駄文:初めて参加したグループ展にまつわる思い出というか。

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コラム
SPLはがきズ.jpg
ずいぶんと前の話で大変申し訳ないのですが、生まれて初めての経験だったのでちょっと書いてみようかと思います。
当時はpixivと言うイラスト投稿サイトに参加しており、ファンタジー寄りの短いお話をこれまた不思議な飲食物のイラストを添えて「幻想喫茶店」と言うシリーズとして展開して(ここのブログにもサンプル投稿として載せてます)いました。
大人気とまでは行きませんが…それなりにファンが付いて下さり、中には「幻想喫茶店」の雰囲気をテーマに素敵なお話を書いて下さった方まで居て、大変嬉しかったのを覚えています。

さて、そんな中でとある画廊を運営されているオーナーさんから「飲食物をテーマにしたグループ展をやるんだけど参加しませんか?」とのお話を頂きました。
で、ちょっと迷いましたが(参加料…展示費用?も貧乏な私には少々高かったのと、会場となる画廊が東京都内でしたので…)、色々とご相談させて頂き、大阪くんだりからドキドキしながら参加しました。
珈琲(カップメインかな?)のイラストとなると、相当数描いていたので、そんな中から色々と選び、その他の作品も含めて展示用のものをまとめました。
でも、出力センターとかに持ち込むにはおこがましいと思ったので(汗)、自宅のプリンターを駆使して、紙製とは言えなかなか素敵なフレームを買い込み、何か一所懸命でした(笑)。
そして、一緒に販売物も作って欲しいと言われていたので、自宅の昇華型熱溶融印刷が可能なハガキサイズ用プリンタで印刷した絵ハガキを数種類持ち込んだんですが…みなさんの物販で販売されている絵ハガキが1枚500円、みたいな感じで驚いたもんですw
いや、皮肉とか何だよソレ!って言うのではなくて、やっぱり皆さんの作品はそこまでの価値があるんだなぁと感心したんですよね。
私はと言うと、元々やっていた同人誌のノリで5種類で1セットとかで150円だったか200円(お、覚えてねぇ…orz)で販売していたんですが、それなりに売れてたようですw
※その時の絵柄が添付させて頂いたものです。

美味しそうなケーキの絵、「食」についてこんなイメージ!と言った大判の油絵、可愛い動物達をモチーフにしたお菓子のイラストなどなど、さまざまなものが展示されていました。
そして展示している絵にしても、そのまま販売可能で次々に買い手がついていた様です。
ただただ凄いなぁと。

さて、出展者の皆さんは私以外殆どが芸術大学の生徒さんとプロの画家さん。
何人かのファンが何度も足を運んでいる感じで…単なるアマチュアでしか無かった私にはちょっと肩身が狭かったです(苦笑)。
だけど、わざわざ「あなたの面白いセンスが気に入った、珈琲のイラストをたくさん持ってきてよ」と声を掛けて下さった画廊のオーナーさんに感謝しつつ、一所懸命作品をチョイスし展示させて頂きました。
プロとアマチュアの差を痛感したり、作品の前で色々と言われちゃったりとかして凹んだりする瞬間もありましたが、良い経験でした。

私は無駄にネタっぽいイラストが大好きでそういう絵を良く描いていて、グループ展にもいくつか持ち込んでいました。
そして、展示会の最終日。
その妙なイラストの1枚が気に入ったので買わせて欲しいと、なんと画廊のオーナーさんから仰って頂けたんです!ビックリしましたw
でも、値段を付けるなんてアタシみたいな奴にはとんでもない!と差し上げてきました(^^;;
その絵がこれです(笑)。
SPLタワーパンケーキ?.jpg
当時、積み重ねたパンケーキが流行ってたんですよねぇ(笑)。
…って何てモンを描いたんだ私は(^^;;
ま、まぁ気に入って頂けたなら良いんですよ、ええw

自分が作り出したものを販売するなんて、同人誌即売会でしか無かったし、画力も人気も無かったので、毎回振るわず。
でも、「交流の場」だと自分に言い聞かせて参加していた様な感じでした。
イラストや封筒・便せん、ドール用アクセサリ、自作のゲームブックや同人誌(オリジナル・二次著作とも)を細々と販売した程度だったので、冗談抜きで本当に貴重な経験をさせて頂いたと今も思います。

余談ですが、死ぬまでに(大げさw)思い入れの強いこの「幻想喫茶店」シリーズを1冊の絵物語本にまとめて自費出版したいよなぁと思っていたりします。
いつか、ね。
駄文・長文にて失礼しました(^^;;
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