」を理解しようとする心の余裕が必要かもしれない。
「疑問」と「納得」と、「意見」と「感想」の織りなす物、「否定」と「肯定」の間にある物を見極められたら素晴らしいだろう。

難しいと考えて頭を抱えるにはまだ早いんだ。
手探りでゆっくりと進めばいいんだよと、自分を励まそう。
疲れたら、迷ったら座り込んで振り返ったり、「森」から見える空を眺めたりして一旦休止も悪くない。

目的や思いやその色々は皆違うにしても…みな同じ「森」を目指し中へと立ち入った者達は、きっとどこかで同じ何かを感じたり思ったりしてる筈じゃないだろうか。
だからこそ、鍛えあい高めあえればいいなと思う…理想論でしかないかもしれないけど。

たまには、お互いに自分の理解の域をに大きく外れている事に驚き、大げんかしても良いかもしれない…ただ、何か得る物があれば、だけど。

そういった経験とかが、自分を強くしたりより前へと進める原動力になると思う…思いたい。

森だ。
「音楽」と大雑把に名付けられた、魔法の森。

広大で…恐ろしく広大な。
近道なんてないし、目前に広がるのは数えきれない道。整っていたり荒れていたりの道を自分で選んで進むのみだ。
その果てに、自分が納得ゆく結果・成果と言う「たからもの」が有ればと願い、進んでいく。

そんなお前はどうなんだ?と聞かれれば…入り口から余り離れていないところを、先生や友人の導きで進んでいる所かな。

「ずいぶん来たんだろうなぁ」なんて偉そうに思って振り向いたら、入ってきた入り口が結構デカいサイズで見えてて「アカン…まだまだやん」と、猛烈に呆れて苦笑いしている感じ。

「森」に入った頃は何も知らなくて、でも楽しくて楽しくて堪らなくて。
でも、先を行く何人かに「お前風情が」と馬鹿にされ、悔しくて泣いたり、進めば進む程に知らないことの多さに気づき立ち止まってしまい、「どうしたら?」と、しゃがみ込んだ。
そして
差し延べられた手に助けられ、周りを見回しながら歩くスピードを落として、おどおどと歩き直してる真っ最中だ。

自分が今まで経験してきた苦労や、「音楽」と言う深い深い森に入ろうと勇気を出して一歩踏み出した頃の純粋な心を忘れず、ただ自分が思う「道」を進めたら嬉しいな。

恩師が、大好きなバンドが…教えてくれた『音楽は音を楽しむと書く』と言う言葉を、暗い足下を照らすランプにして。


「音楽」と言う名を持つ深い森は、あなたが興味を示した途端そこに現れる。
足を踏み入れるかどうかはあなた次第。
森の周りを散歩するも良し、入り口から眺めて満足するも良し。
でも魅力的なこの森はあなたの心を掴んで離さないかもしれない。
興味が持てるなら、どうぞ中へ。
同志がきっと出迎えてくれる、筈。
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