【うつ病・繊細さん】自他の境界線を大切にする

【うつ病・繊細さん】自他の境界線を大切にする

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コラム
うつ病や繊細な気質を持つ方の中には、人との距離感に悩みやすい方がいます。

「この人ならわかってくれるかもしれない」「もっと仲良くなりたい」という気持ちが強くなり、急に距離を縮めてしまった経験はないでしょうか。

特に、自分が心を許した相手には、自分のことをたくさん知ってほしい、受け入れてほしいという思いが強くなりやすいものです。

その結果、自分の悩みや気持ちを一方的に話し続けてしまったり、頻繁に連絡を取ったりしてしまうことがあります。

もちろん、誰かに寄り添ってほしいと思う気持ちは自然なことです。

ですが、人にはそれぞれ心地よい距離感があります。

こちらが「仲がいい」と感じていても、相手はまだゆっくり関係を築きたいと思っていることもあります。

この違いを知っておくことは、とても大切です。

また、繊細な人ほど相手の感情に引き込まれやすい傾向があります。

相手が落ち込んでいると、自分まで苦しくなったり、相手の問題を自分が解決しなければならないように感じたりすることもあります。

しかし、相手の人生は相手のものです。

支えることはできても、背負う必要はありません。

自他の境界線とは、「ここまでは自分、ここからは相手」と心の中で区切ることです。

冷たいことではなく、お互いを尊重するための大切な線なのです。

私自身も、人との距離感に迷うことがあります。

そんなときは、「少し物足りないくらいがちょうどいい」と考えるようにしています。

全部を話さなくてもいいですし、全部を知ろうとしなくても大丈夫です。

適度な距離があるからこそ、お互いに無理なく付き合い続けることができます。

人間関係は、近づけば近づくほど良いというものではありません。

相手のペースを尊重し、自分の心も大切にすること。

そのバランスが取れていると、安心できる関係は少しずつ育っていきます。

「私は私、相手は相手」。

その言葉を時々思い出してみてください。

自他の境界線を大切にすることは、自分を守り、相手も大切にすることにつながります。

優しさは距離をなくすことではなく、お互いが心地よくいられる距離を見つけることなのかもしれません。


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